コラム

公開日:2017年10月31日

/ 最終更新日:2022年11月12日

かんたん内窓のお見積り

窓の種類っていろいろあって選べないという方に基準をお教えします

window

これから家を新築する場合やリフォームの際は、決めなければならないことが色々あって大変です。特に一生ものになるであろうパーツを一つ一つ選んでいく作業は、楽しみでもあり不安でもあることでしょう。

家の顔ともなる大事なパーツ「窓」は、その種類が多岐にわたるため、どれにしたらいいの?というお悩みを持つ方も多いです。

今回は、その窓の種類について状況別の選び方をお教えしますので、窓選びの参考にしてください。

 

窓の種類を開き方で選ぶ

窓 開閉

窓の開け方もバリエーション豊富です

何はなくとも利便性を追求するという場合は、色々ある窓の種類の中でもまず窓の開き方で、ある程度選択肢をしぼり込むことができます。毎日のように開け閉めする窓ですから、自分や家族が開閉しやすい窓というのは重要なポイントです。

 

窓の種類で一般的な引き違い窓・引き戸

昔ながらのサッシの窓と言えば、引き違い窓です。最も流通している窓なので、簡単に開閉ができて便利です。

 

窓の種類の中でも人気上昇中の滑り出し窓

レールに沿って窓が動くのではなく、軸が動くタイプなので、縦滑り出し窓なら縦長に、横滑り出し窓なら横長になっていて、回転させる形で開閉します。

直角まで開くので、手を伸ばして窓の外側も掃除をすることができるのが人気の秘密です。

 

洋風家屋で人気の窓の種類は上げ下げ窓

引き違い窓の上下版とも言える上下にスライドさせる窓です。上下の窓が両方開くタイプと下だけまたは上だけが開くタイプがあります。おしゃれな洋風家屋で使われることが多い窓です。

 

高いところに多い窓の種類は内倒し窓・外倒し窓

窓の下を軸にして、上が内側に倒れる内倒し窓と外側に倒れる外倒し窓は、人が登れない高所に使用されることが多いです。加えてもともと人が入ることができるほど倒すことができない仕様なので、防犯性に優れています

また、どちらも省スペースなので、隣家が接近した立地でも気になりません。

内倒し・外倒し窓の場合は、雨が吹き込んでくることもあるので、ひさしの下などによく見られます。

 

窓の種類を使用場所で選ぶ

窓 浴室

窓を設置する場所によって適した窓があります

窓の種類は色々ですが、窓を設置する場所によって適した窓もあります。場所・部屋別におすすめの窓の種類をご紹介します。

 

お風呂・浴室でよく使用される窓の種類

最近は断熱性を考えて窓の無い浴室も増えているようですが、やはり外からの光を取り入れたいという要望も多く、窓をつける場合にはいくつかのポイントがあります。

体を温める場所としての浴室ですから、窓に断熱性を持たせなければせっかくの温かい空気が外の冷気に冷やされてしまいます。ですので、浴室の窓はまず第一に断熱性の高い窓を使用しましょう。

次に、女性なら特に気になるのが防犯です。窓をつけると気になってしまうということがあるので、すりガラスなどの入った目隠しタイプや外から侵入できない格子がついたものなどがおすすめです。

トイレでよく使用される窓の種類

トイレも窓の種類で迷う場所ではないでしょうか。換気を気にするのであれば、開閉可能な窓が良いでしょうが、それでは防犯が気になるという場合もあります。

トイレが面しているところにもよりますが、換気はトイレや換気扇で十分という場合は閉め切りでも問題ありません。

開閉可能な窓でも小さな滑り出し窓であれば外からの視線も気にならないはずです。

キッチンでよく使用される窓の種類

キッチンに窓を設置する目的を考えてみましょう。まずは採光(明るさ)という点ではないでしょうか。明るいキッチンで楽しくお料理したいですよね。

さらには、優れた機能の換気扇があれば問題ないですが、やはり換気は気になります。

換気に問題がない場合は、開閉できないFIXタイプの窓から明かりを取り入れるというのも良いですが、空気も入れ替えたいという場合には片手でも開けることのできる滑り出し窓がおすすめです。

