コラム

公開日:2017年12月12日

/ 最終更新日:2022年11月12日

かんたん内窓のお見積り

内窓とは?内窓をつけるとどうなる?内窓でグンと快適な空間に

bouon_mado

内窓という言葉になじみがなく、「何だろう」と思う方もいるでしょう。部屋の内側についている窓のこと?でも窓って外にも中にも接してますよね。

今回は、内窓についての説明と内窓をつけるとどんな風に変わるのか利点などをまとめました。

内窓をつける際の費用や補助金についてもふれていますので、参考にしてください。

内窓とは?

内窓

「内窓」ってどういう意味?

内窓は、ガラスを2枚使って1つの窓にするペアガラス(複層ガラス)とは違って、枠ごと窓を2重にしたものです。2重サッシや2重窓とも呼ばれます。

北海道や東北地方では、寒さを和らげる方法として使用されてきた方法です。

近年は内窓に使われるサッシはすべて樹脂製のものが使用されています。従来のアルミサッシは熱伝導率が高いため、冬の冷気を室内に伝えてしまいますが、樹脂製の場合はアルミの1000分の1なので、熱を伝えにくくなります。

内窓の機能

寒い窓際

内窓をつけるとどんなメリットがあるの?

内窓を取り付けることで、どのような効果があるのでしょうか。代表的な機能についてご紹介します。

断熱性を高める(結露防止)

冬は外の冷気、夏は熱気が室内に伝わってしまうと、せっかくの冷暖房が無駄になってしまいます。そのため、住宅の壁は断熱材が入っていて、熱を伝えない仕組みを作っていますが、昔ながらの窓ガラスは断熱対策がとられていないことが多いです。

こうした窓は、結露がひどかったり、寒かったりとお悩みの原因となりがちです。

結露は、部屋の外と中の温度差が激しい場合に生じます。

内窓を設置することで今ある窓との間に空気の層が生まれ、断熱性が格段にアップします。これにより結露を防ぐことにもつながります。

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防音性を高める

マンションなど集合住宅のRCと呼ばれる鉄筋コンクリートは、防音性が高いです。そのため、上下の部屋であまり音が響かないといった利点がありますが、1枚ガラスの窓の場合、トタン並みに音が伝わります。

内窓を設置すると、窓が二重になるので、熱だけでなく音もシャットアウトすることができるのです。

特に通りに面した窓などであれば、内窓をつけることでうるささからも解放されます。

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防犯性を高める

防犯という面でも、1枚ガラスであればすぐに割られてしまいますが、2重窓にすることで侵入されにくくなります

住宅に入る泥棒は、60%が窓からの侵入と言われています。2重窓になっていれば、泥棒も危険を冒してまで入ろうとはしないため、防犯効果が大変高いです。

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UV(紫外線)をカットする

明るい窓は気分も明るくしてくれる、大切な役割を持ちますが、明るいがゆえの悩みもあります。

紫外線がそのまま当たると、人間はもちろんですが、カーテンや家具の色あせも気になります。

その点内窓を設置することで、紫外線を防ぐことができますし、内窓の種類によってはかなりの割合のUVカット率を誇るもの(80%カット)もあります。

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内窓の欠点

デメリット

内窓をつけるデメリットってある?

内窓のメリットはたくさんありますが、少ないながらもデメリットをご紹介しておきます。

開け閉めや掃除が面倒

内窓の最大で唯一と言える欠点は、窓が二重になるので開け閉めが面倒というところです。確かに一か所で2回窓を開けなければいけなくなるので、その手間はあります。

また、2重の窓の間にほこりがたまってしまった場合は、掃除が面倒という点もあげられます。

ただ、FIXで開け閉めのない窓の内窓であればこのデメリットはまったく関係なくなります。

内窓の設置費用と補助金について

家とお札

内窓設置の費用はどのくらい?

それでは実際に内窓を設置するにはどのくらいの費用がかかるのでしょう。内窓のグレード等にもよりますが、一般的に10万~20万円程度となります。

また、内窓を設置する場合には、補助金を受けられる場合があります

特に東京都の場合は平成32年の3月31日まで既存住宅における高断熱窓導入促進事業が行われていて、対象経費の6分の1(最高50万円まで)を補助してくれます。

こうした地方公共団体の補助金は、事業者が詳しい情報を持っているので、内窓を設置したいという場合には補助を受けることができるのか、また受けられるのであればどのくらいなのかといったことを事前に相談してみることをおすすめします。

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内窓をDIYで自作してみよう

DIY

内窓ってDIYでできるの?

実はDIYでも内窓を作ることはできます。プラスチック段ボールやポリカーボネイトなど、ホームセンターや100円ショップで簡単に手に入る木材を枠にして自作している人も少なくありません。

自作の場合、引き違い窓はなかなか難易度が高いので、FIXでもOKという場所で締め切りの内窓を作るのがおすすめです。

自分で作ってみてある程度の効果を感じることはできますが、プロの業者にたのめば保証もついてきますし、アフターフォローもしっかりしてもらえるので、逆に耐久性や手間を考えたらお得と思う方も多いです。

それでもまずは作ってみて、内窓ってどんなものかというのを体感してみるのも良いでしょう。

https://nakamura-genkan.com/contact-2/

内窓とは、窓を2重にすることだということがわかりました。窓を二重にすることで、家の断熱性や防音性が高まるのならぜひやってみたいという方もいるはずです。

補助金を受けられる場合もあるので、結果的に光熱費が節約できるのであれば、お得になるかもしれませんね。

少しでも内窓に興味を持たれた方は、ぜひ一度窓の専門家中村建硝までご相談ください。様々な内窓を多数取り揃えております。

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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