アルミ製玄関ドアの特徴。長所や価格について

アルミ製の玄関ドアについてご紹介します。アルミは日常生活の中でも頻繁に見かける金属なので玄関ドアの素材としても広く普及しています。アルミは使い勝手が良いだけでなく、玄関ドアに向いている特徴や安い価格などの魅力がたくさんあります。玄関ドアのリフォームを検討されている方は是非参考にしてみて下さい。

アルミ製玄関ドアの魅力に迫る

玄関ドアは様々な素材が使用されており、素材ごとに見た目や機能性が違ってきます。数ある種類の中で、アルミは玄関ドアの素材として特に有名です。アルミは価格の安さや使い勝手の良さから玄関ドアを含め様々な道具に使用されています。一方で熱伝導率の良さやメンテナンスに関する注意点もあるので完璧な素材も言い切れません。

アルミ製玄関ドアの特徴・注意点・価格などを紹介

今回はそんなアルミ製玄関ドアについてご紹介します。アルミ製玄関ドアの特徴や長所と注意点、後半では中村建硝で取り扱っているアルミ製玄関ドアも紹介します。

アルミという素材について

アルミは使い勝手が良く私達の生活の中でも広く浸透している金属として知られています。

アルミとは？

アルミニウム（羅: aluminium、英: aluminium, aluminum [ˌæljəˈminiəm, əˈljuːmənəm]）は、原子番号 13、原子量 26.98 の元素である。元素記号は Al。日本語では、かつては軽銀（けいぎん、銀に似た外見をもち軽いことから）や礬素（ばんそ、ミョウバン（明礬）から）とも呼ばれた。アルミニウムをアルミと略すことも多い。

単体は銀白色の金属で、常温常圧で良い熱伝導性・電気伝導性を持ち、加工性が良く、実用金属としては軽量であるため、広く用いられている。熱力学的に酸化されやすい金属ではあるが、空気中では表面にできた酸化皮膜により内部が保護されるため高い耐食性を持つ。

参照元：

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0

日常生活で良く見かける

アルミはとても使いやすい金属なので玄関ドアだけでなく様々な道具に使用されています。有名な物としては1円玉、飲料の缶、フライパンや鍋などの調理器具があります。日用品としてアルミが使用される理由は軽いという点にあります。アルミの軽さはあらゆる金属の中でもトップクラスなので余計な負担をかけずに使用できます。

使い勝手が良いから流通している

アルミは加工しやすい金属としても知られているので大量生産やリサイクルも得意としています。また熱の通りが良いことと、金属特有の頑丈さも兼ね備えているので調理器具としてよく使用されています。錆びにも強いので水を使ったり外気にさられるような道具としても向いています。

アルミ製玄関ドアならではの長所

アルミという素材は日常生活の中で数多く使用されていますが玄関ドアの素材としても頻繁に使用されています。アルミ製玄関ドアはアルミの特徴を活かした作りになっているので長所もたくさんあります。

アルミ製玄関ドアの長所：軽い

アルミという金属はとにかく軽いです。鉄や銅に比べて3分の1の軽さと言われています。1円玉（アルミ）と10円玉（銅）・100円玉（鉄）を比較すればいかに軽い素材であるかを想像出来ることでしょう。アルミは軽いので玄関ドアの様な頻繁に動かす部品の素材として向いています。開け閉めする際に余計な負担がかからないので、子供やお年寄りがいる住宅でも問題無く使用できます。

アルミ製玄関ドアの長所：安い

アルミという素材はとにかく安いので大量生産も出来ます。日常生活の中にアルミ製の製品が浸透している理由は、原価が安いから各メーカーがこぞって使用しているという事情もあります。当然玄関ドアも数ある素材の中でもアルミはトップクラスの安さを誇っています。リフォーム用玄関ドアの場合は防火・防音性能や採風用窓などのオプションを追加することも出来ますが、それらを搭載しないアルミ製玄関ドアであれば最安値の料金設定となっています。

アルミ製玄関ドアは中村建硝でもたくさん取り扱っています。種類や価格については後ほど紹介します。

アルミ製玄関ドアの長所：メンテナンスが楽

玄関ドアは雨風やゴミ・ホコリなどの外気に常時さらされています。そのためメンテナンスを怠っているとサビやカビが発生してしまうこともあります。特に木製の玄関ドアは耐久性が低くメンテナンスも頻繁に必要になるので、常に破損や汚れとの闘いを強いられることになります。

