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2018年11月19日

玄関のたたきについて。たたきの役割や掃除方法を紹介


玄関で靴を脱ぐ場所のことをたたきと呼びます。同じような意味で土間という言葉が使われることもあります。似たような言葉ですがどのような違いがあるのでしょうか?今回は玄関のたたきの役割や有効的な掃除方法などについてご紹介します。

玄関の「たたき」とは?

私達は玄関で靴を脱ぐ場所のことをたたきと呼んでいます。それ以外では土間という呼び方もあります。たたきは漢字では「三和土」と書きます。しかしたたきとは正確に言うと場所ではなく素材のことを意味します。たたきは土と石灰とにがりの3種類の素材を混ぜて作られていました。

素材が3種類だから三和土(たたき)

3種類の素材を混ぜるので「三和土」と呼ばれています。作成する際に叩いて固めるという工程があるので「たたき」という呼ばれ方をしています。現在のコンクリートと似たような材質と言えます。ただしたたき=建材という情報はあまり出回っていないので、ほとんどのケースにおいてたたきとは玄関で靴を脱ぎ着する場所という意味で使用されます。

現在はコンクリートやタイルが多い

たたきは昔から日本の家屋に存在していました。日本の住宅は靴を脱いで室内へ上がるのが常識となっており、それは今でも変わりません。現在は三和土ではなくコンクリートやタイルなどの素材を使用することの方が多いですが、役割自体は昔のたたきと何も変わりません。昔ながらのたたきは土の色である灰色のデザインがほとんどですが、現在の住宅では大理石や自然石を使用した高級感あふれるデザインもあります。

たたきが持つ役割

土と石灰とにがりの3種類の素材が使用された昔ながらのたたきは靴を脱ぎ着する以外にも、湿度や気温のコントロールにも優れていました。たたきは空気中の余分な湿気を吸い込んだり、足りなくなった湿気を放出するといった効果があります。湿度の過不足を自然にコントロールしてくれるので、湿気の多い夏は吸収して不足しがちな冬は放出することで玄関の快適な空間を維持する役割がありました。また、たたきは基本的に表面が冷たいので夏場の急激な温度上昇を防いでくれる効果もあります。

昔のたたきは広かった

昔のたたきは現在よりもスペースを広く取ってありました。なぜならば昔はたたきで様々な作業を行っていたからです。昔はたたきにかまどが設置してあったので料理はたたきの上で行っていました。また来客を対応する際に中へ入る必要のないちょっとした用事の場合、たたきに腰かけて会話するといった活用方法もありました。

洋式住宅はたたきは活用されない

現在は昔ながらのたたきよりもコンクリートやタイルが多く使われています。ほとんどの住宅が洋式のスタイルになってしまったので昔ながらのたたきの使い方はしなくなってしまいました。しかし靴を脱いで上がるという風習だけは残っているので玄関の一部として狭いで残っています。また三和土は色が地味で断熱性能も弱いことから、おしゃれなデザインのコンクリートやタイルが使用されています。

それでも日本家屋の住宅や日本食を提供する飲食店の玄関では一部で三和土がまた使用されています。色は地味ですが昔ながらの雰囲気を感じられるので和風なテイストを加えるためにはピッタリです。

ちなみにたたきは靴を脱いで室内へ上がるという日本家屋ならではの風習によるものなので、欧米の住宅には当然たたきがありません。そのかわり靴の裏の土を落とすためのドアマットが玄関ドアの前に敷かれていることがあります。

たたきと土間の違い

たたきと似たような言葉で土間というものもあります。ではたたきと土間にはどのような違いがあるのでしょうか?土間もたたきも玄関で靴を脱ぐ場所という意味で使われることが多いです。しかし正確には靴を脱ぎ着する部分だけではありません。

たたきの意味

三和土(たたき)は、「敲き土(たたきつち)」の略で、赤土・砂利などに消石灰とにがりを混ぜて練り、塗って敲き固めた素材。3種類の材料を混ぜ合わせることから「三和土」と書く。土間の床に使われる。

参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%92%8C%E5%9C%9F

土間の意味

地面とほぼ同じ高さで、生活空間である廊下・居間・寝室といったようなその他の部屋よりも一段低くなっており、屋外と連絡するための・人が出入りする、大きく開く扉ないし引き戸が必ず設けられている。現在では縮小化されたものが同じように呼ばれているが、本来は「地面と同じ扱いの屋内の部屋」という性格があった。

参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E9%96%93

たたきは建材・土間は靴で出歩く場所

たたきは上記でも説明した通り土と石灰とにがりの3種類の素材を混ぜた建材のことを意味します。そのため必ずしも玄関にあるわけではなく、勝手口や庭にもたたきが使用されていることがあります。

土間は住宅の中にある裸足で出歩けない部分を意味します。現在は室内で裸足になれない場所は玄関くらいしかありませんが、昔はかまどがあったので土間のスペースがかなり広く取られていました。しかし現在は土間に当たるスペースがかなり狭くなっているので土間という呼び方はあまりしなくなっています。

玄関のたたきの正しい活用方法

現在の住宅ではたたきは玄関にある靴を脱ぎ着する場所として認識されています。昔は様々な活用方法がありましたが、最近の住宅はたたきのスペースが狭いため靴を脱ぎ着するくらいしか活用方法がないのが現状です。

