鍵が入りにくい、抜きにくい時は、錠の内部に埃や砂など異物が入っている可能性があります。
こんな時、シリンダーを分解掃除しなくても、解消できる方法が、鉛筆を鍵に塗って回すこと。
鉛筆の芯の材料である黒鉛は潤滑性があります。
黒鉛は炭素なのでこれ以上可変しない性質があり、高温に耐えます。
そこで、黒鉛は高温環境での潤滑剤として使用されているのです。
鉛筆は黒鉛の多く含まれる、芯の柔らかいものを使いましょう。
鉛筆
(柔らかいもの)
鉛筆の芯は黒鉛と粘土でできており、柔らかいものの方が黒鉛の量が多いので、柔らかいものを選びましょう。Bの数字が大きいほど柔らかいです。B以上を使いましょう
鍵の凹凸部分に鉛筆を塗ります。芯を削って粉にしてから振りかけてもいいですが、写真のように塗るだけでも効果があります。シリンダーに触れる側面の凹凸にも塗ります
絶対にやってはいけないのが、鍵穴への注油です。その場では鍵が入っても、埃が付着してさらに状況が悪化します。最悪の場合はシリンダーが壊れて交換となります
鍵を差し込んでガチャガチャやって下さい。作業は以上です!たったこれだけで、差し込みにくかった鍵が滑らかに動くようになりました。お試しあれ!
2025/4/1更新
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