コラム

公開日:2019年5月26日

/ 最終更新日:2019年12月21日

劣化した木製ドアはリフォームして改善する

木製ドアは独特の風味に人気がありますが、劣化による破損や変色が起きやすいという弱点があります。不具合が生じたら補修することも出来ますが限界があります。玄関ドアを快適に使い続けるためには、古くなった木製ドアを使い続けるよりも新しい製品にリフォームしてみてはいかがでしょうか?

劣化した木製ドアは難がある

木製ドアは一戸建て住宅の玄関ドアとして親しまれてきました。木製ドアには独特の質感があり、金属には無い自然の温もりを感じられるので玄関に居心地の良い雰囲気をもたらしてくれます。特に無垢材は自然のままの木材を使用しているので、高級志向かつ高い品質が魅力となっています。

木製ドアは断熱性が高い

木製ドアは断熱性が高いこともメリットの一つです。木材はアルミに比べて断熱性能に優れているので、冬場でも玄関内の温度を維持して快適な空間を保ってくれます。

耐久性が低いので劣化しやすい

しかし木製ドアは老朽化してしまうと多くの問題が発生します。木製ドアは耐久性が低く劣化しやすいので、長期間に渡って使用していると色が落ちて本体が傷んでしまいます。建付けが悪くなるとドア自体の操作性にも支障が出てしまいます。

古くなった木製ドアは風味が増して、ある意味ではそれが木製ドアの楽しみと捕らえることも出来ます。しかし劣化するとドアとしての性能は落ちてしまいます。そのため劣化した木製ドアは補修やリフォームなどの措置を取る必要があります。どちらにせよ木製ドアは劣化が早いため、金属ドアよりも高い頻度でケアする必要があります。

木製ドアの欠点

ドア本体が壊れやすい

玄関ドアは毎日頻繁に使う建具であり、常に外気にさらされている状態が続くのでとても劣化しやすいです。特に木製ドアは金属ドアに比べて耐久性に劣るので尚更壊れやすい傾向にあります。

木製ドアは金属と違って非常に傷みやすい材質なので、人がドアにぶつかったり風で飛ばされた小石が当たった際に傷やへこみが出来てしまう事があります。また木材は湿気を吸収してしまうので、雨天時や湿気が多い季節になるとドアが伸縮して変形しまいます。

変形することによって床を擦ったりドア枠にぶつかってしまう事があります。そうなるとドアをスムーズに操作出来なくなってしまいます。

つまり木製ドアと金属ドアを比較すると、木製ドアの方が総じて耐久性に劣るということになります。

塗装が剥がれる

木製ドアは表面の色合いを維持するために塗装が施されています。この塗装は雨や空気中の水分に長期間触れることで剥がれてしまう事があります。塗装が剥がれると統一感の合ったデザインのバランスが悪くなり清潔感に欠けてしまいます。塗装の剥がれた木製ドアはとても古臭い雰囲気を感じるのでイメージが悪くなってしまいます。

日焼けによる色落ち

木製ドアの劣化は塗装の剥がれだけではありません。表面の塗装が剥がれなかったとしても、色落ちを引き起こしてしまう事があります。木製ドアの色落ちの原因は直射日光です。木製ドアの塗装は日光を浴びると日焼けしてしまい変色を引き起こします。日焼けしたドアは明るい色のドアは一部だけ濃くなってしまい、濃い色のドアは一部だけ薄くなってしまいます。

また日焼けした木製ドアは白いあざの様な色落ちが浮かび上がってくることもあります。西日が射しこみやすい場所にある玄関ドアは日焼けを起こしやすいので要注意です。色落ちするとドア全体の色のバランスが悪くなってしまい、見た目が非常に悪くなります。

木製ドアを補修するか?リフォームするか?

経年劣化によって破損や見た目の劣化が発生した木製ドアは補修もしくはリフォームによる対処が必要です。

塗装は業者に依頼出来る

塗装の剥がれに関しては塗装業者に依頼すれば補修してくれます。その場合剥がれかかっている表面の塗装を一度全部剥がして、その上から新たに塗り直すという作業が必要になります。塗装にかかる料金の相場は約15万円です。

しかし塗装を施したとしてもそれから1~2年経過するとまた剥がれて来てしまいます。そうなるとまた改めて業者に依頼して塗装してもらう必要があります。また安い料金で作業を請け負う業者の中には、技術力が弱くて塗装が不十分だったりすぐに剥がれてしまう場合もあります。また、油性塗料で塗ってしまうと、ドアの反りが出てしまうので避けなくてはなりません。ちなみに木製ドアの塗装は外壁や屋根の塗装よりも繊細かつ熟練の技術が必要なのでDIYによる補修は不可能です。

定期的なメンテナンスが必要

木製ドアは弱点が多く経年劣化を起こしやすい傾向にあります。そのため耐久性や見た目の清潔感を維持するためには、定期的にメンテナンスしなければなりません。特に無垢材の場合、自然の木材をそのまま利用しているので尚更耐久性が弱くさらにメンテナンスに気を付けなければなりません。そのため木製ドアの風味を維持するためには金属ドアと違って非常に手間がかかります。

補修よりリフォームの方が何かと楽

劣化してしまった木製ドアはいっそのことリフォームしてしまうという方法がおすすめです。木目調カラーのアルミのドア製品にリフォームしてしまえば経年劣化による問題を全てを解決できます。新品に交換すれば玄関の雰囲気も一新されるので見た目のリフレッシュに有効です。ドアの建付けの悪さに関しては、カバー工法による新しい枠を取り付けることで解決されるので以前よりもドアを便利に使えるようになります。

劣化した木製ドアはリフォームするべき

劣化してしまった木製ドアは補修を行ってもすぐに劣化してしまう事がありますし、ドア本体の老朽化自体を解決することも難しいです。しかし新品のドアにリフォームすれば見た目の悪さも老朽化も全て改善出来ます。しかもリフォームするならば新たな木製ドアではなくそれ以外の材質に交換することをおすすめします。

アルミ製のリフォーム用玄関ドアがおすすめ

玄関ドアマイスターではアルミ製のリフォーム用玄関ドアを取り扱っています。木目調デザインなら、木材でないにもかかわらず木製ドアの様なデザインが施されています。木製ドア特有の温かみのあるデザインを感じられながら従来の金属製ドアと同等の耐久性があるので非常に便利です。

LIXILリシェントやYKKapドアリモなら木製ドアの様な定期的なメンテナンスは不要です。尚且つ木目調のドアなら今まで木製ドアを使用していた人でも違和感無く使用出来ます。

断熱性に優れた鋼板製ドアなら断熱性能も木材に劣りません。内部に断熱材が含まれており、採光窓にも断熱性の高い複層ガラスを使用しているので冬場の寒さ対策も問題ありません。

ちなみに玄関ドアマイスターでは木製ドアの製品を取り扱っていないので、木製ドアへのリフォームは受け付けておりません。耐久性に優れた金属ドアへのリフォームをお勧めしています。

まとめ

今回ご紹介した内容は以下の通りです。

・木製ドアは耐久性に欠けるので破損や見た目の劣化が激しい

・劣化した木製ドアは補修しても玄関があるのでリフォームがおすすめ

・断熱性の高い木目調の玄関ドアにリフォームすれば違和感なく使用できる

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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