コラム

公開日:2018年5月27日

/ 最終更新日:2021年07月21日

玄関ドアの理想的な幅は?


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玄関ドアの幅はどのようにして決めればいいのでしょうか?家とは、建築後1~2年で買い替えたり引っ越したりするものではなく、時には30年を超える長い期間を過ごすもののため、今のことだけを考えるのではなく、将来にわたる家族のライフプランの変更を見越した玄関ドアを選択したいですよね。そこで今回の記事では、意外と悩むことの多い玄関ドアの幅にスポットを当て、最適な幅の玄関ドアを選ぶための知識を解説したいと思います。

玄関ドアの幅が意外と大切な理由

LIXILリシェント玄関引戸18型

「人が出入りできる幅であれば、特に幅は気にする必要はない」などと思われている方は、意外と多いのではないでしょうか?確かに現実の生活に支障がなければ、特に玄関ドアの幅など気にする機会もないのかもしれません。しかし、玄関ドアの幅などを気にせずに施工してしまうと、後々になって少し困ってしまう可能性もあります。玄関ドアを施工するときに、考えるべきことを挙げてみます。

荷物の搬出入に影響する

かんたんドアリモ 玄関ドア 断熱タイプ ポケットKey

そこまで大きくない荷物を搬出入する場合などでは、玄関ドアの幅などは特に気になることもないでしょう。しかし、例えば冷蔵庫やソファなど、大きめの家具・家電を家に入れたり逆に出したりするような時に、必ず玄関ドアを経由して作業を行うということを考えると、どうしても幅が気になってしまうこともあるでしょう。

新築時や入居時は難なく搬入できたような家具・家電でも、家族のライフスタイルの変化等によって、より大きなものが必要になる可能性もあります。家族が増えれば単純に冷蔵庫のサイズは大きくならざるを得ないでしょうし、ベッドやソファなどの家具についても、当初より大型化することは十二分に考えられるでしょう。

こうした家具・家電の大型化により、狭めの玄関ドアだとそもそも搬出入が不可能になるというケースも当然考えられます。こうなると、例えばクレーンを使ってベランダから搬入するなど非常に手間がかかる上に、それに伴う作業費用も高額になってきます。また、住宅が密集しておりクレーンが使えないような地域などでは、部屋内に荷物を入れることすらできず、欲しい家具・家電の購入を諦めてしまうという可能性すらあります。これらの問題は、新築時や入居時にはなかなか想像できないことであると言えるでしょう。

車椅子の通過に支障を来す可能性がある

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一戸建てを建築するタイミングは多くの場合、働き盛りの20代や30代などではないでしょうか?こうした年代の時に「将来車椅子を使わないと生活ができなくなる」という状況は、なかなか想定できるものではないでしょう。しかしながら、実際に家族が車椅子を必要としたときに、今の玄関ドアの幅で支障なく生活ができるのかどうか、という問題は、早めに考えておいて損はないとも言えます。もちろん家族だけではなく、様々な事情により突然親世代の介護をしなければならなくなる可能性もあるのです。

車椅子の幅についてはJISによる明確な規格が設けられており、手動の場合で63cm、電動の場合で70cmとされています。両者の場合とも肘の張り出しを考慮しなければならないため、玄関ドアの幅についてはそのサイズの車椅子が不自由なく出入りすることができるように設計するべきでしょう。もちろん車椅子だけではなく、その介助をする人の出入りも考慮しなければならないため、玄関は全体的に余裕を持った広い設計とするべきでしょう。

車椅子の使用を考えるなら、最低でも幅75cmは必要

上述の条件より、車いすの使用を考える、もしくは将来的に家族の誰かが車椅子生活になった場合に備えておきたいという場合には、ドアを開けた時に75cm以上の幅を最低限確保する必要があります。もちろん75cmで十分というわけではなく、極力広めの玄関とするように心がけると良いでしょう。

流行は「大きく、広い」玄関ドア

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家作りやリフォームを考える際、その時代の流行も捉えた設計とすると良いでしょう。もちろん家のサイズやデザインなどにより一概に言えない部分があるにせよ、玄関ドアは幅が広く、高さも高いものが好まれる傾向にあります。

