玄関ドア人気ランキング今選ばれているトップ5
2025/8/1更新
ドアスコープはマンションやアパートの玄関ドアに標準装備されています。不審者の来訪を防止する目的で、室内側から玄関の外の様子を伺う時に使用するのですが、ドアスコープがあるせいで犯罪に巻き込まれてしまうことがあります。
今回はドアスコープが引き起す危険性と玄関ドアに必要な防犯対策について考えていきましょう。
ドアスコープとは?

ドアスコープとは玄関ドアに取り付けられているレンズのことを意味します。マンションやアパートでは多くの玄関ドアに標準装備されているので、ほとんどの方が一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
ドアスコープは来訪者が来た際に中から外の様子を覗く際に使用します。玄関ドアを開けずして外の様子を確認出来るので防犯効果を非常に高めてくれます。
マンションと戸建て住宅でのドアスコープの使用率の違い

マンションやアパートでは安全なドアスコープ付きの玄関ドアの利用率が増えています。古い玄関ドアについているドアスコープには犯罪を誘引する危険性がありますが、最新の集合住宅用玄関ドアには、安全に配慮したドアスコープが取り付けられているからです。
一方、戸建て住宅ではドアスコープに変わりモニター付きインターホンを使用する家庭が多くなっています。モニター付きインターホンは来訪者が外のインターホンを鳴らした際に作動して、インターホンのカメラを通して来訪者の姿を確認することが出来ます。
モニター付きインターホンはマイクも内蔵されており、室内にいながらカメラで相手の姿を確認しつつ会話することも出来ます。ドアスコープよりも鮮明に見えることと、その他オプションも豊富にそろっていることから、戸建て住宅ではドアスコープにとって代わる存在となっています。
そのためモニター付きインターホンがある住宅では、リフォームの際にドアスコープが付いていない玄関ドアを設置することも多々あります。
マンションや集合住宅のリフォームの際には、古い玄関ドアのままにせず、安全なドアスコープ付きの玄関ドアに交換する事が、住宅の防犯性を向上させます。

交換は検討しているけれど、今すぐ何とかしたいという場合のドアスコープの問題への対処法をご紹介します。
ドアスコープが見えにくくなったら
玄関の室内側から外の様子を伺うことのできるドアスコープですが長く使用しているうちに見えにくくなってしまうことがあります。しかしそれは仕方ありません。何故ならばドアスコープは玄関の外側と内側の両方にレンズが付いていてどちらも湿気やホコリに常時さらされている状況です。ドアスコープが見えにくくなることは仕方ないことなので、もし見えにくくなったら掃除しましょう。
掃除しても見えにくい場合はレンズに傷が付いています。その場合はホームセンターやネット通販などで取り換え用のドアスコープを購入し、交換しましょう。
多機能な製品も販売されている
ドアスコープはホームセンターやネット通販などで取り換え用の製品が販売されています。各家庭によってサイズが違うこともあるので取り換え用を購入する際はサイズを間違えないように注意して下さい。また取り換え用のドアスコープは覗き見防止のふた付きや覗ける視野が広い広角レンズタイプなどもあるので興味のある方は選んでみて下さい。
戸建て住宅の玄関ドア交換をしたいけれど、どのくらい費用がかかるのかなと思われたらl、お気軽にお試しください。
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危険!ドアスコープは簡単に外れる

ドアスコープはマンションやアパートではほとんどの玄関ドアに標準装備されているので、ドア自体に備え付けられているイメージがあります。しかしドアスコープはドアに固定されているわけではないので、以外にも簡単に取り外すことが出来ます。
ドアスコープの外し方
ドアスコープをよく見てみると端っこに切り込みが付いていることがあります。この切込みは一直線に2か所入っているのでコインなどの小さな金属を挟むことが出来ます。挟んで固定したら左に回します。
もし回せなかったら右に回してください。内部はネジの様な構造になっているのでどちらかに捻ることが出来るようになっています。動いたら完全に取れるまで回し続けます。試しにご自宅のドアスコープで試してみて下さい。意外と簡単に外すことが出来ます。
外からでも外せる
上記で説明した外し方は室内での外し方です。では外側はどのように外せばいいのでしょうか?外側のドアスコープには内側の様に溝が付いていないのでコインを引っかけることは出来ません。
しかし左右のどちらかに回せば(大体は右側)外せることは室内側と同じなのでペンチやドライバーなどの工具を使用すれば外すことは出来ます。
不審者に外される危険性
ドアスコープは簡単な道具と簡単な手段ですぐに外すことが出来てしまいます。そのためもしかしたら自宅の玄関ドアのドアスコープも知らず知らずのうちに誰かに外されているかもしれません。
ドアスコープを外すことによって覗き見や不法侵入などの犯罪行為に発展してしまうかもしれません。過去にはドアスコープを外した後の小さな穴から針金を通して、サムターン回しによって鍵を開けたという事例も挙がっています。そのためドアスコープは放置していると大変なことになりかねません。
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ドアスコープの思わぬ落とし穴
ドアスコープは外からも覗ける

