コラム

公開日:2018年8月23日

/ 最終更新日:2024年04月07日

玄関ドア交換リフォームを決断すべきタイミングとは?


戸建ての住宅の場合、外壁や屋根の塗装は、建物の内部に湿度が入り込み家を劣化させないよう、定期的にメンテナンスをされているお宅がほとんどです。シロアリ駆除も建物の基礎部分に損傷を与えられてしまうと怖いので定期的に業者に依頼して駆除されていると思います。そして、意外に後回しにされてしまうのが、玄関ドアの交換リフォームです。

しかし、玄関ドアも古くなると劣化し、様々なトラブルの原因になる恐れがあります。

出かけられない、家に入れない?

玄関ドアが古くなってくると、カギが回しにくい、抜き差しがしにくいという状態になることがあります。「鍵を交換した方が良いのかなあ?」「明日こそ修理を頼もう」と思っているうちに、鍵穴に挿したカギが抜けなくなってしまうことがあります。

そうなってしまうと施錠することができないので、そのまま出かけるわけにはいかず、鍵の専門業者に連絡し仕事に遅刻してしまうというような事態になりかねません。
反対に、疲れてやっと帰宅した時に、鍵が回らず家に入れないということがおこる恐れもあります。

鍵の抜き差しがしにくくなったり回りにくくなったりする原因は、鍵穴の中にほこりなどの汚れが詰まっている場合や、鍵の変形、鍵穴の部品の故障などが考えられます。

もし、そろそろ外壁の再塗装を考え始めているような築年数の住居であれば、鍵だけを交換するより、その他にもたくさんのメリットがある玄関ドアの交換リフォームを検討しませんか?

玄関ドアの開け閉めがしにくい

玄関ドアの開け閉めがしにくい場合、建てつけが悪くなってきている、住居自体が歪んでドア枠を圧迫している、扉の上部についていて、開閉の調整をするドアクローザーが故障しているなどが原因としてあげられます。

築年数が浅い住宅では、ドア枠の調整、ドアクローザーの修理などで解決できますが、築年数が10年以上になっている住宅では、玄関ドアの交換リフォームを決断する時期と言えます。

子供にカギを持たせるのが心配

お子さんが小学校高学年になり、そろそろ仕事に復帰して夫婦共働きに戻ることを検討する際に、心配なのは母親が帰るまでの時間を子供が安全に留守番できるかどうかです。
カギを持たせると、鍵を落としてしまうかもしれない、鍵を落とせば子供は家に入れず、鍵が見つからなければ、防犯のため鍵を交換しなくてなりません。
また、帰宅した子供がしっかり施錠できるのか、施錠したとしても押し込み強盗などの心配はないのかなど、心配の種は尽きません。

そのような心配を解決できる玄関ドアが、YKKAPのスマートドアやLIXILのリシェントです。鍵を使わずにカードキーやリモコンを使って施解錠ができる上に、優秀な防犯機能を持った玄関ドアのシリーズです。

室内側のハンドルには施解錠表示窓がついているので、お子さんが帰宅時に施錠したことを自分で確認できます。

防犯性が気になる

侵入強盗の内、最も多いのは戸締りを忘れた家への侵入ですので、施錠忘れを防ぐことが最も効果の高い侵入強盗対策です。


最新のキーシステムでは施錠忘れを防ぐオートロック機能や誤操作防止機能が搭載されている為、うっかりの施錠忘れを防ぐことができます。


もちろん侵入強盗の発生件数は年々減少しているとはいえ、鍵がかかっている家への侵入強盗がなくなったわけではありません。それどころか、その手口は、日々巧妙になっています。その為、家を新築してから10数年経ち、ずっと同じ鍵を使っているとセキュリティが心配になってきます。
ピッキングやサムターン回し、こじ開けなどの侵入強盗の手口対策がしっかりされている最新のカギのついた玄関ドアは、住居の防犯性を一挙に高めます。

家の中の温度差が大きい

 

玄関が寒い家は、廊下や浴室など、エアコンや暖房機による温度調節がされていない領域と、暖房や冷房をしている部屋との温度差が大きい家です。なぜなら夏の暑さの74%は窓やドアから家の中に流入してくるからです。反対に、冬場失われる家の中の暖かい空気のうちの52パーセントは窓やドアから流出していきます。つまり、断熱性性能の窓や玄関ドアが家の中の温度差を抑えるのです。

