コラム

公開日:2017年5月22日

/ 最終更新日:2022年11月12日

かんたん内窓のお見積り

窓のリフォームで出来ることは何か?

現在の自宅の室内環境で何か困っていることはありませんか?エアコンの効きが悪い・音漏れが心配・風通しが悪い・耐震強度に不安があるetc..実はこれらの問題は窓をリフォームすることで解決することが出来ます。そこで今回は窓のリフォームで出来ることについてご紹介します。窓を変えるだけでも室内環境を劇的に変えることが出来ます。

結露を防ぐ

ご存知の通り結露は窓ガラス及びサッシに付着している水滴です。結露は外気と室内の温度差が激しくなると空気中の水蒸気が窓に付着することで発生します。この結露は「複層ガラス」「二重窓」「樹脂窓」などに改装することで防止することが出来ます。

特に二重窓にリフォームすることで外気の熱が伝わり辛くなるので結露を防止できるだけでなく、外の冷気もシャットアウトできるので冬場のエアコンの効率化も期待できます。またサッシを樹脂フレームにリフォームすることでも熱が伝わり辛くなるのでサッシの結露発生を防止できます。

エアコンの効率アップ

夏や冬などのエアコンが必要な季節にエアコンを使用しても中々部屋が涼しく(or暖かく)ならずに困っていませんか?それは窓を介して外気の気温を含んだ空気が侵入していることが原因と言えます。そのため窓ガラスを「複層ガラス」や「樹脂窓」などにリフォームすれば外気の影響を受けなくなるのでエアコンを効率良く使用できるようになります。

実は通常の建物で使用されている単板ガラスとアルミサッシの窓の部屋は冬場になると52%もの暖気が逃げ出して、夏場になると74%の外気が侵入してくると言われています。エアコンの効きが悪いのもこれが原因です。窓は部屋の中でも最も外気の影響を受けやすい部分なので断熱性能の高い窓にリフォームすればそれだけ快適な空間を作ることが出来ますし、効率良くエアコンを使用できるのでエコにも良いです。

日差しを遮る

外気と同じくらい悩みの種となるのが暑い季節の日差しです。夏は窓から日差しが部屋に差し込むことによって部屋が熱されて室内の気温が上昇してしまいます。その原理は太陽光の直射熱だけでなく、床に当たった直射熱が部屋の奥や壁などに反射する熱にもあるので部屋全体に日差しの熱が行き渡ってしまいます。

日差しを遮る方法は窓の外部にシェード・ひさし・シャッターなどを取り付けることで窓に日差しが当たることを防ぐことが出来ます。また窓ガラスそのものを遮熱タイプやブラインドガラスにすることで日差しだけでなく紫外線が部屋に侵入するのも防ぐことが出来ます。もちろんどちらのリフォームをしても熱の侵入を防げるのでエアコンを効率良く使用することが出来ます。

浴室の温度差を和らげる

冬場の浴室で寒い中衣服を脱いで熱い湯船の中に入ると体が温度差に対応できず心臓発作や脳血管障害といった重大な病気を引き起こしてしまう事があります。この現象を「ヒートショック」と呼びます。このヒートショックも窓をリフォームすることで未然に防ぐことが出来ます。

従来の窓に使用されている単板ガラスとアルミサッシが浴室に付けられている場合、冬場はエアコンの効いた部屋との温度差が10℃以上になると言われています。しかし浴室の窓を樹脂窓などにリフォームすれば部屋との温度差を緩和させることができるのでヒートショック防止に繋がります。

騒音防止

窓のリフォームは温度だけでなく音も関係してきます。窓は外の騒音を室内に通すだけでなく、部屋の中の音を外へ出してしまう事もあります。交通量の多い場所や工事現場の近くなどは外の騒音が五月蠅くなりやすいですし、部屋で楽器を演奏したり鳴き声の出るペットを飼っている方は近所迷惑になる可能性があります。これらの問題は窓をリフォームすることで解決することが出来ます。

騒音対策のリフォームは窓だけでなく壁・天井・床などもあります。その中でも窓が一番有効であると言われています。騒音防止のリフォームは備え付けの窓そのものを変える必要は無く内側にもう一枚窓付けて二重窓に改装することで十分な効果を期待できます。

防犯対策

泥棒や不審者が侵入する経路は断トツで1階の窓です。従来の単板ガラスが使用された窓だと簡単に割られてしまうので外部からの侵入を許してしまいます。防犯対策を考えている方は是非窓のリフォームも検討しましょう。

窓のリフォームによる防犯対策でポイントとなるのは「外部からの侵入をあきらめさせる」ことです。その中の一つとして割れにくい窓を設置するというものがあります。割れにくい窓は二重構造になっている窓や強化ガラスが使用された窓などがあります。複層構造の窓ならば簡単に割られることはありません。またシャッターや雨戸や格子を設置することでも防犯対策としての効果が期待できます。

風通しの良い網戸

快適な部屋作りはエアコンや空気清浄機を使用するだけでなく風通しを良くして外からの空気を取り入れることも重要です。窓を風通し良くリフォームするためには網戸を変える必要があります。

一口に網戸と言って数多くの種類がありますのでその中で網糸がスリムで網目が目につきずらい物を選べば風通しが良くなるだけでなく、景色の見通しも良くなります。また網目が細かい網戸ならば通風効果に加えて虫の侵入も防ぐことが出来ます。さらに空かないタイプの窓を開けられるタイプに改装することでも風通しを良くすることが出来ます。家の風通しはその土地の風向きや風の通り道を知ることで良くすることが出来ます。

プライバシー保護

子供がいる家庭や女性は部屋にいる際にどうしても外からの視線が気になると思われます。これも窓をリフォームすることで不安を解消出来るでしょう。外からの視線をカットする方法は外付けのシャッターやブラインドを設置する方法があります。これにより外からの視線だけでなく直射日光の侵入も防ぐことが出来ます。種類によっては羽の角度を調節できるブラインドや、上げ下げすることのできる便利なシャッターもあります。

耐震補強

もし自宅の窓が耐震補強されていないものであったら、地震が発生した際に割れてしまい破片が周囲に飛び散ってしまう危険があります。そのため窓に耐震補強を施すことは重要であると言えます。しかしこれまでの耐震リフォームでは、窓は地震が発生した際に最も被害を受けやすい部分と言われていたため窓そのものを無くしてしまうという措置を取られてきました。

窓を無くすと部屋が暗くなり風通しも悪くなるので快適な部屋作りとはかけ離れてしまいます。そこで最近では開口部に耐震補強フレームをつけることで窓を残しながら耐震リフォームをするようになっています。またフレームを強度の高い物に交換することで従来の窓をそのまま利用するという方法もあります。

耐震リフォームは他の窓のリフォームに比べて大掛かりになるため工期も長く、場合によっては施工中に住み替えをしなければならない可能性もありました。しかし最近では簡易的な工事で工事費も安く、工期も最短で2日間のものもあるので以前に比べて依頼人にかかる負担が軽くなっています。

他にもある!窓のリフォーム

窓のリフォームはこれ以外にも雨風への対策・窓の性能(開け閉め等)アップもあります。興味のある方は専門業者に問い合わせてみて下さい。

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。