ドアスコープは室内から外の様子を覗くための道具として有名です。しかしそれだけではなく、逆に外から内側を覗くことも出来てしまいます。試しに自宅の玄関ドアに付いているドアスコープを外から覗いてみて下さい。意外にもはっきりと内部の様子を覗くことが出来ます。
外から覗くための道具もある
ドアスコープは外から覗けるだけでなく外から覗きやすくするための道具も販売されています。ドアスコープを通して外から室内を覗けるスコープがネット通販で販売されています。これは住人が旅行などで長期間に渡って不在にしていた後、自宅の中に空き巣がいないかどうかを確認するために使用します。
この様な正当な理由があったとしても残念ながら悪用することは出来てしまいます。販売価格も1万円前後なので一般人でも買うことは出来てしまいます。もしワンルームの部屋をドアスコープで覗いたら着替えている様子なども全て筒抜けになってしまいます。
ドアスコープで発生する恐れのある被害

簡単にはずれる上に、悪用できる道具もあることから、ドアスコープ付きの古い玄関ドアには、様々な被害を発生させる恐れがあります。
ドアスコープを外して室内をのぞかれる
ドアスコープは小さな部品なので、外されていても気づかないことが多いです。ただ、外されていることに気付かないでいると、室内を覗かれる恐れがあります。
ドアスコープを通して室内を盗撮される
ドアスコープに片目で遠くを見られる単眼鏡をあてて、スマホなどで盗撮される恐れがあります。
玄関ドアを不正開錠される
ドアスコープのレンズを外して特殊な器具を差し入れ、室内側のツマミを操作して不正開錠される恐れがあります。これはサムターン回しという手口で、玄関からの侵入に多く使われます。
3階建て以下のマンションやアパートへの玄関からの侵入率は窓より多く、令和6年の調査では全体の47,6パーセント、4階以上なら61,2パーセントにも上ります。
侵入窃盗の侵入手口
画像出典 警察庁住まいる防犯110番 手口で見る侵入犯罪の脅威
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ドアスコープは使用しない
ドアスコープは覗き見や不法侵入などの犯罪行為に使えてしまうのでとても危険な存在です。こだてjもしご家庭のドアスコープを「モニター付きインターホンがあるから使わない」「普段知らない人を家に呼ばないから使わない」というならばドアスコープは無くても生活に全く支障がないのかもしれません。
レンズをテープで塞いでしまう
ドアスコープを使用しない方はテープなどでレンズを塞いでしまいましょう。しっかり塞げば覗き見防止になりますし、テープで固定されていれば回せないので外から外すことも出来なくなります。
最新の玄関ドアへの交換が最強の防犯対策

今回ご紹介した通り、玄関ドアのドアスコープは取り外しが簡単で、外からでも覗けてしまうのでとても危険な存在です。
以上のことを踏まえて玄関ドアマイスターでは、戸建て住宅向けには玄関ドアのリフォームの際にドアスコープが付いていないドアの設置を推奨しています。
現在はモニター付きインターホンを利用する方が非常に多くなりドアスコープはたとえ付いていたとしても普段は使わない方がほとんどです。
加えてドアスコープは付いているだけで様々な犯罪行為を引き起こしてしまう恐れがあるため、玄関ドアマイスターが取り扱っている戸建て住宅向け玄関ドアはドアスコープが付いていないタイプとなっています。

