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中村
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田中
防火戸という言葉をご存知でしょうか?
一般の戸建て住宅でも、防火地域、準防火地域では、防火戸の認定を受けている玄関ドアを使用しなけらばならない場所があります。
都内23区などはほぼこの地域に当たります。
「玄関ドアを防火戸にすべきかどうか?」
この判断は、まずご自宅が防火地域や準防火地域にあたるかどうかを調べます。
都市計画法に則って各自治体が定めるため、役所の都市計画課などで確認できます。
最近はホームページで公開している自治体も多くあります。
もし、この地域にご自宅が入っていたら、次に玄関ドアが延焼ラインに入っているかどうかで防火戸にすべきかが決まります。
延焼ラインとは、もしご自宅が火事になってしまったときに、これ以上近いとお隣などへ火が移りやすい場所ですよというラインです。
玄関ドアでいうと、玄関が1階にある場合は、
お隣との境界から3m以内にある場合や、道路の中心線から3m以内にある場合は玄関ドアが延焼ラインに入っているので、火事をお隣に移りにくくするために防火戸を使わなくてはなりません。
玄関が2階の場合は、5m以内になります。
今回の中野区のお客様の玄関ドアは、隣地境界線から1mほど。
そのため、防火戸の仕様が求めらるケースでした。
ガラスのないドアでしたが、玄関内の足元も明るくなるように、ガラスが大きく入ったリシェントM77型の防火戸をご利用いただきました。
LIXIL TOSTEM リシェントのM77型防火戸の工事費込みの金額はこちらでご覧いただけます。
【LIXIL TOSTEM リシェント M77型防火戸】