温度差の少ない家の中は暮らしを快適にするばかりではありません。特に、まだ小さく抵抗力の弱いお子様や、お年寄りのいるご家庭では、お風呂上がりの風邪や、ヒートショックなどのリスク低下にも役立ちます。

また、室内と玄関の温度差が大きければ大きいほど、結露が発生する率が高まります。そして結露が増えれば増えるほど、湿気によって住宅は劣化していきます。結露を減らす断熱仕様のドアは、家の劣化を抑え、耐久性を高めます。

玄関内が暗く、じめじめしている

北向きの玄関や、玄関内に窓のない玄関は、1日中暗かったり、風通しが悪かったりして、快適とは言えない環境です。玄関は居室ではない、通り抜けるだけだから構わないという考え方もあるかもしれません。しかし、玄関はお客様が自宅を訪れて初めて目にする場所ですから、家の印象を左右する場所とも考えられます。暗く、じめじめしていて、靴の臭いもするというような玄関では、好印象を作ることはできません。また、家族も朝爽やかに家を出ていけないのではないでしょうか?採風窓や採光窓のついている玄関ドアに交換リフォームをすれば、風通しの良い明るく快適な玄関に変えることができます。

玄関ドアの表面の傷や汚れが目立つようになり色も褪せてきた

木造のドアの場合、丁寧に手入れをしないとすぐに劣化してしまいますが、アルミや樹脂製のドアも徐々に紫外線や雨風などの自然環境によって色褪せ、表面の傷などによって経年劣化していきます。そうなってしまうと、どんなにお手入れをしても、掃除の行き届いていないという印象の玄関になってしまいます。玄関は家の外観の印象を左右するので、玄関ドアの劣化は家全体の印象をくすんだ感じに変えてしまいます。印象の良い家の外観を維持したいと思った時が、玄関ドアの交換リフォームを決断する時ではないでしょうか?

リフォーム前


リフォーム後

ベビーカーや車いすで出入りしたい

 

子供が生まれた、家族の一人が車椅子を使うことになったというような時には、出入りのしやすい玄関が必要です。袖付き片開きドアを親子ドアに変えて間口を広げたり、ドアを引き戸に変えて、両手が塞がっていても出入りしやすくしたり、使い勝手を向上させられます。

外壁塗装をした

外壁塗装をしたら、玄関ドアのデザインが古臭く感じられるようになった、色が外壁と調和しなくなったというような問題が起きた時には、思い切って玄関ドアも交換リフォームするのはとても良い選択肢です。以前は玄関ドアの交換リフォームは、ドア枠を削り取らなくてはならず、非常に費用も日数もかかりました。その為、外壁塗装をしたからと言って玄関ドアを交換するケースはほとんどありませんでした。しかし、現在では、既存のドア枠を壊さずに玄関ドアを新しく交換できるカバー工法が採用されるようになったため、費用も日数も少なく、手軽になりました。せっかく外壁をきれいにしたのであれば、玄関ドアの色やデザインも一新してはいかがでしょうか?

断熱性の高い玄関ドアで元が取れる?

玄関ドアの交換リフォームは、鍵の調子が悪い、経年劣化してきたなど、個々に考えると交換までしなくても…と考えてしまうことが多いです。

しかし、それに加えて、家の中の温度差が少なくなる、玄関内が快適になるなど、暮らしを快適にする要素を複合的に考えてみると、メリットの多いリフォームです。

断熱仕様の玄関ドアは、通常の玄関ドアに比べると10万円程度高価ですが、この先10年間節約できる電気代や灯油代を考えれば、決して無駄な出費ではありません。また、最近では1日で玄関ドア交換リフォームが完了します。共働きのご夫婦で、施工日数が長いと、なかなか時間が作れませんが、1日なので時間をやりくりしやすいという手軽さがあります。

玄関ドアの開け閉め、鍵の使い勝手、家の中の温度差、玄関内の環境などで気になることがあれば、どうぞご相談ください。

昭和5年の創業以来、建具だけを専門にしている中村建硝は玄関ドアの専門業者です。お客様の暮らしを快適にすることと、お客様との信頼関係を大切にリフォームに関わっている会社です。
玄関ドアの交換リフォームを検討中であれば、ぜひ簡単お見積りをお試しください。
家族構成や住宅の外観、築年数に最も適したリフォームをご提案します。

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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