昨日は週に2回ボランティア参加している子ども食堂に行ってきました。
先日、所属しているライオンズクラブからご依頼をいただき、
例会内で私のボランティア活動に関するお話をする機会をいただいたのですが、
子どもの貧困問題に関する理解が広がっていることに感謝しています。
お話しさせていただいた後、多くの募金やご寄付をお預かりしたり、
寄付付きの製品販売のような形でのサポートを申し出て下さる方がいたりと
共感が広がっていることをうれしく思います。
私どもは地域密着で、地域社会のおかげで営業活動をさせていただいております。
できる限りではありますが、地域社会の恩返しをしていくのが義務と考えております。
最近になって、子どもたちの見えない貧困の問題を知りました。
食べるものがない、着る服がないような絶対的な貧困でなく、
多くの人は当たり前のようにある、
必要なものを買ってもらえる、
食べたいものを食べられる、
休日に親と出かけるなどのようなことができない、
相対的な貧困状態にある子どもたちがすぐそばにいます。
彼らは自分の境遇をアピールすることはありませんので、
一見気づきにくい貧困状態です。
昨年、ボランティア先の団体で小中学生と遠足に行きましたが、
動物園に初めて行ったというお子さんが実際に数人いました。
数百円で入場できる動物園に子どもを連れていく、
時間もお金も余裕のない家庭で生活している子どもたちがいます。
昨日食堂にいた高校生は、
修学旅行に持っていくバッグない、
私服で行くので困っていると悩んでいました。
私どもは、そういった苦しい状況にいる子どもたちをサポートし、
経験と学習を積み、就労して生活してけるような環境を後押しするお手伝いをしたいと思って活動しています。