では何故「大きく、広い」玄関ドアが選ばれているのでしょうか?それは、単純に見た目の高級感や開放感を追求した結果と言えます。あまり気にならないかもしれませんが、実は玄関ドアの大きさは家の意匠の面では大きな役割を担っています。ただし、例えば狭小住宅に両開きドアのような大きめの玄関ドアを施工しても不釣り合いですし、逆に敷地面積の広い大きめの一戸建てに片開きドアを採用しても高級感や開放感に欠けるように、玄関ドアのサイズはその家の大きさやデザインにより合ったものを選択する必要があると言えます。ただ単に大きいだけではちぐはぐなイメージになってしまうのです。

最低限の幅は60cm

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人間が出入りするのに最低限必要な玄関の幅は60cmと言われています。しかしながら、「家の顔」としての玄関ドアにこのサイズを採用してしまうと、車椅子や荷物の搬出入の時に大変な不便さを感じてしまうでしょう。一般的な幅としては80~90cm程度のものを可能であれば採用し、できるようであればもっと大きめの物を選ぶと、より出入りが便利になるかと思います。

また、玄関ドアの幅を小さめにとっていると、次のリフォームの際に、いざ開口部を広げたいと考えたときに、開口部を削ったり等、大がかりな工事が必要となる可能性があります。出来れば新築の時に、できるだけ開口部を大きめにとっておくことは、その後のリフォームの時の費用を節約することにもつながるのです。

LIXILリシェントとYKK apドアリモの玄関幅

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当社で取り扱っている玄関ドアに、LIXILリシェントYKK apドアリモという製品があります。両者とも非常にデザイン性と機能性に優れた玄関ドアであり、バリュエーション豊富なラインナップは「選ぶ楽しみ」も提供してくれます。もちろん豊富なのはデザインだけではなく、あらゆる幅や高さの開口部に対応することができます。

最小幅は57~71cm

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LIXILリシェントとYKK apドアリモなら、このくらい狭めの開口部についても対応が可能です、車椅子の通行や大きな荷物の搬出入を考慮すると不安は残りますが、家族が出入りする機能だけという面では、特に不便さを感じることもないでしょう。

82~87cmなら種類は豊富に

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このくらいの幅になってくると、LIXILのリシェントとYKK apのドアリモのどちらの玄関ドアでも対応が可能です。片開きドアであれば特に制限なく豊富なラインナップの中から好みの一枚を選択することができるでしょう。また、80cmを超える玄関ドアについては車椅子の通行にも大きな支障なく対応ができるかと思います。「あまり玄関ドアは大きくできないけど、それでも将来的に車椅子生活になった時や大きな荷物の搬出入をしなければならなくなった場合に備えたい」という方にも適する玄関幅と言えます。

93~99cmなら親子ドアも可能に

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「やや標準より広めの幅」がこの範囲になります。製品によっては親子ドアや片袖ドアにできたり等、デザイン性の部分でも多くの選択肢があり、機能の面でも「防火性・断熱性能」を向上させたモデルも選べるのが特徴です。

125~131cmは広めでバリュエーションが最も多い

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このサイズであれば、「選択肢がなくて困る」と言ったことはほとんど起こらないかと思われます。当社が取り扱いをしている製品の種類はこのサイズの玄関幅であれば749件(平成30年5月時点、高さ236~244cmの場合)もあり、逆にしっかりとした軸を持って選ばなければ、玄関ドア選びに多くの時間がかかってしまいます。

170~190cmは当社取り扱い製品の中で最も幅が広い部類

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このサイズになると、両開きドアを選択することもできます。両開きドアでは、人間の出入りに全く支障がないことはもちろん、自転車やバイクなどの大きな荷物を玄関から入れたいという場合にもほとんど不自由を感じることはないでしょう。

まとめ

玄関ドアのリフォームを検討されている方は、自分の家の玄関の幅がどのくらいの利便性を達成できるのか、イメージが付きましたでしょうか?やはり玄関の幅が広ければそれだけストレスなく人の出入りが可能で、荷物の搬出入も大きな支障なく行うことができます。そうした点で、現在だけではなく将来の利便性も考慮して、自分の家族が便利に、そして快適に過ごせるようなサイズの玄関ドアを選ぶようにしましょう。

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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