帰宅して脱いだ靴は玄関で保管しておきます。1,2足程度ならたたきに置いておけますが、たたきのスペースにも玄関があるので入りきらない場合は靴箱に保管します。この靴箱はたくさんの靴が入る大きめのサイズやインテリアにも使えるおしゃれなデザインなど様々な種類があります。靴箱は必要不可欠な存在ですが、玄関が狭くて靴箱を置けるスペースが無い場合はどうするべきでしょうか?今回はそんな靴箱にまつわる情報をご紹介します。
玄関における靴箱の在り方
靴箱はほとんどの住宅の玄関に置いてあります。普通の人は普段から使う靴は1~2足程度ですが、家族で住んでいる場合はその人数分の靴を保管してありますし、おしゃれを楽しみたい方は自分用だけでも大量の靴を所持しています。
玄関は大量の靴を保管する場所
私達が日常生活において頻繁に使う靴は1~2足程度であることがほとんどです。しかしそれだけで全てのシチュエーションに対応できるわけではありません。一般的な社会人であれば仕事の際にスーツに合わせた革靴を履きますが、休日に出かける際はスニーカーの様なラフな靴を履きます。それ以外にも夏場の暑い時期にはサンダルを履きますし、冬場にはブーツの様な足をしっかりと覆うタイプの靴を履きます。
またおしゃれを楽しみたい人ならば仕事用・プライベート用ともに複数の靴を持ち合わせている場合もあります。さらに子供の場合そこまでたくさんの靴を持っているわけではありませんが、成長するにつれて足が大きくなっていくので新しいサイズの靴を買い替えていかなければなりません。このような背景を考えると一般的な家庭の場合、玄関に数十足分の靴を保管していることになります。
靴箱に収納して保管する
玄関のたたきに置いておける靴の量は限界があるのである程度は靴箱に保存しなければなりません。靴箱は住宅に備え付けられているものもあれば後から購入して使用する場合もあります。靴箱もサイズやデザインなど数多くの種類があります。しかし実際に活用するならば、たくさんの靴が収納できるものやおしゃれなデザインの靴箱を使いたいものです。今回は靴箱の色々な靴箱の使い方を紹介します。
靴箱は大きすぎても問題無い!?
大きめの靴箱を玄関におくとスペースをかなり取ってしまいます。しかし出入りすることに支障の出ない程度の大きさならば問題ありません。靴を入れても尚且つ、中のスペースを持て余してしまうことを懸念する人もいますがそれも問題無いと言えるでしょう。
なぜならば靴箱は靴を収納するためだけにあるわけではないからです。玄関には靴以外にも保管してある道具がたくさんあります。ほうきやちりとりなどの掃除用具や出かける際に、使用する傘やベビーカーは玄関に常時保管してあります。他にも車の掃除やメンテナンスに使用する道具やアウトドア用品を置いてある場合もあります。
このように玄関に保管してある物はたくさんあります。そしてそれらを保管すれば当然玄関のスペースは狭くなります。そうなった時に靴箱の空いているスペースを使用します。基本的に靴箱の中は広い空間しかないので靴以外のものもたくさん収納できます。その特性を活かせば少しくらい大きめなサイズの靴箱も有効活用できるでしょう。
玄関をおしゃれに見せる靴箱
ダンボール
ダンボールは収納アレンジに使える道具の代表格です。加工しやすくて頑丈な素材だから靴箱としても十分使えます。ダンボールを靴箱として使う方法はたくさんあります。例えば靴を買った時に使われているケースと同じくらいのサイズのダンボールならば、1足用の靴箱として使えます。引っ越しや宅配便で使用する大きめのダンボールならば実際の靴箱と同じくらいの大きさになります。ダンボールは基本的に茶色一色なのでシンプルな色合いになりがちですが、表面にマスキングテープや色紙を貼ればおしゃれにデコレーションできます。
木の板
DIYの代表格と言える木の板は繋ぎ合わせることで靴箱を作ることが出来ます。基本的に靴箱は単純な構造なので、工作もそこまで難しくありません。箱の中に棚をたくさん差し込めばそれだけ保管できる靴の数も増えます。同じように、すのこもDIYに使えます。すのこの裏面の出っ張りの部分に木の板を引っかけることで簡単に棚が作れます。シンプルかつおしゃれな靴箱に仕上がるでしょう。
プラスチックケース
ホームセンターや100円ショップで売られているプラスチックケースは多目的な用途があるので靴箱としても使えます。1足用の小さいサイズから複数の靴を収納できる大きめのサイズまで種類は様々です。プラスチックケースは無力透明もしくは半透明のタイプが多いので外から中の様子が見えます。そのためおしゃれな靴を飾りたい場合にもプラスチックケースは有効です。
靴箱が置けない狭い玄関はどうする?
玄関はリビングや寝室に比べてあまり広いスペースを設けることが難しいので、どうしても狭くなってしまうことが多々あります。そうなると場合によっては、靴箱を置くスペースが確保できない場合もあります。しかし靴を保管するスペースを他の部屋に作ることはさらに難しいです。ではどうすればいいのでしょうか?
タオルラックを代用する
たくさんの靴を収納できるわけではありませんが1,2足程度ならタオルラックを靴の収納グッズとして使用できます。やり方は玄関の空いているスペースにタオルラックを取り付けます。壁やドア本体などが好ましいです。そこにスリッパを立てかける様な要領で靴のつま先の部分を差し込みます。すると場所を取らずにしっかりと安定した状態で保管できます。
下駄箱がない代わりにシューズラックを使う
床への設置面積が少ないシューズラックならば狭い玄関にも靴の収納スペースを確保できます。靴箱と言えば木製で扉付きのガッシリしたサイズの箱を想像します。頑丈ではありますが、スペースを取ってしまうことが欠点です。しかし最近はあまりスペースを取らないシューズラックもあります。
縦に差し込むシューズラック
靴を縦に差し込んで使うシューズラックは奥行きが狭いです。従来の靴箱は靴をそのままの形で保管していたので、奥行きが40㎝程は必要でした。しかし縦に置くタイプは靴自体の縦幅よりも短い奥行で十分です。そのため奥行きが20cm程度しかありません。こrなら横幅さえ確保できれば狭い玄関にも問題無く置くことが出来ます。
縦長のシューズラック
横幅のスペースも確保できない状況であれば、縦に長いシューズラックを使用する方法もあります。例えるならば都内の住宅は土地の価格が高いので敷地面積の広い住宅を建てるのは難しいです。しかし2階・3階建ての様に建物を縦方向に伸ばすことで広さを生み出すことは出来ます。それと同じ発想で、狭い玄関に靴箱を置く際も縦長の靴箱を置けばいいのです。中には1足分の靴を縦一列に並べるシューズラックもあります。靴が取り出しやすく、おしゃれなので便利かつ見栄えも良くておすすめのシューズラックです。
まとめ
靴箱は玄関に必ず必要な存在と言っても過言ではありません。家族で暮らしている家庭ならばそれなりの靴の量を限られたスペースの中で収納する必要があります。もし靴箱を置くだけのスペースを確保できなかったら、ダンボールや木の板を使ってアレンジするか特殊な形のシューズラックなどを使用すれば狭いスペースを最大限に活用して靴を収納することが出来ます。
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