夜間になると玄関は真っ暗になるので照明が必要になります。玄関の照明は外側の玄関ポーチだけでなく内側の靴を脱ぎ着するスペースにも必要です。昔は裸電球や蛍光灯などのシンプルな照明しかありませんでしたが現在は様々な種類が揃っています。そこで今回は玄関に設置する照明器具についてご紹介します。
玄関の照明について考える
照明器具は立派なインテリアの一つです。ほとんどの部屋に置いて天井の中心にあるので、見上げると目につく位置にあり室内の見栄えの良さを大きく左右する要素の一つとも言えます。
リビングや寝室などの滞在時間が長い部屋の照明は勿論重要ですが、玄関の照明器具もそれと同じくらい重要と言えるでしょう。玄関は外出・帰宅時に必ず立ち寄る場所ですし、来客対応時にも必ず使用します。そのため玄関の照明はほぼ毎日使用すると言っても過言ではありません。
夜間は玄関の照明が必須
玄関の照明は夜間に使用します。明るい時間帯で日当たりの良い環境ならば使う必要ありませんが、日が差し込みにくい作りの場合昼間でも照明を使用することがあります。夜間になると帰宅時に玄関が真っ暗になるのでドアを開けるためには照明が必要になります。逆に出かける際も靴の脱ぎ着や玄関ポーチの足元を照らすために照明を点けます。そのため玄関の照明は必ず必要な存在と言っても過言ではありません。
照明器具は種類が豊富
最近では玄関の照明器具といっても一昔前にあった裸電球や蛍光灯だけでなく、様々な種類の照明器具が使用されています。間接照明を使用した暖かみのある明るさやスッキリとした見た目のおしゃれなデザインなどたくさんあります。中にはスタンドライトの様な後から購入して設置できる照明器具もあるので玄関のインテリアが気になる方は是非参考にしてみて下さい。
おすすめの玄関用照明:内側
ダウンライト
ダウンライトとはLEDライトを天井の中に埋め込むタイプの照明器具です。照明器具自体の存在感があまり無いので天井をとてもすっきり見せることが出来ます。ダウンライトはリビングや寝室などの広い部屋に使われていますが、空間を広く見せることが出来るので廊下や玄関などの狭いスペースでも活用できます。
LEDライトなので経済的に使える
またダウンライトに使用されているLEDライトは従来の電球に比べて消費電力が少ないので省エネに向いています。ライトを交換する手間も省けるためとても経済的に使用することが出来ます。
ただし、ダウンライトは一つ一つのサイズが小さいので十分な明るさを出すためには一つの部屋に複数個のダウンライトを設置する必要があります。玄関の照明器具として使用する場合も1列に数個並べて使用する形になります。
シーリングライト
シーリングライトは天井に電源が取り付けられており、器具を電源に装着することで使用します。一般的な住宅に広く浸透しており、玄関だけでなく各部屋の照明器具として多く使用されています。
種類が豊富でおしゃれ
サイズや種類も豊富に揃っており、リビングや寝室などの広い部屋には大きくて広範囲を照らすタイプ、玄関や廊下などの狭い場所には小さくておしゃれなタイプが使用されています。電球も独特の明るさを出してくれる白熱灯や、強い明かりで消費エネルギー量も少ないLEDライトなど種類によって使い分けられます。
間接照明を利用する
玄関の内側の照明に間接照明を採用している家庭がたくさんいます。間接照明とは照明器具の明かりを直接照らすのではなく壁や天井などで反射させて広範囲に渡って周囲を照らす方法です。明かりを直接目にするわけではないので目に優しく柔らかい印象のある明かりを照射できるというメリットがあります。
間接照明は壁や柱の隙間に照明器具を設置して点灯したら明かりが周囲に反射して部屋全体を明るくします。そのため暗い夜道を歩いてきた状態でも玄関で眩しい思いをせずに、柔らかい明るさで迎え入れてくれます。
おすすめの玄関用照明:外側
ダウンライトでスッキリ見せる
玄関の照明器具は室内側だけでなく外側にも設置してあります。外側の玄関照明にはダウンライトが向いています。ダウンライトは天井に埋め込まれているタイプのライトなのでスッキリとした見た目で明るく照らすことが出来ます。
注意:ダウンライトは照らす範囲が狭い
ダウンライトを外側の玄関ポーチに設置する際の注意点として、ダウンライトは基本的に真下しか照らさない特徴があります。そのためダウンライト1つだけでは夜中に広い玄関ポーチを全体的に明るくすることは難しいです。そのため、もし外側の玄関にダウンライトを設置するのであれば必ず複数個設置することをお勧めします。
自動点灯するセンサー式照明が便利!
玄関の外側にある照明器具の場合、照明自体は外側にあってもスイッチは内側に付いています。そのため夜中に誰かがまだ帰ってきていない状態だった場合、在宅中の人が中から電気を点けて帰宅するまでその状態で放置しなければなりませんでした。しかし玄関ポーチの照明を自動点灯するセンサー式にすることで問題を解決することが出来ます。
センサー式照明なら手軽で省エネにもなる
センサー式照明は人が近づいてきたことを感知するセンサーが付いていて、夜間に誰かが玄関に近づくと自動で点灯してくれます。そのためスイッチを入れる手間が省けます。
センサー式照明は誰かが近づいた時にだけ点灯します。そのため今までの様に誰かが帰宅するまで点けっぱなしにするといった無駄が無いので省エネにも役立ちます。照明が電球ではなくLEDライトならばさらに消費エネルギーを減らすことも出来ます。
防犯対策としても効果アリ
また自動点灯するセンサー式照明は防犯対策としても期待が持てます。夜間になると泥棒や空き巣が玄関から住宅に侵入する恐れがあります。特に照明の付いていない玄関は目立たないのでピッキングやサムターン回しなどの怪しい動きをしていてもバレずに侵入出来てしまう事があります。
しかし自動点灯するセンサー式ライトは近づいてくる人が誰であろうと必ず点灯します。そのため泥棒や空き巣であっても照らしてくれるので不審者の侵入を明かりでもって知らせてくれます。
泥棒や空き巣は周囲の人たちに自分の存在がバレることを嫌がるので照明に照らされるだけで侵入を諦めてしまいます。そのため防犯対策として自動点灯するセンサー式ライトを設置すれば多いに期待できるでしょう。
玄関照明はLEDライトがおすすめ!
玄関照明は様々なタイプがあり、それぞれのメリットとデメリットがあります。しかしどんなタイプの照明器具であれ従来の電球ではなくLEDライトを使用することを強くお勧めします。
寿命が長くて経済的!
LEDライトは照明器具に完全に埋め込まれているので交換する必要がありません。今までの電球は寿命が来たら交換しなければなりませんでしたが、LEDライトは電球に比べてはるかに長い期間使い続けらるので交換の手間は心配する必要ありません。
害虫が寄り付かない
また外側の玄関ポーチにLEDライトを使用した場合虫が寄って来ないというメリットがあります。昔から使用されていた電球や蛍光灯には光の中に紫外線が含まれていて、それにつられて虫が寄ってくるという現象が起きていました。しかしLEDライトには紫外線が含まれていないので虫が寄ってくる心配がありません。そのためLEDライトは屋外の照明器具にピッタリです。
まとめ
玄関の照明器具は種類がたくさんあります。デザインがおしゃれな製品もたくさんありますが、LEDライトの様な省エネ効果のあるものや自動点灯するセンサー式照明の様な便利な製品を積極的に導入していくことをお勧めします。
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