LIXILと言えば、おしゃれなシステムキッチンを思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、断熱リフォーム用の窓も開発されています。
暖房をつけてもなかなか部屋が暖まらない、暖房費が嵩む、お風呂が寒い…そんな悩みをLIXILの断熱窓インプラスにリフォームして解決しませんか?
住まいの困りごとの原因の多くは窓
LIXILが2015年に行ったアンケート調査の結果を見ると、最も多かった今の住まいに対する悩みは、光熱費が高いということでした。次いで多かったのは、結露やカビ・ダニが心配という意見、そして3番目には冬が寒く、夏は暑いという不満でした。
このような現象はなぜ起こるのでしょうか?
- 光熱費 光熱費が高いということは、冷暖房の効率が悪いということです。冷暖房の効率が悪いということは、暖めた空気や冷やした空気が外に逃げ、外の冷気や太陽の直射熱が家の中に流入してきてしまうからです。
- 結露、カビ・ダニ カビやダニが発生する原因は、家の中の湿度が高いことです。家の中の湿度を高くする原因の一つは結露です。結露が発生する原因は家の中の温度と家の外の温度の差が大きいからです。
- 冬が寒く、夏は暑い 住宅の断熱性と気密性が低いと、外気温の影響を受けやすくなり、冬寒く、夏暑いという室内環境になってしまいます。
全てに共通する原因は、熱の移動が大きいことです。暖房の熱、太陽の直射熱、外の冷気、エアコンで作った冷気が出入りする量が多ければ多いほど3つの問題は深刻になってきます。
そしてこの熱の移動が最も多く行われる場所が窓なのです。つまり窓をリフォームすれば、暑さ寒さや結露に関する悩みは解決できるわけです。それなのに、なぜ窓のリフォームは後回しにされてしまうのでしょうか?
平成24年に国土交通省がおこなった調査では、最も多かったリフォームはキッチン、浴室、トイレなどの水回りで30,9パーセントでした。次に多かったのは内装18,5パーセント、設備16,3パーセント、増改築など15パーセント、外装、屋根8,5パーセント、エクステリア5,7パーセントと続き、最も少ない項目が外部建具でした。外部建具とは、ドアや窓、網戸などの総称なので、窓も外部建具に含まれます。全体のうちのわずか5,1パーセント、しかもドアや網戸の交換リフォームと併せての数字なので、いかに窓のリフォームをする家が少ないかということがわかります。
その理由の一つは、多くの人にとって、家の悩みの原因は窓にあるということが明確ではないからだと思われます。
例えば、ガスコンロが古くなって使い勝手が悪くなった、掃除しても浴槽がピカピカにならない、トイレが詰まるというような現象が起これば、それぞれの機器を修理又は交換すれば解決するということがすぐわかります。修理交換すれば、見た目も良くなり、機能も向上して快適に使えることが明確だからこそ、水回りのリフォームが最も多いのではないでしょうか?
屋根や外壁に関しても、10年程度を目安に葺き替えや塗装をしなければ、雨風や紫外線によって劣化し、雨漏りの恐れがあります。雨漏りするようになれば家の劣化を招いてしまう恐れがあることは誰もが知っています。そして、家の外観が汚くなってくるので、家を見るたびに目につきます。
また、子供夫婦との同居など、ライフスタイルの変化があった場合にも、間取りを変えればその変化に対応できるということがわかります。
しかし、光熱費の高さや部屋の暑さ寒さに関してはどうでしょうか?
「暖房器具がよくないのかもしれないから、暖房器具を買い替えてみようか?」
「西日がきついせいで冷房が効きにくいから、オーニングをつけてみようか?」
「光熱費が高いのはエアコンの使い過ぎかもしれないから、暑さは我慢してつける時間を減らそうか?」
「お風呂場が寒いから最新式のシステムバスにリフォームしようか?」
多くの人にとって、窓の交換が、暑さ寒さ、光熱費の高さという悩みの解決に直結していないのです。しかも、窓はガラスが割れたりしない限り、修理の必要性が生じない為、窓を替えるということを思いつかないのではないでしょうか?