広いたたきのメリット

たたきのスペースを広く取ることで様々な活用方法を生み出せます。たたきが広いと大きな荷物を置くことが出来ます。例えば自転車・ベビーカー・掃除用具など外で使う物をたたきに保管して置けばスムーズに取り出すことが出来ます。特にスポーツバイクなどの高級品は外に置いておくと盗難の恐れがあるので中に保管することで防犯にも繋がります。

断熱の弱さが弱点

ただし必要以上にたたきが広すぎると寒くなってしまいます。たたきは三和土以外にもタイルやコンクリートなど断熱性能が施されていない素材を使用します。そのため冬は寒くなる一方です。そもそも玄関は暖房器具が設置されていないので断熱対策が大変な場所と言われています。玄関ドアを高断熱仕様のドアにリフォームすることで気温の低下を防ぐことは出来ますが、室内が冷え込んでいるとあまり効果はありません。

物を置きすぎない

スペースが広い玄関は物をたくさん保管できるので便利ですが、あまり物を置きすぎると見栄えが悪くなってしまいます。また物で溢れかえったたたきは掃除する際も大変です。普段使用している場所だけ掃除しても隅にホコリが残ってしまうので綺麗になったとは言えません。清潔な玄関を維持するためにも必要以上に物を置かないように心がけましょう。

玄関たたきの掃除方法

たたきは現在の住宅の中で唯一土足で入る場所なのでとても汚れやすい場所です。靴の裏に付着した砂利やゴミがたたきに残ってしまうので掃除が必要です。また汚れっぱなしのたたきは汚いですし、風水的にも運気が悪くなると言われているので定期的な掃除を心がけましょう。

掃除をする際は掃き掃除や水拭きなどを行いますが、掃除する際は隅々まで行う必要があります。そのため掃除する前に玄関にある物を全てどかして玄関を端まで掃除できる状態にしましょう。

掃き掃除

今回ご紹介するたたきの掃除方法はコンクリートやタイルなどの最近の住宅でよく見られる玄関に活用できる方法です。まず掃き掃除を行います。たたき全体をほうきで掃いて砂利やゴミを外へ出します。掃除機を使って効率的にゴミを吸い込むという方法もありますが、粒の大きい砂利を吸い込むとが中で傷がついたり掃除機自体が破損する恐れがあるので注意してください。

拭き掃除

ゴミを掃き終わったら雑巾あるいはデッキブラシで拭き掃除をします。大きな汚れが無ければ水で濡らして硬く絞った雑巾でサッと拭くだけで十分綺麗になります。水で濡らし過ぎると乾燥させるのに時間がかかるので、水分は必要最低限にしましょう。しつこい汚れがある場合はデッキブラシを使って汚れの部分をこすります。ブラシでも取れない汚れにはメラミンスポンジが有効です。こすり終わったら水で洗い流して、汚れを完全に除去します。

乾燥させて完了

拭き掃除が終わったらたたき全体を乾燥させます。この時にたたきの水気が気になるなら乾いた雑巾で拭き取って下さい。完全に乾いたことを確認したら物を戻します。乾く前に物を戻してしまうと隅っこに湿気が残ってカビの原因になってしまうので必ず乾燥させてから戻してください。

洗剤を使う

水で落とせない汚れがある場合は、洗剤を使うことでより簡単にしつこい汚れを落とせます。ホームセンターやネット通販で玄関掃除用の洗剤が販売されていますが、食器洗い用の中性洗剤を代用することも出来ます。使用する際は水拭きをするときに水で薄めて上記の拭き掃除を行います。

汚れを落としたらしっかりと洗剤を洗い流してください。洗い流しきらないと洗剤の跡が残ってしまいます。また流した汚水の処理も忘れないでください。しっかりと玄関付近の排水溝に汚水を流さないと玄関先に洗剤跡が残って見栄えが悪くなってしまいます。

高級素材は要注意

一般的なたたきの場合上記の掃除方法で十分ですが、大理石や天然石などの高級素材を使ったたたきは掃除方法が異なります。特に天然石は傷付きやすい素材なのでほうきやデッキブラシで擦ると表面を傷つけてしまいます。特殊な素材のたたきを掃除する際は取扱説明書に書いてある掃除方法を参考にして下さい。あるいは業者に依頼して掃除してもらいましょう。

玄関たたきの掃除は大変ですが定期的な掃除が必要です。掃除の期間が延びてしまうと汚れが一方的に溜まってどんどんしつこくなってしまいます。酷い場合にはカビが生えてくることもあります。そうなると簡単な掃除方法では落とせない汚れになってしまいます。砂利やゴミ程度ならばほうきで掃いて雑巾で拭くだけで十分綺麗になるので、汚れが酷くなる前に定期的な掃除を心がけましょう。

まとめ

たたきは昔ながらの建材のことですが、現在は玄関で靴を脱ぐ場所として浸透しています。住宅全体で考えると狭い一角に過ぎませんが、外出時に必ず通る場所なので有効活用して定期的に掃除することで快適な生活に繋がることでしょう。

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