コラム

公開日:2018年11月8日

/ 最終更新日:2022年11月12日

かんたん内窓のお見積り

窓のリフォームで騒音の悩みを解決

「幹線道路に近いので、大型車の走行音がうるさい」

「隣の家が犬を飼い始めてから、常に吠える声が響いてくる」

日常生活の中で、近隣の騒音に悩まされている場合、窓ガラスのリフォームで騒音をかなり抑えることができます。

「子供が長時間ピアノの練習をしているので、近隣の人に迷惑をかけているのではないか?」

「赤ちゃんが夜泣きをするので、周囲の家の睡眠を妨害しているのではないかとひやひやする」

周囲が静かな住宅街であれば、自分の家の騒音が近隣に迷惑をかけているのではないかという心配がある場合にも、窓ガラスのリフォームで外に響き渡る騒音をかなり抑えることができます。

外からの騒音、家の中の騒音はどのくらいのレベル?

日常生活の中での騒音はどのくらいの大きさなのか、比較する為に、騒音をデシベルで比較してみましょう。

きわめて静かに感じられる音のレベルは20~40でベルです。

  • 20デシベル 注意しなければほとんど聞こえない音

ささやき声、雪の降り積もる音、時計が時を刻む音、気候の良い日の葉擦れの音

  • 30デシベル とても小さな音

紙の上をすべる鉛筆の音、ささやき、葉が落ちる音、深夜の住宅街

  • 40デシベル 図書館の中、住宅街の昼間、しとしと降る雨音

日常的な音のレベル 普通の大きさの声での会話を遮らない音は、50~60デシベルです。

  • 50デシベル やや風が強い日の葉擦れの音、クーラーの屋外機、静かな事務所
  • 60デシベル 普通の会話、エンジン音の低い乗用車

うるさいと感じる音は、70~80デシベルです

  • 70デシベル 忙しい事務所、電話の着信音、電車内で聞こえる走行音、セミの声
  • 80デシベル ピアノの音、地下鉄内で聞こえる走行音、赤ちゃんの泣き声、パチンコ店の店内、救急車のサイレン

きわめてうるさいと感じる音は、90~100デシベルです

  • 90デシベル 犬の鳴き声、カラオケ店やゲームセンター内部の音、大声を出しても会話が成り立たないほどの音
  • 100デシベル ガードの下にいて聞く電車の通過していく音、地下鉄の構内、道路工事の音などは程度です。

110デシベル以上の音は聴力機能に障害を与える恐れのある音です。

  • 110デシベル 自動車のクラクション、道路工事のリベット打ちの音
  • 120デシベル 落雷の音、飛行機のエンジン音

日常生活でストレスを感じない音の大きさは、50デシベル程度です。それ以上の大きさの音が常に室内に侵入してくる状態であれば、快適な生活とは言えなくなってしまいます。

音の大きさは距離が近ければ近いほど大きくなり、離れるにしたがって少なくなっていきます。その為、隣家との距離が近い場合や、マンションなどに住んでいる場合には、自宅の音が周辺の住民に届き、道路や良く吠える犬を飼っている家が近くにあれば、自分達の生活が音で脅かされてしまいます。

なぜなら、ピアノの練習音や赤ちゃんの泣き声は、パチンコ店の店内や救急車のサイレンと同じ程度の音であり、犬の鳴き声はカラオケ店内部と同じ程度の音だからです。幹線道路のそばの家であれば、平日の夕方では43~83デシベル、深夜には34~80デシベルの音が発生し続けています。そのような立地条件の家では、気候の良い日にも窓を開けられないし、閉めていてもうるさい、睡眠を妨害されるという生活です。

騒音がトラブルになってしまう理由

住宅地では騒音がトラブルを引きおこすケースが少なくありません。音には耳に心地よい音もあれば、不快に感じる音もあります。しかし音に対してストレスが溜まっていると、それほどの大きさではない音、耳に不快ではない音まで不快に感じてしまうようになります。そのような状態になると、音の発生源である家の人とトラブルがおこりやすくなってしまうのです。

赤ちゃんの泣き声が聞こえてくるが、赤ちゃんが泣きだすといつも急いで窓を閉めている家に対しては、泣くのは赤ちゃんだから当然のことと思う人が多いと思います。しかし、赤ちゃんが長時間泣いているにもかかわらず、いつも窓を開けっぱなしにしている家であれば、面倒の見方が悪いからあんなに泣くのでは?と否定的な感情が生まれてしまうかもしれません。

また、室内で犬を飼っているが、散歩に出る時だけ吠え声が聞こえる家であれば、それほど気になりませんが、1日中吠え続ける犬を庭先に繋いでいる家であれば、飼い方を考えてほしいと思うようになると思います。

同じような音が聞こえたとしても、その音が出ることを知って防ごうとしている家と、まったく気にしていない家では、周囲の住民の音に対する感じられ方が変わり、トラブルが発生しにくくなります。

騒音が健康に与える悪影響

自分の家では騒音を出すようなことはないにもかかわらず、近くの道路や隣家からの騒音が絶えず続くと、心と身体に悪影響が及びます。

集中力が削がれる、イライラするといった状態が続き、ストレスが増大します。さらに、夜間も騒音が続く場合には、睡眠も妨害されます。その結果、ストレスによって体にも悪影響が及びます。

