以前は手を離すだけでドアがカチャと閉まっていたのに、最後の部分がひっかかるようになったという場合は、ヒンジ、ラッチ、ストライクをチェックします。
まずヒンジのネジが緩んでいないかを確認。
次にラッチの滑りが悪くなっていないかを確認します。
最後に、ストライクがずれていないかを確認します。
道具はドライバー1本でできます。
これで解決しない場合は箱錠の交換となります。
ドライバー
まずヒンジのネジが緩んでいないかをチェック。ネジが飛び出てきているところがあると、ドアが歪んでしまうので、枠に当たりやすくなります。緩んでいたら締めます
ドア自体の歪みがないかをチェックするには、ラッチがスムーズに動くかどうかを調べます。軽い力で凹むかを確認したら、テープをはって凹ませた状態にします
これで閉まる場合は、原因はラッチにあります。閉まらない場合はドア自体に歪みがあります。ヒンジの穴が傷んでドアがずれている可能性もあるので、修理はプロにお任せ下さい
テープでラッチを凹ませたらスムーズに閉まる場合、ラッチの滑りをよくしてみます。B以上の柔らかい鉛筆をラッチに擦り付けると黒鉛の潤滑作用で動きが良くなります
潤滑スプレーをラッチに吹き付けて滑らかにする方法もあります。KURE556もOKです。ただしオイルに埃が不着すると症状が悪化するので、まずは鉛筆がおすすめです
これで閉まらない場合は、ラッチの受け側であるストライクがずれている可能性があります。ストライクとは写真の金具です。調整できるタイプと、できないタイプがあります
これは調整不可のタイプです。調整可能なものは、穴が縦長の形をしています。※穴の形状だけの違いなので、ここではこのドアを使います。ネジをゆるめます
ネジを外すと裏側に共締めされている金具が落ちてしまうので、必ず緩めるだけにして下さい。ストライクを少し外側に出し、仮締めして開閉チェックします
2025/1/1更新
玄関ドアの簡単お見積もり
玄関引戸の簡単お見積もり
勝手口ドアリフォームの簡単お見積もり