玄関ドアを交換するリフォームにかかる費用は、およそ20万円から40万円程度まで、幅があります。これから玄関ドアのリフォームを検討している人にとって、それほどまでに幅があると、具体的な費用の見当がつかないのではないでしょうか?
玄関ドアの費用の幅を生む要素は、主に玄関ドアのデザインです。
玄関ドアリフォームの工事費の差
玄関ドアのタイプ別・玄関ドアマイスターでの工事費
玄関ドアには、開き戸と引き戸があります。さらに、開き戸には主に6タイプ、引き戸には幅が2枚建て、4枚建てタイプがあり、タイプによって工事費が変わってきます。工事費は、施工する会社によって異なりますが、間口の幅が広くなるほど費用が嵩みます。
玄関ドアの工事費
玄関引き戸の工事費
特殊なケースを除き、カバー工法の工事費だけですみます。ごくまれに特殊な玄関の形状の場合、追加の工事費用が発生することがあります。玄関ドアマイスターでは、下見の結果、追加工事費が発生する状態であると判断した場合には、契約前の見積もりで、工事費の追加分が提示します。工事後に、工事費の追加が発生することはありません。
作業の内容別…玄関ドアマイスターでの工事費
工事はできる限り基本の工事費の中で行います。多くは基本の工事の中で工事できますが、中には基本の工事費以外の料金が発生するケースもあります。
追加の工事費が発生するケース
壁になっている部分を解体する必要がある場合に限り追加の工事費が発生します。
玄関の状況によっては、オプション部材が必要になる場合がございます。その場合、最小限のオプション部材をご案内いたします。
段差をなくす
ドア交換に際して、せっかく通行の幅を広げても、段差があると、車椅子でスムーズに通行できません。車いすを使用している家族がいなくても、小さなお子さんや高齢者には、下枠や敷居の段差には躓く危険があります。
その為、玄関ドアマイスターでは、工事の際に、極力段差をなくす工事をしています。下枠納まり用オプションには、ステンレス製の下枠化粧カバー、下枠段差緩和材、下枠幅木があり、玄関の下枠の状況に合わせて、採用します。その場合、最小限のオプション部材をご案内いたします。
ゴム製の段差緩和剤を取り付けた室内側下部の仕上がり
下枠幅木を使った床から上がっている玄関ドアの下枠の処理
バリアフリーが浸透する以前の住宅では、玄関ドアの下枠が、床のたたきから上がっている納まりが多くありました。ドアの下に8cm位、縦にタイルが貼ってあります。
このまま、カバー工法の新しい枠を取り付けると、新しい枠の下に空間ができてしまいます。このような場合には、余計な隙間を作らず、見栄えを良くするために、アルミの部材を取り付けます。
元の敷居の上にカバー工法専用の枠を載せてしまうと、段差が大きくなってしまいます。段差をつけない為に、元の下枠を撤去して、新しい枠を埋め込みました。
開き方を左右逆にする
門からの動線や家の中の間取りによっては、玄関ドアの開き方を逆にした方が、移動がスムーズになります。また、玄関ドアを開けると、道路や隣家から家の中が丸見えになってしまうというような状況を改善できる場合もあります。
玄関ドアを開ける際の幅が狭く開けにくかった状況を改善しました。
こちらのケースでは、左右を逆にしたことでドアを開けた時の外部からの視線が気にならなくなりました。
幅を広げる
リフォーム用の玄関ドアは、片開き以外のドアであれば、ドアの幅を制作範囲内で広げられます。玄関ドアマイスターでは、リフォームに際して、玄関ドアの幅を広げる、親子ドアに替えることをお勧めしています。
その理由は、通行の幅が広げられるからです。両手に荷物を抱えていても出入りがしやすい、大型の家具や家電も搬入できるなど、ドアの使い勝手が良くなります。また、ドアの幅が86cm以上あれば、電動車いすでも楽に通行できます。
片袖ドアから親子ドアに交換
壁の一部を壊す
建物の柱や土台に関わらない壁であればこのように、一部を壊してドアにすることもできます。
特殊な形の玄関なので他社で断られてしまい、弊社にご相談いただいたケースです。壁の一部を撤去して新しい玄関ドアをつけました。
特殊なドアの納まりに合わせる・戸当りをつける
