アルミは錆びにくい素材ですが、油分、塩分、砂などの汚れが付着したままにすると錆びることがあります。
上の画像は、海沿いのお宅の引き戸玄関が、潮風の影響で腐食した例です。
白く粉をふいたようになっている部分はすべて錆です。
本当はこうなる前に、こまめなお手入れが重要なのですが、錆びてしまったら削り取るしかありません。
しかし、削って終わりではありません。
アルミは表面に陽極酸化皮膜を作る「アルマイト加工」がされており、それによって酸化を防いでいます。
そのため、錆を削るとこの皮膜まで剥げてしまい、より錆が悪化することになります。
アルミの錆は落としたら塗装で仕上げるのが肝心です。
アルミの錆専用クリーナーも販売されていますが、まったく落ちなかったという声も多く、期待通りの結果が必ず出るものではないようです。
クリーナーは、落ちればラッキーというつもりで試すのがいいかもしれませんね。
紙ヤスリ
クリアラッカー
アルミの表面に、汚れと錆が浮いています。汚れはあらかじめ、中性洗剤とブラシや布で落としておいて下さい。傷が付きやすいのでブラシは柔らかいものを使って下さい
400番の紙やすりで、錆だけをピンポイントで削ります。凹凸が激しくある錆の場合は、スクレーパー(金属ヘラ)などで削り落としてから紙やすりをかけます
削った部分はアルミがむき出しですので、そのままではさらに錆が悪化します。クリアラッカーで膜を作って、表面を保護します
2025/1/1更新
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