人間が健康を保っているのは自然治癒能力を高める免疫力です。ちょっとした風邪をひいたり、切り傷を作ったりした時に、何の治療もしなくても1週間ほどすると自然に治るのは、免疫力の働きによるものです。ストレスはこの免疫力を低下させてしまうのです。

そして免疫力が低下すると、風邪や切り傷が治りにくくなるだけではなく、自律神経にバランスが乱れてしまいます。その結果、血圧が上昇する、胃腸の調子が悪くなるなどの症状に見舞われることもあります。長期間、騒音のひどい場所に居住していた人がうつ病や不安神経症になったというケースもあるほど、精神的にもダメージを受ける恐れがあります。

窓ガラスのリフォームで騒音問題を解決できる理由

自分の家の音が周囲の家に迷惑をかけているかもしれないという場合も、周囲の音がうるさく生活の質が低下している場合も、どちらも窓ガラスのリフォームで問題を解決できます。

なぜなら、家の中への音の出入りのほとんどは窓を通しているからです。標準的木造住宅の壁は騒音を50パーセント程度遮音できます。その為、もし窓がなければ、犬が絶え間なく吠えていても、救急車のサイレンがすぐそばで鳴り響いても、図書館の中のような静かさが維持できます。しかし、通常の部屋には窓がある為、同じような状況下では、電話が鳴り響き、慌ただしく活気のある事務所内と同じくらいの騒音レベルになるのです。

室内に侵入してくる音の種類について

音には2種類の音があります。ひとつは振動によって伝わる音、もう一つは空気によって伝わる音です。そしてほとんどの音は、空気を通して伝わってくる音です。

  • 振動によって伝わる音 トラックの走行や、道路工事のリベット打ちの振動で伝わってくる音 →家の壁や窓を振動させて室内に侵入してきます。
  • 空気を通して伝わってくる音 話し声、泣き声、サイレン、エアコンの室外機や掃除機など機械の作動音、ドアの開け閉め、入浴中の物音など、あらゆる生活音→窓を通して室内に侵入してきます。

生活の中で聞こえてくる音のほとんどは、空気を通して伝わってくる音であるということは、ほとんどの音は窓から室内に侵入してきているということです。

窓を開けている時に音が出入りするのは当たり前のことですが、窓を閉めているにもかかわらず、音が出入りしてしまう理由は、窓ガラスが壁に比べて極めて薄いことと、サッシのレールの隙間、枠の隙間などからも音が出入りしてしまうからです。

その為、音の出入りを抑える働きをする窓ガラスに交換することで、窓のない家と同じくらいの遮音と防音が実現できます。

遮音と防音機能がある窓ガラスへのリフォームの方法

窓ガラスのリフォームにはいくつかの方法がありますが、防音、遮音の為の窓ガラスのリフォームには、内窓を取り付ける二重窓へのリフォームが最も効果的です。

今使っているガラス窓と、新たに取り付ける内窓との間の空気が、クッションのような働きをして音の出入りを抑えるので、間の空気層が広いほど効果が高まります。

  • YKK AP かんたんマドリモ 内窓 プラマードU

今ある窓に内窓を取り付けて二重窓にするリフォーム方法です。

窓ガラスが2枚になるので、2枚のガラスの間の空気層が音の出入りを抑え、防音性、遮音性を高めます。さらにサッシが樹脂フレームなので、サッシの隙間から侵入してくる音も防げます。防音、遮音以外に結露の発生を抑える、熱に出入りを抑えて夏は涼しく冬は暖かい室内環境を作るという断熱性能も得られます。

内窓リフォームのお見積りはこちらからどうぞ

  • YKK AP マドリモ 内窓Lite U

かんたんマドリモ 内窓 プラマードUと同じく、今ある窓に内窓を取り付けて二重窓にするリフォーム方法です。奥行きがわずか40mmなので、窓枠内にすっきり納まります。浴室やトイレ、キッチンなどの窓にも採用できます。窓と窓の間にブラインドを設置して、日光や外部からの視線を調整することもできます。マンションでの窓のリフォームは、無理だとあきらめている方も、二重窓なら施工箇所が専有部分にあたる為、リフォームできる可能性があります。管理組合によって細かい規定が異なりますので、あきらめる前に確認してみることをおすすめします。

内窓リフォームのお見積りはこちらからどうぞ

窓ガラスについて

二重窓のリフォームに使う窓ガラスによって、遮音、防音性能をさらに上げることができます。

  • 異厚複層ガラス

通常の複層ガラスの場合、2枚のガラスの間で共鳴がおこってしまい、防音や遮音の効果を上げられません。異厚複層ガラスは、厚さの異なるガラスを組み合わせて共鳴を防ぎ、防音、遮音性能を高めたガラスです。

防音・遮音対策をお考えなら、断熱窓への交換リフォームがおすすめです。

窓リフォームのことで迷っていることやわからないことがあれば、何でもご相談ください。

防音・遮音機能の高い窓ガラスは、その窓ガラスも高い断熱性を併せ持っています。その為、音の悩みを解決するだけではなく、季節ごとの暑さや寒さ、結露などの問題も同時に解決できます。

昭和5年の創業以来、建具だけを専門にしている中村建硝はお客様の暮らしを快適にすることと、お客様との信頼関係を大切にリフォームに関わっている会社です。窓の交換リフォームを検討中であれば、ぜひ簡単お見積りをお試しください。お部屋の向きや室内環境に最も適したリフォームをご提案します。

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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