現在の日本で最も普及している窓枠は、
なんと89.8%がアルミ製と言われています。
アルミサッシが普及した背景には、
高度経済成長期の住宅建築ラッシュおける
窓枠の需要を補うため、
コストが安く、軽くて扱いやすいという点から、
アルミ製が多く選ばれたということがあります。
「え、窓枠やサッシって、アルミ以外あるの?」
と思われる方もいらっしゃる位に、
アルミの窓枠、サッシが一般に広く普及しています。
しかし、アルミには安くて腐食にも強いというメリットもありますが、
実は「エコ」という観点からすると、大きなデメリットもあります。
それは、「熱伝導率が高い」ということです。
窓の遮熱や断熱を考えるとき、
ついつい「ガラス」にばかり目が行きがちですが、
窓枠・サッシ部分も絶対に見逃してはいけません。
ちなみに、日本は国際的な基準からすると、
窓の断熱性という点については、かなり遅れています。
窓の断熱性に厳しい国では、
アルミサッシの使用を禁止している国もあるほどなのです。
そして、窓断熱に厳しい国々では、
窓枠・サッシには、アルミではなく、樹脂が普及しています。
ちなみに、アルミとは「地球上で4番目に熱を通しやすい素材」と言われており、
その熱伝導率は樹脂の約1000倍にもなるのです!
これから窓のリフォームをお考えの方、
当社で取り扱っているLIXIL社の「インプラス」や
YKK AP社の「プラマードU」は、
窓枠・サッシに熱伝導率の低い樹脂製を採用しています。
窓だけでなく、窓枠・サッシにもこだわった、
ワンランク上の窓リフォームで、
先進国レベルのエコ窓ライフを手に入れましょう!