2025年12月16日追加情報が公開されました
本日追加された主なトピックは三つです
①工事ごとの補助額が決定
②内窓のAグレードは補助対象外になる
③窓と同時に工事するドア交換も補助対象になる
④特大サイズが追加される
まだ明らかにされていない情報もありますが、今までの流れを含めて読み取ってみたいと思います。
①工事ごとの補助額が決定
2025年の補助額よりも若干下がってしまいましたが予想よりも下げ幅が少なくすみました。窓リノベの補助金は来年以降の継続が決まっていませんし、年々補助額が下がってきています。お早目の利用を強くおすすめします。
②内窓のAグレードは補助対象外になる
2025年まで対象であったAグレードの性能の内窓が対象外となりました。より高性能な製品を求められています。性能が高いほど価格は上がるので、この点もお早目の利用をおすすめする理由です。
③窓と同時に工事するドア交換も補助対象になる
2025年まで同様に、窓と同時に工事するドア交換も対象になることが決定しました。しかし、どの性能のドアが対象になるか、補助額がいくらになるかは今後の情報公開を待つことになります。
④特大サイズが追加される
掃き出しサイズで窓幅が、1間半の窓、2間の窓は補助額が1間の窓と変わらず残念でしたが、この点が解消されます。2.0㎡以上の窓は特大サイズとして、より高額な補助額の設定となりました。
以上が2025年12月16日に公開された先進的窓リノベ2026事業の要点となります。ここまで公開されましたので、窓工事に関してはすぐにご契約が可能になりました。冬のうちに窓断熱リフォームを工事して快適にお過ごしください。
東京都の方は3月までの利用を強くおすすめします
東京都の補助金は、国の制度と違って4月から3月までの年度がベースになっています。そのため、2026年4月以降は令和8年度の制度となりますので、補助額が下がる可能性があります。そのため、2026年3月までに、先進的窓リノベ2026事業と令和7年度の東京都の補助金を使っておくのが、現状一番多く補助金をもらえる可能性が高いです。
以下は2025年11月28日に公開済みの情報です。
先進的窓リノベ2026事業
補正予算が閣議決定され、2026年も先進的窓リノベ事業の実施が決定しました。
現時点で公開されている情報は、環境省のこちらのサイトにございます。
断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業（先進的窓リノベ2026事業）について
2025年11月28日時点で分かっていること
まだ、情報は限られていますが、先進的窓リノベ事業の1戸当たりの上限は2025年が200万円でしたが、2026年は100万円になります。
リフォーム内容に応じて補助額が決まっているとのことですが、肝心の補助額はまだ公開されていません。
詳細が分かり次第お知らせいたします。
現時点の公開情報から読み取れること
製品の要件は2025年同様、Uw値1.9以下の文言があります。そのため、外窓交換、内窓の対象製品は2026年も2025年と同様と想像されます。また、2025年の最初の情報公開時にはドアが対象に入っていませんです。2026年もドアは資料に入っていませんが入ってくるのではないかと予想されます。
どう使うべきか
2025年の予算消化は11月28日時点で55％と進んでいませんが、実は年後半に注文が殺到したために、メーカーと業者側がキャパオーバーになりました。
11月初旬には多くの業者が工事枠が埋まってしまい、年内の工事受付を終了しました。現在、LIXILやYKKAPのようなメーカーも、製品納期が通常よりかなり長くなっています。弊社でも百件近い新規のご依頼をお断りせざるを得ませんでした。
年々補助金の額が下がってきている現実もあります。さらに、1戸当たりの補助上限額は、2025年の200万円から、2026年は100万円に下がりました。
どうか皆様がお得に窓の断熱リフォームができますように、早めに検討なさって工事を依頼してください。それが、この補助金を使ってお得に工事する肝になります。
今後情報が更新されましたら、速やかにお知らせさせていただきます。
今すぐ窓リフォームをしたい方へお願い
補助金を使いたい場合は、もう少しだけお待ちいただくことをおすすめします。2026年の情報が分かりましたら、すぐにホームページでお知らせいたします。工事自体は閣議決定の日である2025年11月28日から対象ですが、補助金の規約にのっとった工事でなくては補助金は出ません。規約が公開されるまではお待ちいただくのが得策です。