マンションやアパートには、サムターン回しやピッキングを防ぎ、ドアスコープが犯罪を誘発しない防犯性の高い玄関ドアへの交換をおすすめしています。
マンションやアパートで玄関ドアを交換する方法
マンションやアパートでの玄関ドア交換には2種類の方法があります。個人でする方法と所有者がする方法です。
個人でする分譲マンションの玄関ドア交換
分譲マンションは管理規約によって個人での玄関ドア交換が許可される場合とされない場合があります。
一般的には許可されないだろうと思われている方が多いですが、そうではないこともあります。玄関ドアマイスターでも、分譲マンションの個人所有者様の玄関ドア交換を承ってきました。
「管理組合に全体的な玄関ドア改修の希望を出しているがなかなか通らない」という場合も含めて、まず管理組合に規約を確認してみることをおすすめします。
マンションの玄関ドア交換についてこちらから詳しくご覧いただけます。
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居住者様個人でされた玄関ドア交換の施工事例

築46年のマンションの玄関ドアを東京都の補助金を利用して交換した事例をご紹介します。
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断熱性がなく、錆びて開閉しにくくなっているスチール製のドアを、断熱材が入った耐震仕様の玄関ドアに交換した事例です。
鍵が1か所しかついていませんでしたが、交換した玄関ドアはツーロックで、ピッキングに強いディンプルキーが使われているので、防犯性も大幅に向上しました。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>マンションドアもワンロックよりツーロックが安心!1日で交換できます
所有者や管理組合がする全体的な玄関ドア交換
賃貸マンションやアパートの所有者様が全体的に玄関ドア交換をするケースと、居住者からの要望で話し合いの結果、管理組合が全体的に玄関ドア交換をするケースがあります。
賃貸マンションのオーナー様からのご依頼による玄関ドア交換の施工事例

サビで閉まらなくなった玄関ドアを賃貸マンションのオーナー様からのご依頼で交換した事例です。
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BEFORE | AFTER |
こちらの事例のように、賃貸住宅であっても1戸だけ交換するという例もあります。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>サビて閉まらなくなったマンションのドアを1日で交換
管理組合様の依頼で全室工事した玄関ドア交換の施工事例

40年以上前のスチールドアを交換した事例をご紹介します。
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BEFORE | AFTER |
管理組合様からのご依頼で全室のドアをリフォームしました。カバー工法なので、1室あたり約3時間程度工事が完了です。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>マンション玄関ドア工事事例 管理組合様の依頼で全室工事した事例
※ 現時点では、YKK APのマンション用玄関ドアを取り扱っております。
全体的な玄関ドア交換の集客効果と退去防止効果
マンションやアパートの場合、賃貸住宅だけではなく分譲マンションであっても、居住者にはドアスコープは使用しないという選択肢しかないことがほとんどです。
個人が玄関ドアを交換できるケースもありますが、一般的にはマンションやアパートの所有者、または管理組合だけしか、玄関ドア交換の権限がないことが多いです。
しかしながらドアスコープ以外にも、新築から10数年経っているマンションやアパートに取り付けられている玄関ドアは防犯性が低下しています。特に近年は東京や埼玉、茨城などでは、侵入窃盗発生の多さが話題になっているので早急な対処が必要です。
所有されているマンションやアパートでの事件を未然に防ぐ為にも、防犯への不安から契約を更新しない居住者を出さない為にも、玄関ドアの交換は有効な手段です。
玄関ドアマイスターは、個人での交換も所有者様や管理組合様が行う全体交換もどちらにも多くの実績があります。ゼネコンのマージンをカットすることや、補助金の利用によって価格を抑えつつ、誠実な工事でご満足いただける結果を出してきました。
カバー工法という壁を壊さない工事で交換しますので、工期と費用が抑えられます。1日で工事が完了する上に、住みながらできる工事なので、居住者様への負担が少ないことも魅力です。
まとめ
ドアスコープはモニター付きインターホンの需要に押され、覗きや不法侵入を引き起こしてしまう可能性もあるので、戸建て住宅向けリフォーム用玄関ドアには搭載されていないことが多くなりつつあります。
これから玄関ドアのリフォームを考えている方も、余程の理由がない限りドアスコープは付けない方が良いのかもしれません。既についている方はテープで塞ぐなどの処置を取って犯罪を未然に防ぐように心がけましょう。
マンションやアパートに玄関ドアにはドアスコープが取り付けられているので、防犯性の高い玄関ドアへの交換を検討されることをおすすめします。
戸建て住宅の玄関ドア交換をしたいけれど、どのくらい費用がかかるのかなと思われたらl、お気軽にお試しください。
マンションの玄関ドア交換についてこちらから詳しくご覧いただけます。
お電話からもお問い合わせいただけます。