暑さ・寒さ・結露・光熱費の高さを解決するポイントが窓である理由
それは、熱の移動が最も多いのは窓だからです。具体的には、冬、暖房で暖められた空気が外に流出してしまう割合は、屋根5パーセント、床7パーセント、換気と外壁がそれぞれ15パーセントに対して、窓やドアからが58パーセントです。
窓ガラスは外壁の厚さに比べて極めて薄く、アルミサッシは外壁に使われている建材に比べてはるかに熱伝導率が高いことから、このような比率になるのです。つまり、どんなにグレードの高い断熱材が壁や床に組み込まれた住宅であっても、窓の断熱性が低ければ、冬暖かい家、夏涼しい家は実現しないのです。
さらに2番目に多くの人が気になっている結露の原因もここにあります。結露は外気温と室内の温度の差が大きくなるほど発生しやすくなります。結露が発生すれば、家具の裏、壁紙などにカビが発生し、さらにカビを餌にしてダニが発生します。
カビやダニはアレルゲンとなって、皮膚や呼吸器に悪影響を与え、家族の健康を脅かします。家族の健康を守るためには、カビやダニを発生させないことです。カビやダニの発生を防ぐ為に、まめに布団を干す、入浴後の換気を十分に行うなどはどの家庭でも行っている対策です。結露を防ぐ為に窓用の吸水テープや断熱シートを貼る、水切りワイパーで結露を拭きとるというようなこともされているかもしれません。
布団干しや換気は大切ですが、それに加えてカビやダニを防ぐ為には、結露の根本的な解決が必要です。多くの人は窓の交換が根本的な結露の解決になることに気が付いていないのです。
断熱窓への交換が暮らしの悩み上位3項目を解決する理由
断熱窓は、外窓と内窓の間の空気の層、ガラスとガラスの間の空気の層が、熱の移動を妨げる窓です。熱の移動が抑えられるので、家の中の暖かい空気が逃げてしまう、太陽の直射熱が室内に入り込んでくるといった現象も抑えられます。その結果、冷暖房の効率が上がります。
冷暖房の効率が良くなれば、冷暖房費が抑えられることに加えて、夏涼しく、冬暖かい家が実現するのです。さらに、窓と窓、ガラスとガラスの間の空気層によって、室内側の窓が外気温の影響を受けにくくなるので、結露の発生が抑えられます。
窓の交換となると、壁を壊したりして大変なのでは? 結露は窓が原因と分かっている人の中には、そのような思いがリフォームを躊躇させていることもあります。
確かに、昔は窓の交換工事は大変でした。なぜなら、窓枠を変える為に外壁の一部に手を加える作業を伴うケースもあったからです。また、2階の窓であれば、足場を組まなくてはなりませんでした。足場を組めば、工事費も嵩んでしまいます。
しかし、インプラスでのリフォームならそのような大掛かりな工事は必要ありません。今使っている窓の内側に、新しい窓を取り付けるだけで完了するからです。2階の窓も住宅の内側から施工するので、足場が必要ありません。1窓あたり、約1時間で施工が完了します。もし、窓枠に歪みがあったとしても、アジャスト上枠というオプションを選べば、きれいに仕上がります。
もう一つの方法は、今使っている窓を新しい窓に交換するリプラスという断熱窓へのリフォーム方法です。二重窓にすると開閉が面倒、二重窓にするとサンの部分がなくなって窓辺に飾りを置けないとお考えの方には、こちらの方法がおすすめです。
LIXILの断熱窓リフォーム
LIXILの断熱リフォームの2つの方法を整理しておきましょう。
二重窓にするのはインプラス
今ある窓の内側に、新しい断熱窓を取り付けて二重窓にします。
新しい窓に交換するのはリプラス
今ある窓と新しい断熱窓を交換します。→取り換え窓リプラスの動画が見られます。
掃き出し窓、腰高窓など、窓のタイプ、リビングや寝室、浴室やトイレなど窓のある部屋の違い、窓辺の雰囲気の好みに合わせて、お選びください。
夏の暑さ、冬の寒さ、結露、光熱費にお悩みの方は、ぜひ断熱窓へのリフォームをご検討ください。
断熱窓へのリフォームを検討中の方へ
窓リフォームのことで迷っていることやわからないことがあれば、何でもご相談ください。
窓の交換で断熱性を上げ、季節ごとの暑さや寒さ、結露を抑えることに加えて、リフォームの方法によって耐震性、防犯性、防音性も同時に向上させることができます。
昭和5年の創業以来、建具だけを専門にしている中村建硝はお客様の暮らしを快適にすることと、お客様との信頼関係を大切にリフォームに関わっている会社です。窓の交換リフォームを検討中であれば、ぜひ簡単お見積りをお試しください。お部屋の向きや室内環境に最も適したリフォームをご提案します。