玄関ドアは各家庭によってサイズの違う製品が使用されています。リフォームの際はそれぞれの玄関ドアのサイズに合わせて製品を制作することが可能です。当社ではカバー工法という方法でリフォームを行っているので壁を壊さずに1日で玄関ドアを交換することが出来ます。今回は当社が取り扱っている玄関ドアのサイズや種類によってご紹介します。
玄関ドアには複数のサイズがある
玄関ドアのサイズに合わせてリフォームする
玄関ドアをリフォームする際は既存のドア枠に合わせたサイズのドアで交換する必要があります。少しでもサイズが大きいと枠内にはめ込めなくなります。逆に小さいと枠の固定が不安定になったり、外額縁や内額縁でカバーしきれなくなります。
建付けが悪い玄関ドアは使い勝手が悪いだけでなく、冬の寒い時期に隙間風が生じて室内が冷え込んでしまったり湿気が入り込んで結露が発生してしまいます。またドアを開けたり閉めたりするときに、力を入れないと動かない状態になると、細かい衝撃が何度も加わることにより本来の寿命よりも早い段階でドアノブが壊れたり、ドア自体が曲がったりとした不具合を引き起こしてしまいます。
玄関ドアのリフォームは難しい
そのため玄関ドアをリフォームするためには事前にしっかりと既存のドアを採寸する必要があります。実は、この採寸には、多くの経験と知識が必要です。現場の状況はそれぞれ違うので、新しいドアのサイズをいくつにするかとか、どの部材を使用するかなど、現場経験がないと実際に取り付けする職人が工事しにくい製品を用意してしまうことになりかねません。玄関ドアをリフォームする作業に関しても精密性の高い技術が求められます。サッシ工事の中でも、玄関ドアのリフォームは、製品の加工や取付で手間のかかる工事です。そのため玄関ドアのリフォームは熟練の技術を持った職人に任せる必要があります。他所のホームページでは初心者が玄関ドアを交換するためのDIY情報が載っている場合もありますが、失敗する可能性が非常に高いので参考にしない方が良いでしょう。また、技術力のない業者も稀にいるのが現実なので、工事履歴などをウエブサイトで確認して信頼できる工事が可能か判断してください。
希望のデザインにリフォーム可能
玄関ドアは断熱性能の違いだけでなくデザインの種類もたくさんあります。ご自宅の玄関ドアをリフォームする際は、幅と高さが同じであれば、片袖枠から親子ドアにしたり、ランマがあるドアからランマの無いドアにしたりと、変更も可能です。ドアを大きくしたい、ランマを無くして見栄えの良いドアにしたいなど、是非検討してみることをお勧めします。
玄関ドアの枠の種類をご紹介
ここからは玄関ドアマイスターが取り扱っている玄関ドアの種類をご紹介します。
片開き
片開きタイプは最もシンプルかつスタンダードな玄関ドアです。ドア本体以外に余計な付加価値は付いていないので全種類の中でも最も小さいサイズとなります。一人分が丁度良く通れる程度のサイズで、価格も安いので勝手口や集合住宅の玄関ドアなど様々な場面で採用されています。
片袖FIX
片袖タイプは片開きタイプのドアの横に窓ガラスが付いてます。この窓ガラスは縦長な形状でドアと同じ高さなので広い範囲で日光を室内へ送り込むことが出来ます。窓ガラスは枠に固定されているので動かせませんが、ここに郵便ポストを取り付けたり格子を取り付けることも出来ます。
親子扉
こちらはドア本体の横に子扉と呼ばれる開閉可能な小さな扉がセットとなっています。子扉は開け閉め出来るので、大きな荷物を運ぶ際や車椅子の方が通る時などに便利です。普段はフランス落としによってロックがかかっているので勝手に開いてしまう心配はありません。子扉はガラス付きやポスト口が付いているものも用意されています。
親子扉は高級感を演出するに最適です。そのため非常に人気が高く、当社の玄関ドアの中でも大変ご好評をいただいている種類の一つです。
両袖FIX
両袖FIXは固定されたガラス面がドア本体の左右に付いています。そのため横幅のかなり大きな玄関ドアとなっています。従来の片開きタイプと違って左右にガラス面が付いているのでとても豪華に見えるだけでなく採光にも優れています。
玄関の内部の明るさは玄関ドアのガラス面に大きく左右されます。両袖FIXは当社で用意している玄関ドアの中でも一番ガラス面が多い種類なので、室内を明るくしたいと考えている人にはピッタリです。左右両方から日光が入るので昼間の時間は玄関の照明を使う必要が無くなるでしょう。
両開き
両開きタイプは当社で取り扱っている玄関ドアの中でも最もサイズが大きな種類です。同じ大きさのドアが左右に付いていて、普段は左右どちらかのドアを開けられるようになっています。親子ドア同様に、もう片方のドアは普段フランス落としで固定されていて必要なときに開けられるようになっています。サイズがとても大きいので設置すれば玄関をとても豪華に見せることが出来るでしょう。
引き戸
引き戸は上記のドアと違って横にスライドさせてドアを開閉させるタイプです。日本家屋の襖や障子と同じ形状となっています。戸自体が大きくてガラス面も広いので採光にとても優れています。戸を開ける範囲も広いので大きな荷物の出し入れやバリアフリー対策にも向いています。
ただしガラス面が多いという点から冬場の玄関の寒さが気になる方は引き戸から開き戸へのリフォームを検討してみて下さい。両袖枠や両開き枠の開き戸にリフォームすることが可能です。当社では引き戸→開き戸のリフォームも承っています。
ランマを付ける?付けない?
玄関ドアにはランマが付いていることがあります。ランマとはドアの上部についているガラス面の事です。ランマがあるとそこから日光を取り入れることが出来ます。そのため玄関内を明るくしたいのであればランマ付きの玄関ドアをお勧めします。
逆にランマがあるとドアの高さが低くなってしまいます。デザイン的にはランマの無いタイプが好まれるようになってきました。このようにランマはメリットとデメリットの両方を持っているので、リフォームの際に設置するか付けないかはよく考えてみて下さい。
違う幅の玄関ドアにも交換出来る!?
玄関ドアをリフォームする際は正確な幅の製品を取り付ける必要があります。ここで必要になってくるのは既存の玄関ドアの枠のサイズです。当社では既存のドア枠を利用して新たな玄関ドアを取り付けるカバー工法と呼ばれる方法を採用しています。このカバー工法を使用すれば違う種類の玄関ドアを取り付けることも可能です。
カバー工法とは?
工事の手順は
・既存の玄関ドアを取り外す
・子扉、ランマ、内部の骨組みなどがあればそれも外して枠だけが残った状態にする
・既存のドア枠の中に新たな枠を設置する
・その中に新たな玄関ドア(ランマ、子扉なども一緒に)を取り付ける
となります。
以前まではドア枠とその周辺の壁を取り壊す作業も含まれていたので工事日数も工事費も高くなってしまっていました。しかしカバー工法なら無駄なく作業出来るのでわずか一日で作業を完了させれられます。
このカバー工法はドア枠の範囲内であればどんなドアでも取り付けられます。例えば片袖枠のドアを親子ドアに変更出来たり、ランマがあるドアをランマのないドアに変更したり、引き戸を開き戸へ変更することも出来ます。そのためドア枠の範囲内であれば当社で用意しているドアはどれでも取り付けることが実質可能です。
まとめ
玄関ドアは、リフォーム前のドアサイズに合わせて製作が可能です。カバー工法なら壁を壊さないので1日で工事できます。同じ幅、高さなら違う種類の玄関ドアへの変更も出来るので、興味がある方は是非ご相談ください。
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