(令和7年度) 既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア)

令和4年から始まったドアと窓の断熱リフォームに対する東京都の補助金ですが、令和7年度の制度が公開されました。
今年度は、制度が大きく変わりました。
補助額が製品とサイズによって決まった金額になる定額制となり、国の補助金である先進的窓リノベ事業と同じようになりました。
窓リノベと大きく違う点は、2点です。
①ドアだけでも補助金が出る
②窓は防犯ガラスを選ぶと補助額が2.5倍になる

どちらも先進的窓リノベ事業とくらべて魅力的な制度です。
先進的窓リノベ事業では、窓と同時にドアを工事しないとドアの分の補助金が出ません。それに対し、東京都はドアだけでも補助金が出るんです。

どんなドアでもいいんですか?

主にYKKAPドアリモはD2仕様、LIXILリシェントはK2仕様のドアです。両社の高断熱仕様の玄関ドアも対象です。昨年度よりも断熱性能が少し厳しくなりました。
リシェントの場合、K2仕様にしても片袖枠や両袖枠は対象外です。ドアリモならD2仕様の片袖枠、両袖枠、袖付き親子も対象になります。

対象製品は少し複雑なので、迷ったらLINEでお問い合わせください。

勝手口ドアも対象ですか?

勝手口ドアも対象になります。玄関ドアマイスターが扱っているのはLIXILリシェント勝手口ドアになります。
勝手口ドアは、シリンダー付きの製品がドアとして扱われます。シリンダーレスにすると窓の扱いとなります。

窓の補助額が2.5倍というのが気になります?

そうですね。これはすごい制度です。
例えば、ベランダに出入りする窓をリフォームした場合でご説明します。
【引き違い窓 幅1650ミリ高さ1800ミリをSグレードの窓で外窓交換した場合】
窓リノベと東京都の補助額の合計は、
通常のガラスの場合は、247,000円に対し
防犯ガラスの場合は、394,000円です

こんなに違うんです!東京都の令和7年度の制度では、防犯に力を入れてきています。
令和7年度の制度の特徴
補助金は、補助額5万円以上の工事が対象になります。補助額は定額制になりました。
補助額の合計130万円が上限になります。
ただし、「断熱+防犯窓」の場合は、補助額が2.5倍になり、合計325万円が上限になります。
なお、補助金は千円未満切り捨てとなります。
また、補助金の支給は工事後に申請して、数か月後に支給されます。

国が行っている窓リノベの補助金は、請求の段階で玄関ドアマイスターが立て替えることで値引きできるのですが、東京都の補助金は建て替えが認められないので後から支給されます。

国の補助金と都の補助金、合わせて使うのがとってもお得です。玄関ドアマイスターは、どちらも数多くの代理申請をしてきましたので、申請は安心してお任せください。お客様は必要な書類をご用意してくださるだけで、補助金がもらえます。
(令和7年度) 既存住宅における省エネ改修促進事業の詳細はクールネット東京のこちらのページでもご覧になれます。