「知行合一」
子ども食堂のボランティアにかかわって7年になりますが、なぜ続けているかは吉田松陰の影響もあります。
40歳を過ぎたとき(遅い?(^^;))松陰は、陽明学の「知行合一」を松下村塾で教えたと何かで読みました。
知っていて行動に移さないのは、真の知識ではないという知行合一の考えに、その通り!と思いすぐに影響されました。
そんな時、報道で日本の子どもの6人に1人が貧困状態であるということを知り、
自分が住んでいる地域にもそのような子たちがいるなら何かしたいと思って子ども食堂に関わりました。
食堂に来ている子たちはすぐには心を許してくれません。
思春期の子も多いので、無視されたり時には罵倒されたり、手や足が出てくることもあります。
僕は教育者ではないので、自分の子どもと接するように、近所のおやじとして接してきました。
でもどの子も親戚のこのようにかわいい子たちです。
生きづらい環境でもなんとか独り立ちして社会に出て自分の道を切り開いてほしい。
そんな思いでかかわってきました。
今年度も始まり、進級や進学、就職や就職浪人と状況はさまざまですが
それぞれのやり方でみんながんばっています。
近くでつまづいた人がいれば、大丈夫?と声を掛け合う世の中になれば、みんなが笑顔になれると信じています。