子供部屋でよく使用される窓の種類

子供部屋はまず明るさが大切ですが、女の子の場合は特に外から丸見えでも気になってしまうので、外から見えないタイプの窓がおすすめです。

また、お掃除の際に換気も必要となってくるので、開閉できる窓がいいですね。

リビングでよく使用される窓の種類

リビングは家の中でも多くの時間を過ごす場所ですので、開放感を出すためにできるだけ大きな窓を好む方が多いですね。ただ、リビングが道路に面していて丸見えになってしまうといった場合には、できるだけ大きな窓は実現し、塀などで対処したいです。

やはり大きな窓を実現するには引き違い戸が一番一般的ですが、換気は別の窓で行うことにして1枚の大きなFIX窓というのも素敵です。

和室でよく使用される窓の種類

和室の特徴は障子や格子です。縁側に面した窓は大きく開ける引き違い戸が一般的ですが、明かり採りとして地面に近いところに「地窓」を設置したり、縦長のFIX窓をつけたりすることでモダンな和室が実現します。

吹き抜けでよく使用される窓の種類

吹き抜けの窓は家を一気に開放感あふれる空間にしてくれる人気の窓です。高い位置にあるため開閉ができないことを理由にFIX窓が一般的ですが、窓の向きによっては多少なりとも開閉ができないと空気がこもってしまい、夏暑く冬寒いという現象に悩まされることもあります。

このあたりは、それぞれの家の立地によって異なる部分ですので、施工会社に相談の上決めることをおすすめします。

 

窓の種類を性能で選ぶ

寝室 窓

形だけでなく窓の性能もチェックが大切です

窓の開き方やデザインはあまりこだわりがないという場合や、開き方や場所で選択肢をしぼり込んだ後には、窓の性能も考えてみましょう。

強風に耐えられる窓の種類は耐風圧性が高い

サッシや使用ガラスにより、台風や暴風雨などの強風の際でも割れずに保たれる強い耐風圧性は、窓の重要な性能の一つです。見晴らしの良い窓は、強風にさらされることも多いので、耐風圧性も考えて設置しましょう。

雨水の侵入を防ぐ窓の種類は水密性が高い

主にサッシの間から水が入り込んでくると、最悪の場合は家の中に水がしみこんでくるということになります。そのため、高層階などでは特に水密性の高い窓が使用され、水の侵入を防いでいます。

すきま風を防ぐ窓の種類は気密性が高い

いくら家の壁に断熱を施しても、窓から空気がもれてしまっては元も子もありません。しっかり密着した窓で、熱効率を高めるとともに、音のもれなども防ぎます。

熱を逃がさない窓の種類は断熱性が高い

断熱性に関しても窓はランク付けが行われています。気密性同様室内の熱を逃がさず、冬でも温かい室内を実現します。特に結露を予防するには断熱性の高い窓が重要になります。

 

https://nakamura-genkan.com/2017/10/28/mado-ketsuro/

 

音を漏らさない窓の種類は遮音性が高い

昔の家であれば、窓を閉めているのに声が丸聞こえといったこともありましたが、現代では窓にも遮音性が求められるため、話し声はもちろん楽器の演奏など大きな音で漏れることはありません

[blogcard url=”https://nakamura-genkan.com/2017/11/25/home-windows/”]

それでもまだ窓の種類にお悩みなら専門家への相談がおすすめ

窓の種類についてご紹介しましたが、ここにあるのはまだ一部で、実際はさらに多くのバリエーションがあります。家や窓は一生おつきあいする高価な買い物ですから、洋服のように飽きたら変えるというわけにもいきません。

用途や場所を元に大まかに絞り込み、希望を伝えれば、窓のプロがしっかり相談に乗ってくれますのでご安心ください。

https://nakamura-genkan.com/contact-2/

LINEで気軽にご相談ください

マイスター社長
マイスター社長

LINEでお気軽にご相談がいただけます。最新の補助金情報をご覧いただいたり、ご要望に合うドアや窓をご覧いただくこともできます。ホームページではご紹介できないお話しもLINEならお伝え出来ますので是非ご登録ください。

LINE友だち追加

著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。