我々建具業界においても、最初はご多分に漏れず知らないことだらけです。
現場作業が伴う業種ですので経験から得られる知識と技術も多くあります。
仕事も10年を過ぎると、一通りの知識を得て、相応の経験を積んだつもりになっていました。
親方を亡くし、自分が代表になってみると、
まだまだ分かっていなかったという思いを持つことは、多くあります。
分かることにゴールはないのだと年を重ねてから知りました。
若いときに先輩方から指導されたときは、ついつい「もう分かっている」と思ってしまったものです。
今にして思えば赤面ものです。
ああ時を戻したい。。。
「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」と沢柳政太郎さんの言葉を知ったのも社会に出てから。
学生のうちに知っていたらと思うけども、年を重ねたからこそ染みる言葉なのかもしれません。
玄関ドアリフォームで全国1位の表彰はいただきましたが、まだまだ分かった気にならず、知ろうと研鑽を重ねていきたいと思います。