コラム

公開日:2017年11月8日

/ 最終更新日:2022年11月12日

かんたん内窓のお見積り

出窓のリフォームって?費用やおすすめのリフォームについて

demado

ここで言う出窓のリフォームというのは、元々出窓がある家で出窓部分だけリフォームしたいという場合を想定しています。出窓があるけど、結露や断熱性の問題などがあって困るというお悩みは、出窓をリフォームするだけでかなり改善されることが多いです。

この記事では、出窓のリフォーム関する費用からリフォームの方法などまとめてみましたので、参考にしてください。

 

出窓のリフォームにかかる費用の目安

電卓

出窓のリフォームにかかる費用ってどのくらい?

現在の出窓のガラスだけを交換するという場合は2~3万円で済みますが、窓枠から丸ごと交換となれば、20~50万円と高額になります。さらに、元々出窓ではない窓を大きい出窓に変えるなど、サイズ変更の場合は外壁を壊して拡張させなければならないので、工事費用も高額になります。

窓枠に問題が無いのであれば、内窓をつけるという方法も選択肢になり、この場合は大体20万円以内におさまります。

また、カウンター・天板の交換のみであれば、3~5万円と考えておけば良いでしょう。

計画の段階でどのくらいかかるのか、見積もりを取ると安心ですね。

 

出窓のリフォーム方法いろいろ

内窓

今ある出窓に内窓をつけるリフォームも人気です

出窓のリフォームと言っても、全体を取り替えるという方法以外にもいろいろな方法があります。

 

出窓を内窓にするリフォーム

明るくておしゃれという理由で以前は大変人気のあった出窓ですが、外気にさらされる面積が大きいため、結露が発生しやすいというデメリットがあります。住宅の老朽化に伴って出窓に内窓をつけるリフォームもおすすめです。

内窓をつけることで、外からの冷たい空気を遮断し、室内の温かい空気を逃がさないということになるので、光熱費もずいぶん変わります。

出窓に内窓をつける場合は、窓際に窓をもう一つくっつけるようにして設置する方法もありますし、出窓自体を仕切る形で室内の壁と揃えて設置する方法もあります。

 

出窓をペアガラスにするリフォーム

内窓と違って、窓は一つですがガラスが2枚というのがペアガラスです。2枚のガラスの間は、真空、空気、アルゴンガスなど商品によってはさまっているものが違います。

ペアガラスに交換することで、断熱効果がぐっとアップしますが、内窓と違って結露を予防するのは難しいです。あくまで断熱が必要という場合におすすめです。

中には夏場の強烈な日差しから熱を遮断するペアガラスもあるので、断熱だけでなく日差しもカットしたいという場合は遮熱機能もついたペアガラスを入れると良いでしょう。

既存の出窓をペアガラスに交換する場合でも、ガラスだけ交換するケース、枠も一緒に交換するケース、サッシごと交換するケースと状況に合わせて異なります。

 

出窓のカウンター・天板をリフォーム

出窓のカウンター・天板は、木製の場合経年劣化により表面塗装がはがれてしまったり、木材そのものが腐ってしまうというケースもあります。

窓自体に問題がない場合は、このカウンター・天板をリフォームするだけで見違えるようにきれいになります。

カウンター・天板を丸ごと交換してしまう方法もありますが、表面だけ張り替える方法もあります。

 

出窓に収納を加えるリフォーム

出窓の上にも物をのせることはできますが、やはりインテリアとしての置物程度がおしゃれです。

元々出窓の下に収納が設置されていればもちろんリフォームは簡単ですが、収納がついていない場合でも出窓の下に見えないスペースが隠されているケースがあります。その場合は、その空間をうまく生かして収納にしてしまうというリフォームがおすすめです。

 

出窓のリフォーム 場所別

窓辺の植物

出窓のある場所によってリフォームもいろいろです

出窓のある場所によって適したリフォームがあります。おすすめの出窓リフォームについてご紹介します。

 

出窓のリフォーム キッチンの場合

キッチンにある出窓は、明るいキッチンを実現し、調味料などを置く台としても有効活用できるため人気ですが、結露ができやすかったりキッチンが寒かったりという理由でリフォームを検討される方が多いです。

結露を予防したいけど、出窓に物を置きたいのでカウンターは欲しいという場合であれば、カウンターを残した内窓がおすすめです。

明るさそのままに、結露予防や断熱性アップなどの効果が得られます。

 

出窓のリフォーム 洗面台の場合

出窓と洗面台が合体した一体型というものが流行した時代もありましたが、老朽化により洗面台を交換したくてもサイズが合わなかったりとあきらめている方もいらっしゃいます。

出窓一体型の洗面台のリフォームの場合、出窓をふさいでしまう方法もありますが、他にスペースがあれば出窓はそのままに洗面台を新たに設置するという方法もおすすめです。

古くなってしまっていれば、出窓もそのまま使用するわけにはいかないこともありますが、それでも家の構造を変えることなくリフォームが可能です。

 

出窓のリフォーム 和室の場合

和室の出窓をリフォームしたいという場合、おすすめなのが木枠のような質感を再現したタイプの内窓です。リクシルであればこちらの「インプラス」という商品なのですが、組子を入れることで見た目が障子になります。

内窓をつくりたいけど、和室だしインテリアに合わないとお悩みの方には救世主的存在です。

 

お風呂のリフォームで出窓を活用

出窓のリフォームというと、普通は窓自体のリフォームを考えますが、実は出窓を利用した浴室のリフォームというのもあるんです。

これは、出窓一体型のシステムバスで、出窓の分だけ外に空間を広げる方法で浴室を広げるというアイデアです。

通常出窓は窓だけ壁の外から突き出ていて、その下は室内の壁になっていることが多いですが、この場合出窓は壁ごと外に張り出すので、その空間を浴室として利用できるわけです。

 

出窓はDIYでもリフォームできる!

DIY

簡単に内窓をつくってみよう!

出窓に内窓をつけたいけれど、自分でやってみたいという人におすすめなのがDIYです。

特に出窓のカウンターはそれほど使っていないという場合には、手前に内窓風の窓枠をはめこんでしまえばOKです。木材で窓枠と格子を作成したら、ガラスを使わなくともビニールやプラスチックシートなどで代用できます。

もちろん本格的な内窓にはかないませんが、多少なりともお悩み解決の助けになってくれるはずです。

DIYでやってみたけれど、やっぱりあまり変わらないという場合には、やはりプロの力を借りましょう!

 

https://nakamura-genkan.com/2017/10/28/mado-ketsuro/

 

出窓のリフォームと言っても色々な方法があるんですね。なんだかお金がかかりそうと漠然とした不安を持っている方でも、ガラスの交換だけなら数万円で済んでしまいますので、悩む前にまず相談をおすすめします!
早目の対策で快適な生活を手に入れたいですね。

 

https://nakamura-genkan.com/contact-2/

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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