かんたんマドリモでする窓のリフォームの特徴

YKKAPかんたんマドリモは樹脂窓にもできる窓交換
かんたんマドリモ内窓プラマードUは、防音効果も得られる二重窓
かんたんマドリモで得られる効果

窓リフォームマイスターでお取り扱いしている窓のリフォームの製品は、YKKAPのかんたんマドリモと、LIXILのリシェント、そして日本板硝子の真空ガラスです。

それぞれに異なった特徴がありますが、今回はYKKAPのかんたんマドリモでする窓のリフォームの特徴についてご紹介します。

YKKAPかんたんマドリモは樹脂窓にもできる窓交換

かんたんマドリモの大きな特徴の一つは、国内で最も高性能な「世界レベルの断熱機能を持つ樹脂窓」にリフォームできるということです。樹脂窓は、新築でなくては設置できないと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、かんたんマドリモなら、窓交換のリフォームで、樹脂窓に替えられます。

窓交換のリフォームは、今ある窓の窓枠はそのままにして、窓を交換するリフォームの方法です。他のリフォームの方法ではできませんが、窓交換なら、窓の開閉方法を変えたり、窓のサイズを小さくしたりもできます。壁を壊さないカバー工法での工事なので、短時間で完了します。

樹脂窓は、国内で、最も高い効果を持つ断熱窓です。北海道などの寒冷地では、トリプルガラス＋樹脂サッシの樹脂窓が使われています。トリプルガラスは、1枚、または2枚のLow-Eガラスと、単体ガラスが全部で3枚組み合わされたガラスです。3枚のガラスとガラスの間には、アルゴンガスが注入されています。アルゴンガスは、空気よりもさらに熱を通さない性質なので、窓の断熱性を高める働きをします。比較的温暖な関東地方では、同じ樹脂窓でも、複層ガラス＋樹脂サッシという組み合わせでも、十分な断熱効果が得られます。

樹脂サッシは、樹脂で作られたサッシです。昔から使われている、アルミサッシは、熱を伝えやすい性質なので、断熱性はありません。一方、樹脂サッシはほとんど熱を通さないため、高い断熱性があります。せっかく複層ガラスにしても、アルミサッシの窓であれば、サッシ部分から、熱が出入りしてしまうので、効果が半減してしまいます。加えて、Low-Eガラスが、2枚組み合わされているトリプルガラスは、断熱に加えて、夏の強い陽射しと、紫外線を防ぎます。

樹脂窓は、予算に合わせて、段階的に選べます。

■　費用は嵩みますが、世界トップクラスの断熱性能

樹脂窓＋ダブルLow-Eトリプルガラス（日射遮蔽型）
樹脂窓＋シングルLow-Eトリプルガラス（日射取得型）
樹脂窓＋防犯合わせLow-Eトリプルガラス防犯性もUP!

トリプルガラス樹脂窓　外観4色、内観１色から選んで4通りの組合せができます。

■　トリプルガラスよりは費用が抑えられる国内最高レベルの断熱性能

樹脂窓＋ Low-E複層ガラス（遮熱タイプ）
樹脂窓＋Low-E複層ガラス（高断熱タイプ）
樹脂窓＋防犯合わせLow-E複層ガラス

樹脂窓　外観4色、内観4色から選んで、16通りの組合せができます。

■　YKKAPかんたんマドリモは、アルミ樹脂複合窓も選べる

樹脂窓は、予算オーバーしてしまう…という場合には、樹脂とアルミの複合サッシと複層ガラスの窓も選べます。室内側のサッシは樹脂、室外側のサッシは、アルミで作られている窓です。

アルミ樹脂複合窓＋ Low-E複層ガラス（遮熱タイプ）
アルミ樹脂複合窓＋Low-E複層ガラス（高断熱タイプ）
アルミ樹脂複合窓＋防犯合わせ Low-E複層ガラス

アルミ樹脂複合窓　外観5色、内観4色から選んで、23通りの組合せができます。

かんたんマドリモ内窓プラマードUは、防音効果も得られる二重窓

今ある窓の内側に、新しい樹脂サッシ＋複層ガラスの窓を取り付けて、二重窓にするリフォームです。今ある窓がアルミサッシのままでも、新しい窓との間の空気層が熱の伝えにくくします。さらに、新しい窓の複層ガラスと樹脂サッシが、熱の伝わりを防ぐとともに、隙間風の侵入も防ぎます。