アルミは耐久性に優れている金属なのでメンテナンスにそこまで気を使う必要がありません。強度が強いので多少の衝撃に耐えられるだけでなく、サビにも強いので腐食を防ぐことが出来ます。勿論アルミ製玄関ドアと言えでも手入れをすることは大事ですが、簡単な拭き掃除を定期的に行うだけで数十年間は使い続けることが出来ます。

アルミ製玄関ドアの長所：種類が豊富

アルミは加工しやすい素材としても知られています。その特性を利用しておしゃれなデザインが施された玄関ドアもたくさん販売されています。例えばドアの中に採光用の窓が付いた製品や、表面が木製玄関ドアの様に見える木目調のデザインなどがあります。

アルミ製玄関ドアの注意点

アルミという素材は玄関ドアに優れた特徴があるので、広く浸透しています。しかしアルミは長所ばかりではなく短所や玄関ドアならではの注意点もあります。

注意点：断熱性能に劣る

アルミは熱伝導率が高い素材として知られています。周囲の気温にすぐ影響されてしまうので暑い場所では熱く、寒い場所では冷たくなってしまいます。これは玄関ドアにおいてとても厄介な特徴と言えます。玄関ドアは外と室内を遮る壁としての役目をになっています。穏やかな気候の場合は雨風の侵入を遮りさえすれば問題ありませんが、夏や冬などの気温の変化の激しい季節は温度管理をしなければなりません。玄関は基本的に空調設備が無いので玄関ドアによって外の熱い気温（または寒い気温）を防ぐことが重要になります。

アルミは熱しやすく冷めやすい

しかしアルミは周囲の気温の影響をすぐに受けてしまいます。そのため夏はドアの表面が熱くなってしまい、冬は逆に冷たくなってしまいます。そのため室内の気温をコントロールすることが出来ずに夏は暑く冬は寒いという不快な玄関の空間を作ってしまいます。

断熱性能を上げる措置もある

現在のリフォーム用玄関ドアは玄関の気温をコントロールするために採光用窓を取り付けることが出来ます。これは窓から日光を取り入れることで室内を暖かくすることが出来たり、窓を開けることで湿気を出して換気するといった効果があります。またドアの中に断熱材を入れて気温の低下を防いでいるタイプもあります。アルミ製玄関ドアでもこのようなオプションの付いた製品ならばある程度の断熱性能を期待できます。何も対策を施していないただのアルミ製玄関ドアだった場合、玄関がかなり不快な空間になってしまうことも考えらえます。

注意点：手入れは必要

アルミ製玄関ドアは耐久性に優れていて尚且つサビにも強いので長く使い続けることが出来ます。しかしいくらアルミと言えども新品の状態を永久に保つことは出来ません。アルミと言えども金属なので劣化は必ず発生してしまいます。何もせずに放置しておくと劣化のスピードを早めてしまうので長期間使用し続けるためには手入れが必要になります。

簡単な拭き掃除が必要

アルミ製玄関ドアに必要な手入れは簡単な拭き掃除です。乾拭きで表面のゴミやホコリを落として、全体を水拭きした後によく乾燥させるだけで問題ありません。汚れが酷い場合には中性洗剤を使って洗う必要もあります。個人で出来る簡単な掃除ですがこれをやるとやらないとでは大きな差が生じてしまいます。

中村建硝で取り扱っているアルミ製ドアの種類と価格

安値で長く使い続けられるアルミ製玄関ドアですが、中村建硝でも勿論取り扱っています。中村建硝が使用するリフォーム用玄関ドアはLIXIL「リシェント」YKKAP「かんたんドアリモ」三協アルミ「ノバリス」の3種類です。

一言でアルミ製玄関ドアと言ってもデザインや特別な性能が付いており、それぞれの商品によって違った特徴があります。価格も製品によってバラツキがあります。

中村建硝・アルミ製玄関ドアの価格はコチラ

価格の違いはドアのサイズや特殊な効果（断熱・防火・電子ロックなど）によって大きく生じます。デザインによる価格差もありますが、そこまで大きい差額ではないのでデザイン面に関してはお気に入りの製品を選んでも問題ありません。最安値はアルミの素材そのものであるメタリックカラーのデザインとなっています。

まとめ

アルミは玄関ドアの素材として適しているので日本全国に普及しています。価格設定も安く種類も豊富に用意されているので玄関ドアのリフォームにお勧めできます。断熱性能の低さという欠点もありますが、採風用窓を取り付けて日々の手入れを怠らなければ長きに渡って使い続けられる玄関ドアになるでしょう。

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