コラム

公開日:2019年6月11日

/ 最終更新日:2019年12月21日

玄関の置き場所に困ってしまう長靴・ブーツの収納方法について

長靴やブーツは高さがあるので他の靴よりも収納が大変です。かといって玄関に放置しておくとだらしないので効率良く収納する必要があります。取り扱いが難しい長靴でも工夫を凝らせばしっかり収納出来ます。そこで今回は長靴やブーツの効果的な収納方法をご紹介します。

長靴・ブーツは収納しづらい

玄関を広く見せるためには靴の収納方法を工夫する必要があります。一般的には一人が使用する靴は普段使いの靴以外にも複数の靴を保管しています。そのため家族住まいの家庭では玄関に大量の靴が置いてあることになります。これらの靴を全て効率良く保管するとなるととても大変です。

縦長の靴は不便!?

特に長靴とブーツは保管方法に悩まされがちです。これらは普通の靴に比べて高さがあるので、同じ感覚で保管することが出来ません。長靴やブーツを保管するためには無理矢理同じ靴箱に保管するか、あるいは長靴だけを保管する専用のスぺースを用意するといった方法があります。

しかし他の靴と同じ場所に保管することは無理がありますし、狭い玄関の中で長靴だけを保管する専用のスぺースを確保することも簡単には出来ません。

オシャレな靴は綺麗なまま保管したい

長靴やブーツは冬の時期になると非常に重宝します。足全体を覆いつくしてくれるので外でも温かく過ごせますし、防水加工された長靴なら雨天時でも問題無く使用できます。特にブーツはオシャレなデザインが多いので、男女ともに愛用する人は非常に多いです。

しかし常日頃から長靴やブーツを履き続けている人はあまりいません。特に夏場は暑いので冬に比べると履く機会が非常に少なくなります。そのため使用しない間は邪魔にならない場所に保管しておく必要があります。

長靴・ブーツを収納するためのアイデア

長靴やブーツは高さがあるので収納がとても大変ですが工夫したり収納グッズを使用することで効率良く保管することが出来ます。

同じ長さの靴を横一列に揃える

長靴やブーツを靴箱の中で収納する際の基本的な収納方法です。長靴だけに限らず横の列はなるべく同じ長さ同士で揃えた方が見栄えが良くなります

中でも長靴やブーツは一番下の段がおすすめです。靴箱の中は上段と下段で靴の種類を分けるとメリハリが効いて見栄えが良くなりますし、取り出す際もどこに何があるか一目瞭然なので効率良く使えます。

中板の高さを調整できる靴箱

長靴やブーツを収納する靴箱は中板が固定されているタイプではなく自身で位置を調整出来るタイプが好ましいです。普通の靴を収納することを想定した靴箱でも中板の空間を開けたり、あるいは中板を外すことで空間に余裕が生まれます。

長靴は高さがある分従来の空間では収まりきらないので、自分で調整する必要があります。長靴やブーツの様な高さのある靴専用の靴箱というのは中々見かけないので一般的な靴用の靴箱を高さのある靴にも適用できるように調整しましょう。

ブーツキーパーを利用する

長靴やブーツは保管している最中にへたってしまうことがあります。これをそのままにしておくと型崩れを起こしてしまい、しわになってしまいます。

型崩れを防ぐためにはブーツキーパーが有効です。ブーツキーパーは縦長の棒状の物体でブーツに差し込んで使用します。差し込んでおくだけでブーツの体勢を維持してくれるので型崩れを防いでくれます。長靴やブーツを長期間保管する際に重宝します。

縦ではなく横に寝かせる

長靴やブーツを保管する際は縦に置いておくと型崩れが心配です。へたったまま保管しておくと状態も見栄えも悪くなってしまいます。ブーツキーパーがあれば有効活用出来ますが、無い場合は横に寝かせて保管するという方法もあります。

ただし靴箱の中で横に寝かせると出し入れが大変なので、この方法は靴箱には使えません。しかしダンボールや棚の中などに長期間保管する場合は効果的です。高さのある長靴やブーツでも横に寝かせてしまえば状態が変わらず本来の形状のまま保管出来ます。

吊り下げて収納する

長靴やブーツを保管する際は床に置く意外にもハンガーに引っかけて吊り下げておくという方法もあります。ホームセンターや100円ショップなどで靴を吊り下げるためのハンガーが販売されています。

これは長靴やブーツなどの高さのある靴にも使用できます。ハンガーに引っかけてフックに吊るしておけば型崩れを防いでくれるので非常に便利です。

インテリアとして保管する

長靴やブーツを保管する場所がどうしても見つからない場合はいっそのことインテリアとして飾ってしまうという方法もあります。オシャレなブーツなら壁際に飾っておくだけでも見栄えが良いので「見せる収納」にピッタリです。

その他・使える靴の収納術を紹介

長靴やブーツだけでなく普段使い用の靴にも使える収納術をご紹介します。

クリアケースに保管する

靴の収納に使える家具は靴箱だけではありません。ホームセンターで販売されている半透明のクリアケースも靴の収納にピッタリです。クリアケースは箪笥のように四角い箱状になっていて、普段使わない靴の収納にピッタリです。半透明の素材だからいちいち開けなくても中に何が入っているか確認できるというメリットがあります。

また奥行きのあるクリアケースなら長靴やブーツなどの高さのある靴を寝かせて保管することも出来ます。横に寝かせれば型崩れを防いでくれるので非常に便利です。

たたきに置く靴は最小限に

玄関のたたきに靴を大量に置きっぱなしにしてしまうと非常に汚く見えてしまいます。そのため靴は靴箱に収納する必要があります。しかし全部の靴を収納してしまうと外出時に靴をわざわざ取り出さなくてはなりません。そのため普段から頻繁に使用する靴に関してはたたきに置いておいた方が便利です。

玄関のたたきに置く靴は普段使い用の1~2足分だけに留めておいて、それ以外の靴は靴箱にしまっておきましょう。靴は生活に必要な物だからこそ収納と利便性を両方考える必要があります。

購入時のシューズボックスを流用する

靴箱以外にも靴の収納に使える物があります。それは購入時に付いてくるシューズボックスです。シューズボックスは耐久性が強くて、靴1足分がピッタリ入るサイズなので靴の保管に最適です。また有名ブランドの靴ならばシューズボックスのデザインも凝っているので玄関に置いておけばおしゃれに見せることも出来ます。

縦に収納する

基本的に靴を靴箱の中で保管する際は左右横一列に並べます。しかしこの並べ方で靴をたくさん保管すると縦の空間は使わずに横のスペースばかり埋まってしまいます。そのため一足の靴を縦一列に並べるとスペースを有効活用出来ます。

やり方は片方の靴を普通に置いて、もう片方の靴を上下逆にしてつま先が先端にかかとが奥に来るように並べます。すると三角形を重ね合わせたような構図になり、隙間なく保管できる様になります。現在はこの縦一列で保管するためのシューズケースも販売されています。この収納方法なら横のスペースが半分になるので従来の倍の数の靴を収納出来るようになります。

まとめ

今回ご紹介した内容は以下の通りです。

・長靴やブーツは縦の長さがあるので収納時に工夫する必要がある

・ブーツキーパーを使用したり横に寝かせることで高さのある靴も無駄なく収納出来る

・靴箱以外にもクリアケース・ブーツ用ハンガー・縦一列用のシューズケースなど便利な収納グッズはたくさんある

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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