二重窓の特徴は、防音効果が得られることと、窓交換より費用を抑えられることです。今ある窓と新しい窓の間の空気層が、熱だけではなく、音の伝わりも防ぎます。加えて、古い窓を取り外したり、処分したりする必要がないので、窓交換に比べて、工事時間と費用が抑ええられます。

外部の騒音が気になる環境であったり、家の中の生活音が、外に響くことを気にされたりされている場合には、おすすめの窓のリフォームです。窓の開閉は二重になり、少し面倒かもしれませんが、鍵も二重になるので、防犯性も上がります。

室内の環境や、インテリアに合わせて、性能やガラス色。サッシ色を選べます

機能別では、複層ガラス、Low-E複層ガラス（断熱タイプ）Low-E複層ガラス（遮熱タイプ）、防犯合わせガラスがあります。防犯合わせガラスは、割れても飛び散りにくいので、台風発生時にも、安心です。
Low-E複層ガラス（断熱タイプ）には、ニュートラル、ブルー、ブロンズの3色、Low-E複層ガラス（遮熱タイプ）にはブルーのガラス色があります。
サッシの色は、木目クリア、木目ナチュラル、ミディアムオーク、ダークブラウン、グレイ、ホワイトの6色があります。
和室には、和紙調ガラス＋組子と、和室用複層ガラス（すり板ガラス）があります。

かんたんマドリモで得られる効果

■　断熱

「暖房しているのに、部屋がなかなか暖まらない」

こんな現象が、窓のリフォームで解決し、快適な室内環境が実現します。暖房の熱の半分以上は、窓から逃げていくからです。家中の窓を全て断熱窓にすれば、家の中の温度差がなくなり、小さな子供や、高齢者の健康を守れる環境が作れます。

「浴室のリフォームをして、冷えない床にしたのに、やっぱり寒い」

せっかくシステムバスのリフォームをしても、アルミサッシの単体ガラスのままでは、浴室の温度は上がりません。浴室のリフォームは、システムバスの交換だけではなく、断熱窓への交換も重要です。極端な話をすれば、古いタイル張りなどの浴室のままでも、断熱窓にすれば、かなり暖かい浴室にできます。昔の浴室は、換気のため、窓が大きく取られていることが多いです。断熱機能のない大きな窓は、浴室内をとても冷やします。窓交換の際に、開口部の一部にはパネルをはめ込むことで、窓のサイズを小さくでき、より断熱効果を上げられます。

■　結露

断熱窓に替えると、窓ガラスや、サッシ部分の結露を抑えられます。結露の発生は、窓の機能の高さに比例します。

最も結露を抑えられる窓のリフォームは、樹脂窓です。窓交換でも、内窓でも樹脂窓を設置できます。窓交換の場合には、トリプルガラスの樹脂窓にもできますが、関東地方では、複層ガラスの樹脂窓でも、十分な効果が得られます。

次に効果が高い窓は、複層ガラスと、アルミ樹脂複合サッシを組み合わせた窓です。残念ながら、複層ガラスとアルミサッシの窓の場合、せっかく複層ガラスに替えても、結露が発生してしまうことがあります。

■　防音

「深夜に車で帰宅する家が近所にあり、エンジン音で目が覚めてしまう」

「家で飼っている犬が良く吠えるので、近所に響いていないか心配」

外部からの騒音、家の中からの騒音は、どちらも生活上のストレスになりますが、この問題も窓のリフォームで解決できます。かんたんマドリモ内窓プラマードUでリフォームすると、窓が二重になるので、防音・遮音効果が得られます。

■　遮熱

夏の強い陽ざしをカットし、日射熱による室内温度の上昇を抑えます。断熱窓の家は、夏、帰宅した時に、ムワッとする蒸し暑さを感じないですみます。加えて、紫外線をカットする働きもあるので、壁や畳などの内装、家具への紫外線による退色も防げます。

■　防犯

窓交換、内窓のどちらのリフォームでも、締め出しの心配なテラスタイプ以外は、引手とカギが一体になった戸先錠仕様を選べます。閉めるだけで鍵が締まり、鍵を開けなくても窓が開けられます。とはいうものの、窓交換と内窓を比べると、内窓の方が、鍵が二重になるので、高い防犯効果を得られます。窓交換のリフォームにしたいけれど、防犯が心配という場合には、防犯合わせLow-Eトリプルガラス、または防犯合わせLow-E複層ガラスを選べます。