コラム

公開日:2017年10月9日

/ 最終更新日:2022年11月12日

かんたん内窓のお見積り

窓リフォーム時にはサッシにもこだわる

窓をリフォームする際は窓ガラスに注目しがちです。確かに窓ガラスは従来の単板ガラスだけでなく、特殊金属膜が貼られた製品や内部にアルゴンガスや真空層が封入された複層ガラスなど様々な機能がある商品がたくさんあります。しかし窓をリフォームする際は窓ガラスだけでなくサッシにも注目するべきです。リフォームの際にガラスと一緒にサッシも機能性の優れた製品に換えることでより効果を増すことが出来ます。

サッシのリフォームで得られる機能

断熱

冬場の寒い時期になると外の冷たい空気が窓を伝って入ることで室温が下がってしまいます。窓ガラスからも冷たい空気は入ってきますが実はサッシもかなり影響力があります。寒暖差の影響を受けやすいサッシだとスグに寒くなったり暑くなったりしてしまうので断熱性能の高いサッシを取り付ければ快適な室内空間を作ることが出来ます。

防音

自動車の音や人の大声などの騒音は様々な侵入ルートを介して室内に入ってきますが、窓のサッシは音を通してしまう原因の一つです。現在は工務店でも防音対策としてサッシのリフォームを推奨しているほどなので防音対策を施したいと思っている方は是非検討してみてください。

サッシの種類

現在は様々な種類のサッシが販売されています。

アルミ

アルミ製のサッシは既存の窓枠にも使用されているので一番馴染み深いタイプと言えます。アルミ製のサッシは耐久度が強いので腐食やサビに強く長期間に渡って使用することが出来ます。またアルミ製のサッシはとても軽いので頻繁に開閉を繰り返す窓のサッシとしても向いています。ただしその反面、熱伝導率がとても高いので寒暖差の激しい季節は外気の影響を受けやすく夏場は暑く冬場は寒い室内空間を作ってしまいます。

樹脂

樹脂製のサッシは日本ではあまり馴染みが無いですが北欧の住宅でよく使用されています。樹脂製のサッシの特徴は断熱性が高い点です。樹脂製のサッシはアルミ製のサッシに比べて気密性が高い為寒さの影響を受けずらい傾向にあります。そのため冬場でも室温の低下を防いでくれますし窓周辺の気温も下がらないので結露も発生しずらくなります。樹脂製のサッシの弱点は強度が弱い事です。それを補うために樹脂製のサッシは従来のサッシに比べて厚みが増している物が多いです。そのため樹脂製のサッシは必然的に重くなってしまうので窓の開閉が少し困難になります。

木製

木製のサッシは和風な雰囲気をもたらしてくれるので和室の窓に向いています。金属のサッシでは出せない独特の雰囲気があるのでインテリアを目的としたリフォームには最適です。ただし木製のサッシは耐久度がかなり弱いです。外気の影響も受けてしまうのでスグに腐食や破損などが発生してしまいます。現在は耐久度を上げるための措置が施された特殊な木製のサッシもありますが機能性を重視したいのであればあまりおすすめできません。

複合

複合サッシはアルミと樹脂製、アルミと木製などの2種類の素材を掛け合わせたサッシです。2種類の素材を合わせることでそれぞれの長所を取り入れることが出来ます。例えば内側がアルミで外側が樹脂製のサッシであればアルミの耐久度と軽さを取り入れつつ樹脂製の断熱性能を利用することが出来ます。

内側がアルミで外側が木製のサッシは見た目が木製のサッシでありながら耐久度も強いので長期間使用することが出来ます。

サッシのリフォームは簡単に出来る

カバー工法

最近のサッシのリフォームはカバー工法という方法を取り入れています。カバー方法とは既存のサッシと機能性の優れた新しいサッシを全て取り換えるのではなく、上からカバーをかけるように新しいサッシを取り付ける方法です。このカバー工法は何かを取り外す作業が全くないので簡単かつ短時間で作業を終わらすことが出来ます。

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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