網戸の役割
網戸の修理・交換が必要になったら、そもそも網戸って必要か?という考えになるかもしれません。
網戸は、勝手口を開けているときに、小動物や虫が室内に入ることを防ぐことが大きや役割です。虫、特に蚊が多い季節は、気温も高く、エアコンをつけるため、勝手口を開けたままにすることも少ないでしょう。
ですが、春や秋など風が心地よく感じる季節は、積極的に風を取り込みたいため、網戸は有効ですね。
また湿気の多い日本では、家を守るためには、風通しは行わなければいけませんので、網戸は必要なものです。
網戸を修理・交換するタイミングはいつ?
網戸はネット部分が緩んだり、穴が空いたりするため、定期的に張り替える必要がありますよね。まずは修理・交換すべきタイミングの目安を確認しましょう。
網目が破れたとき
小さい穴であれば、100均でも購入できる補修パッチやシート、テープのタイプのものでも対応することができます。
ですが、応急処置と考えるべきです。きちんとネットごと張り替えることが必要です。
網目が破れてしまうと、網戸の役目である虫や小動物の侵入を防ぐことができませんので、できるだけ早く修理・交換をしましょう。
錆びているとき
網戸(ネット部分)が錆びているときと、枠・金具部分が錆びているときがあります。
ネット部分が錆びている場合は、強度が下がっていますので、穴が開きやすい状態ですし、開閉の際には手や服に錆がついてしまう場合がありますので、できるだけ早い段階でネット部分を張り替えることが望ましいです。
また枠や金具部分が錆びている場合は、突然外れてしまう場合も考えられますので、網戸全体を交換する、もしくは、枠や金具部分だけを交換しましょう。
枠や金具部分を交換するなら、同時にネット部分も交換する方が、清潔ですし、効率がいいでしょう。
古くなっている
おおよその網戸の耐用年数は、約10年です。使用環境により違いはありますが、まずは10年を目安にするといいでしょう。
劣化が進むと、強度が下がってしまい、安全で快適に使える状態ではなくなりますので、交換のタイミングを判断してもいいでしょう。
定期的に網目や枠・金具を拭いてメンテナスを行っている場合でも、劣化を防ぐのではなく、遅らせているものだと考えてください。
目詰まりが起こっている
目詰まりが起こっているということは、ほこりであったり、花粉であったり、付着した状態ですので、虫・小動物の侵入を防ぐことができても、風通しは悪くなっています。
定期的に掃除することで、目詰まりは改善することができますが、ネット部分の交換のタイミングと考えてもいいでしょう。
勝手口を開けたままにすべきではない
勝手口は、裏口を意味し、メインの玄関とは違う場に設置され、表から見えない場所に設置されることが多いですが、開けっぱなしにすることは、防犯上、決していいとはいえません。
昭和時代は、防犯の意識は低く、玄関の鍵すら掛けなかったこともあるようですが、今の時代、少しでも空き巣が侵入する経路を少なくすることが何より大事です。
家に誰かが在宅中だから、空き巣が入ってくることはないと考えは非常に甘いです。
データでも証明されている
警察庁が毎年発表している犯罪の手口に関するデータがあります。年に2万件近く侵入犯罪が起こっている状態で、在宅中にちょっとした間を狙って侵入することが、立件されています。(ちなみに警察庁のデータでは、居空き表記されています。)
だからこそ、勝手口も開けたままにすべきではありません。
おすすめは勝手口ドアを交換すること
ドアを閉めたまま、風通しができるドア、LIXILの採風タイプの勝手口ドアがおすすめです。
上下をスライドさせることで、風が通る道を確保し、なおかつ網戸がついているため、虫の侵入を防ぐことができます。
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勝手口ドアを変えるメリットは他にもある
勝手口の網戸を修理・交換が、勝手口ドアの交換となると、話が大きくなりすぎているのでは?と感じてしまうかもしれません。
しかし、後々の生活に大きく関わってくることですので、この機会に検討してほしいのです。
断熱仕様で快適なキッチンづくり
勝手口のドアには、断熱仕様とアルミ仕様の2種類があります。
断熱仕様は、名前の通り、断熱性能がプラスされたものです。
断熱仕様は、熱を通さないため、室内の熱(夏の涼しさ・冬の暖かさ)が外に逃げず、快適に過ごすことができます。
勝手口が設置されることが多いキッチンは、直接エアコンが設置されることがほとんどなく、暑さ・寒さが厳しく感じられる場所です。キッチンにいる時間が長いからこそ、快適に調理できる環境を整えるべきではないでしょうか。
省エネ対策にも一役
もし、勝手口が断熱仕様の場合、熱を外に逃さないため、リビングのエアコンが効率良く稼働させることが可能です。
エアコンで気温設定をしますが、一般的な窓や玄関・勝手口から熱が逃げてしまうため、なかなか設定気温に到達しない、一定温度にキープできず、エアコンの電力が使われてしまいます。
しかし断熱性能が高い窓・玄関・勝手口であれば、熱が逃げないため、エアコンの電力が最小限に抑えることが可能、つまり省エネになります。
せっかく省エネ性能の高いエアコンを使っていても、室内の熱が逃げやすい状態では、機能が活かしきれていないのです。
もし、勝手口ドアを交換するなら、アルミ仕様より断熱仕様にすることがおすすめです。
防犯性能も向上
断熱仕様をおすすめしていますが、防犯対策をする上で、アルミ仕様もおすすめです。勝手口ドアを交換することが大切なのです。
というのも、2ロック仕様、外から室内が見えないようになっていたり、こじ破りを難しくする仕様にしていたり、様々な防犯対策がドアそのものに付加されています。
家族全員が安全かつ快適に過ごすために、修理・交換のチャンスを見逃さないでください。
玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換を承っています。玄関ドアのことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。