木造在来工法の住宅には、その家を建てた大工さんの工夫で、特殊なおさまりの玄関になっていることがあります。こちらのケースは、玄関ドアとはめ殺しの窓の組み合わせでした。玄関内の下駄箱の邪魔にならないよう計算し、両袖枠に交換しました。加えて、玄関ドアが壁にぶつからないよう、戸当りを設けました。
外額縁の下の防水処理
メーカーのマニュアルでは、コーキングによる防水処理だけとなっていますが、玄関ドアマイスターでは、独自に必ず二重の防水処理をしています。コーキングの上から、新築のサッシ取り付けでも使用する防水テープを貼り付けて、2重に雨水の侵入を防ぎます。長年に渡り使用していただきたいので、万全な取付けをルールにしています。
ドアの機能による玄関ドアリフォームの費用の差
玄関ドアには、断熱機能、通風機能、防火機能が付いたドアがあり、機能によって、価格が変わります。最も高額なドアは、すべての機能が供えられたタイプのドアです。
断熱、通風機能の付いた玄関ドアは、玄関内の環境だけではとどまらず、家全体の断熱性、風通しの良さを作り出します。
メーカー別 機能による価格の違い(親子ドア)玄関ドアマイスターでのご提供価格
LIXILリシェント
リシェント G82型(木目) 断熱・通風・防火 ¥559,900
リシェント M83型(木目)断熱・通風・防火 ¥499,400
リシェント G82型(木目) 断熱・通風 ¥315,260
リシェント G12型 (木目)断熱 ¥316,360
リシェント M78型 (木目)断熱 ¥225,280
リシェント M27型 (アルミ)断熱アルミ¥286,165
リシェント C83N(アルミ)通風 ¥297,550
LIXILリシェントには、この他にもたくさんの色やデザインの組み合わせがございます。こちらからご覧ください。
YKKAP ドアリモ
ドアドアリモ N06K(木目)断熱・通風 ¥357,335
ドアリモ C02(木目) 断熱 ¥354,475
ドアリモ F03T(木目) 断熱・通風¥280,610
ドアリモ F03(木目・アルミ)断熱¥252,010
ドアリモ F83(アルミ)¥516,340
ドアリモ S11(木目)通風¥336,600
YKKAPドアリモには、この他にもたくさんの色やデザインの組み合わせがございます。こちらからご覧ください。
玄関ドアの機能について
玄関ドアについている機能によって、家全体の環境が変わり、暮らしやすくなります。
断熱
近年、住宅の断熱性が向上してきているので、断熱窓の住宅は増えてきています。ただ、そのような住宅でも、玄関はアルミドアのままというお宅が少なくありません。家の中に侵入してくる熱の74%、家の中から逃げていく暖房の熱の52%は、窓とドアから出入りしています。玄関は閉めているからと言って、熱の出入りがないわけではありません。アルミドアからは、閉じていても熱は出入りしています。せっかく断熱窓にしても、家を魔法瓶のようにはできません。断熱窓と断熱ドアを組み合わせれば、熱の出入りのほとんどを抑えられます。
家の中が魔法瓶の中のようになると、家の中の温度差が小さくなります。玄関、廊下、浴室、トイレなどの冷暖房をしていない場所と、リビングなどの冷暖房をしている場所との温度差は、住宅の断熱性が高くなるほど小さくなり、どこかに熱を出入りさせてしまう場所があれば、大きくなってしまいます。
また、冷暖房をしている時間と、冷暖房をしていない時間の温度差も抑えられ、冬の朝の冷えこみ、夏の夜中の暑さなどが、抑えられます。
通風
玄関は、防犯上、開けっ放しにはできない場所です。その為、風を採りこめないので、換気の悪い場所になってしまいます。夏は蒸し暑く、梅雨時にはジメジメして、カビや嫌なニオイが発生してしまうこともあります。
通風できる玄関ドアは、ドアをロックしたまま、通風窓から風を採りこめます。玄関から風を採りこめると、玄関からの風が家中に通り抜けていきます。その結果、玄関内だけではなく、家中の風通しが良くなります。
通風窓は、細長い内開きスリット窓なので、外部からの視線は気になりません。加えて、細かい網目の網戸がついているので、虫が入ってくる心配はありません。
防火
