「玄関ドアリフォームの会社選びはどうすればいいの?」
もちろん自信を持って、玄関ドアマイスターをお選びください!
と言いたいところですが、エリア的にお伺いできない地域の方もいらっしゃいます。
【ここだけのお話】
そこでぜひとも会社選びで押さえてほしいポイントは2点です。
①自社の職人が工事する会社
②工事経験者が下見にくる会社
「①自社の職人が工事する会社」に関してご説明いたします。
建設業界では、工事は下請け職人さんに発注するということが普通に行われています。
例えば、元請け会社がお客様に、
工事費100,000円で契約した工事が、
下請け職人さんには、2日かかるから
2人工×18,000円で36,000円
のような価格で発注されることが多いのです。
多くの下請け職人さんはまじめに工事してくれますが、
請負金額には不満を持っている方が多いのも事実です。
なぜなら、元請け業者が多く利益を取っていくのだから当然です。
そんな理由から、下請け職人さんは少しでも早く工事を終わらせたほうが得なのです。
リフォームの場合は、新築と違い、思わぬ作業が発生する場合が多々あります。
通常、元請け会社は多少の工事の変更では追加料金を払ってくれないので、
下請け職人さんは、そんな時でもじっくり工事できないのです。
いくら職人としてのプライドで、きちんとした工事をしたくても、
時間をかけて赤字を出すわけにはいかないからです。
そんな理由から、全国対応をしている会社などは注意が必要だと思います。
いくら契約した会社が責任を持つといっても、間違えて開けてしまった穴や傷は元に戻せません。
また、メーカー工事と言っている業者も注意が必要です。
まるでメーカーが責任もって工事するような印象を与えていますが、
アルミサッシメーカーは自社に職人さんを雇用していませんので、
実態はメーカーが発注した下請け職人さんが工事することになります。
この場合、元請け会社→メーカー→職人さんという発注の流れになるので
職人さんは2次下請けなるので、さらに安価で工事せざるをえないのです。
こういった見えない裏側を知ると、玄関ドアリフォームは、
地域に根差してしっかり経営している地元の建具業者がおすすめなのがご理解いただけると思います。
もちろん地元業者でも、保険の加入や保証などを確認する必要はあります。
「②工事経験者が下見にくる会社」に関してご説明いたします。
玄関ドアリフォームの下見は、建具の工事経験が必須と言っても言い過ぎではありません。
サッシメーカーが調査マニュアルを作ってくれてはいますが、
実際の現場は様々な状況がありますので、
工事経験がないと見えないところまで想像することが難しいのです。
実際、一般的なリフォームの現場で、
工事経験のない営業の方が用意した材料が納まらなくて、
職人さんともめている現場を目にすることはしばしばあります。
工事経験があれば、見えない部分の構造が分かりますし、
実際リフォーム工事をする立場に立って納まりを考えられるのです。
口だけ達者な営業マンが多いのも事実です。
下見に業者がやってきたら
「玄関ドアの工事を実際にしたことがありますか?」
と聞いてみてください。
経験がない方でしたら要注意です。
以上の2点を踏まえていただければ、
玄関ドアリフォームの会社選びは完璧です!
ぜひ会社の大小や価格だけではなく、
業者の実態を見極めて、
素敵で便利で防犯バッチリな玄関ドアにリフォームしてください 🙂