凶悪化する強盗に玄関ドアでできる対策は?
最近のニュースで凶悪な手口で強盗に入られる報道が続きました。ご家族が被害にあわないためには対策が必要な時代になってしまったようです。ここでは、玄関ドアでできる防犯対策をご紹介します。
ドアの防犯対策を効果的にするために
住宅で防犯対策を行う際、もっとも重要な点は、泥棒に「この家は侵入しにくそうだ」とあきらめさせることです。
強盗は5分以内に住宅に侵入できない場合に約7割、10分で約9割が侵入をやめるという統計が出ています。
・出典 警視庁 住まいる防犯110番
実はドアの鍵が戸締まりされていないケースが多い
警視庁のデータによると、鍵が開けっ放しのドアや窓から侵入されるケースが一番多い手口です。ドアや窓は常に鍵を閉めておく対策が必要です。そこで役に立つのが自動施錠の機能です。
自動施錠の設定が選べます
ホテルでおなじみのオートロックの機能です。ポケットキーかピタットキーを付けると、設定でオートロックにすることが可能です。お子様が鍵を閉め忘れてしまうようなことが無くなるので、侵入犯の手口で一番多い「無締り」の対策になります。
リモコンで鍵を開けてドアを開けなかった、そんなうっかりにも対策されています。25秒間ドアが開けられなかった場合は、自動で鍵が閉まります。
ポケットキーかピタットキーを付けると、ピッキング防止機能も付いてきます。2個ある鍵のうち1個を不正に開けられても、50秒以内にもう1個を開けないとピッキング防止機能が働いて上下ふたつの鍵が再度ロックされるので安心です。
ドアリモの鍵は、耐ピッキング性能が10分以上あると専門機関に認定されていますので、50秒で開けられることは到底ありえません。
無理やり侵入する犯人への対策
対策1
2ロックと鍵穴が見えない構造です
ポケットキーかピタットキーを付けると、鍵穴はカバーの中に隠されて外から見えなくなります。鍵はピッキングされにくいディンプルシリンダーです。ピッキング防止機構も付いてます。
対策2
室内側の鍵のつまみを外して対策
室内側の鍵のつまみをサムターンと言います。このサムターンを外せる脱着式サムターンという機能が標準です。サムターン回しという不正開錠を防ぐ機能です。ガラスを割って外から手や金物を入れてサムターンを回すのがサムターン回しです。サムターンを外しておけば、この手口を防ぐことできます。出かけるときには、事前に外しておいて、外から鍵をかけることもできます。
対策3
ディンプルキーでピッキング対策
ピッキングに対抗する時間が10以上と認められているディンプルキーが使われています。10分以上侵入に時間がかかると9割の犯人が諦めるという統計があるので安心です。
対策4
ロック機能付きドアガードで対策
少しだけドアを開けられるようにするドアガードの機能に加えて、ドアを開けられないようにするロック機構も付いています。2ロックに加えて、ドアガードのロック機構を掛けておくと、強盗が壊さなくてはならない鍵は3か所になり、玄関ドアから無理やり侵入する犯人はいなくなるでしょう。
対策5
バールでこじ開けにくい構造です
鍵を閉めたときにドアから枠の方に出てくる棒状のものをデッドボルトと言います。昔のタイプでは、バールで無理やりこじ開けることができましたが、この鎌状が付いたことでバールでのこじ開けに対抗できるようになりました。犯人は時間がかかることに加えて音が出ることも嫌うので、丈夫で壊しにくい構造で対抗します。
対策6
ハンドルが知らせてくれます
鍵がきちんと掛かったか心配にならないように、ハンドルのLEDの色と確認音で知らせてくれます。LEDは常時光るのではなく、開閉操作を行ったときに光るので、外から鍵が掛かっているかを見て判断することはできません。確認音はピピピの音の回数で開閉のパターンが決まっています。音量は設定で変更ができます。
リモコンキーの電池が無くなりそうな時は、開け閉めした時にハンドルの音と光で知らせてくれるので安心です。警告が出ても1週間くらいは使えますので、朝出かけて夜は入れないということは起きにくいので安心です。
対策7
お子さんでも届きやすい高さです
ハンドルの読み取りボタンは、床から約1メートルです。小さなお子様でも届きやすい高さに設計されていますので鍵の閉め忘れ防止になります。一人でお留守番の時にも、鍵が閉めやすいかは大切なポイントです。
対策8
老眼対策!手元が見えにくくても大丈夫です
リモコンキーを持っていれば、鍵の開け閉めはハンドルのボタンを押すだけです。もう鍵の向きで悩まされることはありません。それにより、鍵の閉め忘れ防止にもなります。
対策9
スマホもリモコンキーになる!
ポケットキーかピタットキーを付けると、無料のスマホアプリが使えます。リモコンキーの代わりにもなりますので、使い方が広がります。
ドアリモで玄関ドアの防犯対策はこれ以上ないというほどバッチリできます。窓の防犯対策も合わせて行うことで、強盗に狙われにくい状況を作ってご家族と安心してお過ごしください。