商業業務地や建物の密集度が特に高い地域は、防火地域、準防火地域に定められています。このような地域では、建築基準法において、防火設備が義務づけられています。その中の一つが防火ドアです。以前の防火ドアは、デザインや質感の選択肢が少なく、住宅の外観を低下させてしまうようなドアもありましたが、現在は、木目調で、デザイン性の高い防火ドアが揃っています。
製品価格による玄関ドアリフォームの費用の差
玄関ドア本体の価格の幅も、玄関ドアリフォームの費用の幅に繋がります。これは、玄関ドアだけではありません。身近な例で考えてみると、家電の価格があります。メーカーの参考価格と、店頭に並ぶ製品の価格が違うことは、みなさんご存知だと思います。そして、販売するお店によっても、価格は異なります。店舗によって価格が違う理由は、卸値の違いと営業方針の違いです。
メーカーとの取引価格の違い
卸値の違いとは、メーカーと店舗の取引量の違いです。取引量の多い店舗ほど、メ-カーからの卸値が低いので、低価格で販売できます。玄関ドアも同じです。メーカーとの取引量が多いほど、仕入れ値を抑えられるので、お客様に、メーカーの参考価格から、大きく割引をした価格で提供できるのです。
それなら、個人の店より、ホームセンターの方が安くリフォームできるのでないかと考える方もいらっしゃると思いますが、そうではありません。ホームセンターでのリフォームは、外壁塗装から、内装、システムキッチンなど住宅設備機器の交換、外構など、非常に幅広いリフォームが取り扱われています。その為、玄関ドアの交換だけの取引量はそれほど多くないという現状があります。そのうえ、工事は下請けの専門店に依頼するので、専門店の見積価格にホームセンターの利益が上乗せされます。
玄関ドアマイスターは、玄関ドアに特化してリフォームを行っています。その為、年間での取引量は、年間500件以上という、他には類を見ないほどの多さです。実際に、LIXILからも、YKKAPからも、玄関ドアマイスターの全国1位の実績に対して多数の表彰状を頂いております。
その為、製品代を50~55パーセント割引、期間限定のLIXLEのメーカーキャンペーン、そして玄関ドアマイスター独自の割引などを適用、どこよりもお得に玄関ドアのリフォームができます。
営業方針の違い
もう一つの理由、営業方針の違いとは、下請けに出す会社と、自社のスタッフだけでリフォームを完結する会社、ショールームを持ち営業員を置く会社と、スタッフが直接現地調査に行き、契約を進める会社の違いです。
ショールームでお客様の対応をし、現地調査や実際の工事を下請けに出す場合、当然、経費が嵩みます。玄関ドアマイスターでは、下見から契約、工事、アフターサービスまでを、全て自社のスタッフが行います。その為、現地の状況、玄関ドアの状態、間取りとの関係などを工事に伺うスタッフが、完璧に理解しています。玄関ドアのリフォームは、カバー工法でするとは言っても、すべて同じ方法では、良い仕上がりにはなりません。
それぞれの住宅の状況によって、プラスαの工夫が必要とされるからです。それを遂行するためには、下見での理解が非常に重要になってくるのです。自社のスタッフですべてを回す場合、下見での理解が、直接良い仕上がりに繋がり、お客様にご満足いただける玄関ドアリフォームが実現します。
玄関ドアのリフォームは、玄関ドアの不具合、見栄えの悪さ、玄関内の寒さや風通しの悪さ、防犯性の低さ、鍵の使い勝手の悪さを、すべて解決できます。通風機能のあるドアにすれば、玄関だけではなく、家中の風通しが良くなります。
ドアのトラブルでお悩みでしたら、ぜひ玄関ドアのリフォームをご検討ください。
今回ご紹介した事例の他にもたくさんの施工事例がございます。ぜひご覧ください。
キャンペーンについても詳しくご覧になれます。
インターネットでのお見積りやお問い合わせを不安に思う方も多いと思いますが、玄関ドアマイスターでは、お見積りやお問い合わせをいただいたお客様に、勧誘や営業は決していたしません。お気軽にご利用ください。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。
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