コラム

公開日:2017年11月7日

/ 最終更新日:2022年11月12日

かんたん内窓のお見積り

サッシのリフォームについて。費用はどのくらい?制限や注意点はある?

窓の景色

サッシだけリフォームできるの?と思われた方、必見です。家の断熱性などをアップさせるためには窓ガラスも大切ですが、実はサッシも重要です。

サッシのリフォームも色々な方法がありますので、これについてご紹介していきます。

この記事を参考にサッシをリフォームして、快適空間を手に入れてください。

 

サッシのリフォームにかかる費用・相場

シーソー

サッシの性質や工法によって費用が変わります

サッシの交換を行う場合、今あるサッシの枠にかぶせてしまう「カバー工法」と呼ばれる工法なら、枠が今までより小さくなってしまいますが、費用は少なく済みます。カバー工法なら一般的な180x170㎝の窓で10万円~20万円が相場です。

一方、サッシを枠ごと交換してしまう工法を「はつり工法」と言いますが、この場合は30万円~50万円が相場です。窓の大きさを変えたくないという場合にはこちらのはつり工法になります。

はつり工法の場合、枠の外側の木が腐っていたり、傷んでいる場合はその部分の補修も必要なため、大掛かりになり、費用も加算されます。

また、従来のサッシにもう一つサッシをつけて2重にする2重サッシは、断熱・防音などの観点からリフォームでも人気です。2重サッシにする場合の費用は、15万円~30万円が相場ですが、サッシの中の窓ガラスの性能により異なります。

 

サッシのリフォームにおける住居別制限や注意点

部屋

制約のある場合もあります

住宅の種類によってサッシのリフォームにも制限がある場合もあります。種類別に見ていきましょう。

 

サッシのリフォーム マンションの場合

マンションの場合、購入した部屋であっても窓が共有部分とみなされるため、勝手に交換などできない場合が多々あります。管理組合でどのように定められているか、事前に確認が必要です。

中にはもちろん費用の負担は個人ですが、サッシの修理や交換を行っても良いという決まりになっているマンションもあります。

また、交換は無理でも内窓はOKという場合もあるので、2重サッシを検討している場合にはそちらも合わせて確認しましょう。

 

サッシのリフォーム 賃貸の場合

賃貸住宅の場合、退居時に原状回復をしなければならないというのが一般的で、リフォームはできないという認識が広まっています。特にサッシを交換となると、難しいかもしれません。

しかし、2014年に国土交通省が発表した「借主負担DIY型」の契約ガイドラインでは、借主負担のリフォームであれば可能で、原状復帰の義務もなしとなっています。

すでに以前から住んでいた賃貸であれば形態が変わっていないことが考えられますが、老朽化している建物であればこれを機に大家さんに相談してみましょう。

これから賃貸を選ぶ場合は、今後のことを考えてこの「借主負担DIY型」の契約が可能な建物に引っ越すというのも方法です。ただし、その場合は入居中に設備に故障があっても自腹負担で修理する必要があるので、選択前に慎重な検討が必要です。

リフォームが大好きという方には大変おすすめの借り方です。

 

サッシのリフォーム 中古住宅(一戸建て)の場合

これから中古住宅を購入し、自分でリフォームしようと考える人も増えてきました。中古住宅で注意するのはサッシの劣化の程度です。

滑りの悪さや見た目の古さなどであれば、交換で済みますが、枠が歪んでいたり隙間があると構造上の問題も疑われます。

また、古い住宅の場合はサッシの性能も古いため、断熱効果があまりなく、結露に悩まされるということもあります。

中古住宅を購入する前に、よくサッシの状態を見て検討してください。

 

サッシのリフォームあれこれ

プラン

サッシのリフォームもいろいろです

サッシのリフォームと言っても、ただ交換するだけではありません。色々なバリエーションがあります。

サッシのまわりにある木枠をリフォーム

サッシ本体は問題ないものの、結露などで黒ずんでしまった木枠を交換したいといった要望も多いです。

この場合、問題が木枠にとどまっていれば木枠の交換で済むので、1日あれば済んでしまいますし、費用も4万円~5万円程度見ておけば良いでしょう。

ただし、木枠から壁に腐食が進んでいる場合などは、その部分を補修するのに大がかりになってきます。

また、サッシも劣化しているので木枠と一緒に交換したいという場合は、最低でも10万円はかかります。

 

サッシのリフォームでペアガラスを入れる

ペアガラスを入れる場合は、サッシごとペアガラス付きのものに変えてしまうという方法があります。今あるサッシの大きさと同じものであればすぐに交換が可能ですが、サッシごととなるとその分費用もかかります。大体10万円は見ておいた方が良いでしょう。

サッシの枠は問題ないという場合は、ペアガラスの障子(ガラスの枠部分)単位で交換するのがおすすめです。この方法なら作業もさほどかかりませんので、4万円~5万円で済みます。

さらに障子(枠)はそのままでガラスだけ入れ替えるという方法であれば、ガラス代と作業費で1万円程度で済むことが多いです。

https://nakamura-genkan.com/2017/10/14/%E3%83%9A%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%EF%BC%9F/

リフォームで樹脂サッシに取り替える

サッシ=アルミというイメージが広く普及していますが、実は樹脂サッシも最近人気のサッシです。

アルミは金属なので、断熱性という面では優れていないのですが、樹脂の場合は断熱性に優れているため、樹脂製のサッシに交換しただけでかなり光熱費が節約できるんです。

そのため、海外では樹脂製サッシがかなり普及しています。

ただし、その性能の分だけアルミより費用はかかりますが、大体1.5倍程度高くなるだけなので、効果を考えればコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

https://nakamura-genkan.com/2016/07/08/%E7%AA%93%E6%9E%A0%E3%81%AF%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81%EF%BC%9F%E6%A8%B9%E8%84%82%E8%A3%BD%E7%AA%93%E6%9E%A0%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%94/

サッシを2重サッシにリフォーム

2重サッシとは、サッシごと2重にしてしまうというものです。内窓の中に含まれます。

防音・断熱効果はもちろんのこと、結露に悩まされているというお宅でも2重サッシで改善されたというケースがほとんどです。

今あるサッシにもう一つサッシをつけるので、価格的にはかかってしまいますが、満足いただける結果を出せる方法です。

https://nakamura-genkan.com/2017/10/16/%E4%BA%8C%E9%87%8D%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%B7%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

 

サッシのリフォームは思うほど大変ではありません

サッシって高いのかなーと考えて、なかなか交換できずにいた方もいるかもしれません。ですが、本体自体はびっくりするようなお値段ではありませんし、専門家に相談すれば予算に応じてできるだけ費用を抑えた最善策を提案してくれます。

エコ窓は窓の専門家、つまりはサッシの専門家ですから、ぜひお悩みを一度ご相談ください。お見積りもお気軽にどうぞ!

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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