防犯のお悩みを、玄関ドアリフォームで解決

玄関には家族の外出帰宅時に靴を履き替えたり身支度を調えたりする場所、お客様をお迎えする場所であると共に、外部の侵入者から家族を守るという必要不可欠な役割があります。

玄関ドアの防犯性を高めるためには、鍵を交換する、オートロックを後付けする、玄関の防犯性を高めるためには、防犯カメラを取り付ける、玄関周りの見通しを良くする、防犯砂利を撒くなどの方法が考えられます。

ただ、どの方法も単一では十分な効果が期待できません。
最も効果的な方法は「防犯性の高い玄関ドアに交換すること」と、「玄関周りの防犯対策」との組み合わせです。

防犯性の高い玄関ドアに交換することが最も効果がある理由

鍵だけ交換やスマートキーも導入を後付けする方法で得られる効果は、鍵の防犯性の向上だけです。
一方、玄関ドアからの侵入にはガラス破りやこじ開けなど、防犯性の高い鍵やスマートキーには防げない手口があります。

【主な侵入手口】
・無締り　どんなに強固な防犯対策をとっても、無締りでは意味がありません。日頃から、施錠する習慣を身につけましょう。
・ガラス破り　窓ガラスを破壊し、そこから手を入れて解錠して侵入する手口。通常のガラスであれば、わずか数秒で破壊できます。近所への買い物やペットの散歩など、わずかな留守の間でも被害に遭う可能性があります。
・ドア錠こじ破り　ドアと壁の隙間にバールなどの工具を押し込み、てこの原理でドア錠を破壊して侵入する手口。強引な方法ですが、通常のドアや錠では短時間で侵入されてしまいます。
・ピッキング　ピックと呼ばれる金属製の特殊工具を鍵穴に入れ、ドアの錠を短時間で開けるという手口。ピッキング手口に対応した錠でなければ、１分もかからず開錠されて屋内に侵入されてしまいます。
・サムターン回し　玄関ドアの外側からドリルで穴を開けるなどして、サムターン（内側のドアロック用つまみ）を強引に回して侵入する手口。壊したドアスコープや取り外したドアノブの穴、ドアと壁の隙間などに特殊工具を挿し入れてサムターンを回すこともあります。
・カム送り解錠　特殊工具を用いて錠シリンダーを迂回し、直接錠ケース内部に働きかけてデッドボルトを作動させ解錠する手口。「バイパス解錠」とも呼ばれています。

引用：　警察庁　住まいる防犯110番　【主な侵入手口】

この中で、鍵の交換で防げる犯罪は「ピッキングとカム送り解錠」だけ、スマートキー後付けで防げる犯罪は「無締り」だけです。一方、玄関ドア交換ならすべての手口を防げます。

無締りを防ぐスマートキーのオートロック機能

無締りとは鍵のかかっていない玄関ドアから家の中に侵入する事です。この犯罪を防ぐ為には鍵のかけ忘れを防ぐことと、敢えて鍵をかけないことの2つを防がなくてはなりません。

帰宅時の鍵のかけ忘れを防ぐ

スマートキーは玄関ドアを閉じると自動的に鍵がかかるオートロックに設定できます。
外出時をオートロックに設定すると、締め出しの不安がありますが、帰宅時のオートロック設定は、在宅時や就寝中の安全が確保できます。
侵入犯罪は留守宅だけが狙われる訳ではありません。家族が在宅していても被害を受けることがあります。

住宅対象侵入窃盗は、次の3つの手口を言います。
・空き巣　家人などが不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むものをいいます。
・忍び込み　夜間、家人などの就寝した頃を見はからって住宅内に侵入し、金品を盗むものをいいます。
・居空き　家人などが昼寝や食事をしているすきに住宅内に侵入し、金品を盗むものをいいます。

引用：　警察庁　住まいる防犯110番　侵入犯罪とは？

帰宅時にオートロックにしておくと、忍び込みや居空きの被害を受けるリスクが低下します。