コラム

公開日:2019年5月24日

/ 最終更新日:2019年12月21日

玄関の窓について。カーテンは絶対必要?

玄関に窓が付いていると室内が明るくなり広さを感じられる空間になります。しかし外から覗かれたり直射日光が差し込んでしまうといったデメリットもあります。一長一短な存在なのでカーテンやブラインドを付けて有効活用することが求められます。そこで今回は玄関の窓との付き合い方についてご紹介します。

玄関の窓について考える

リビングや寝室には大きな掃き出し窓が付いていて、空気の入れ替えや景色の良さを引き出すために役立っています。玄関の場合掃き出し窓ほど大きな窓はありませんが、腰掛け窓よりも少し小さい外が覗ける程度の小さな窓が設置されている場合もあります。

窓ガラスには透明なガラスと中の様子が見えにくい不透明なガラスの2種類があり、場所によって使い分けられています。中から外の様子を伺ったり室内の閉鎖感を打ち消すためには透明なガラスを使います。逆に不透明なガラスはプライバシー保護を重視して、室内に明かりを通すことだけを目的としています。

玄関にある窓の場合、不透明なガラスの窓が基本となっています。玄関は不審者が不法侵入による盗難等の犯罪を犯す恐れがあるので、プライバシー保護が最優先となっています。当然窓が無い方が防犯性能は高まりますが、だからといって窓が無い方が良いとも言い切れません。

窓があると明かりを室内へ取り入れられます。窓が無い場合は玄関ドアを開けることで明かりが入りますが、ドアを閉め切っている状態だと採光が難しくなりますし防犯の観点から見ると開けっ放しは非常に危険な状態です。

カーテンがあれば目隠しになる

玄関の窓は不透明なガラスが使用されているので外から中の様子を覗かれることはありません。しかし不透明なガラスであっても明かりがついているかどうか、あるいは中に人がいるかどうか程度の情報は見えてしまいます。

窓には目隠しが必要

特に夜間になると中の明かりが外からはっきりと見えてしまうため外に情報を漏らしてしまいます。そのため不透明なガラスを使用しているからといって安心はできません。より防犯性能を高める方法として窓にカーテンを付けるという方法があります。これによって室内の情報をシャットアウト出来ます。特に遮光カーテンなら光が外へ漏れることをより一層防いでくれます。

目隠し以外にもメリットがある

カーテンには目隠し以外のメリットもあります。それは日差しの防止です。夏場になると窓から暑い日差しが入り込んできます。それが原因で玄関の気温が急激に上がったり、場合によっては中にある家具や小物が日焼けしてしまう恐れもあります。このような日差しによる被害はカーテンを閉めることで遮ることが出来ます。

他にもおしゃれなデザインのカーテンを付けることで玄関の見栄えが良くすることも出来ます。このようにカーテンがあるだけで多くのメリットが生まれるので、玄関の窓にはカーテンを設置して有効活用しましょう。

カーテン以外にも窓の目隠し方法はある

ロールスクリーン

ロールスクリーンはカーテンと同じで窓ガラスの光と視界を遮るための道具です。カーテンが左右に横移動するのに対して、ロールスクリーンは上下に縦移動するのが特徴的です。筒状に巻かれた一枚の布を上下に動かして操作するのでカーテンに比べて見た目がスッキリしています。スクリーンの閉め具合は簡単に調整出来るので半分だけ閉めたり、4分の1だけ閉めるといった微調整も出来ます。

ロールスクリーンを使わない時は上部に巻き上げておけば邪魔になりません。絵柄のデザインも豊富に揃っているのでおしゃれなコーディネートも出来ます。洗濯可能な素材の場合は丸洗いも可能です。

注意点!高い場所で操作すること

ロールスクリーンの注意点は操作する位置がカーテンよりも高い場所にあることです。横移動するカーテンに対して、ロールスクリーンは窓の上部に設置した本体のスクリーンを引っ張ったり巻き上げることで操作します。高い位置にある窓に設置した場合、背が低い人では届かない可能性があるので注意して下さい。

ブラインド

ブラインドは細長い板(羽)が縦一列にたくさん繋がっています。羽の横にある紐を操作することで巻き取ったり戻したりします。オフィスの窓等に設置してある光景をよく見かけます。

ブラインドのメリットは見た目がとてもスッキリしていることです。オフィスや病院などの公共施設にあるイメージが強いので家庭的な雰囲気ではなく、無駄のない空間を演出する場合におすすめです。ブラインドの羽は上下に細かく移動させられるので光の入り方を微調整出来ます。

また通気性が高いので窓を開けた状態でブラインドを閉めれば、視界を遮りつつ風を通すというブラインドならではの効果も得られます。さらにブラインドはアルミ製が多いので、布生地で出来ているカーテンより耐久性に優れているため長く使えます。

注意点!隙間から光が漏れる

ブラインドの注意点は完全に光をシャットアウト出来ないことです。ブラインドで窓を閉め切っても羽の隙間から少量の光が漏れてしまいます。また羽に付いたホコリを掃除するのが大変で、一枚ずつ払い落さなければならないので少々面倒になります。

窓飾りシート

ガラス用の窓飾りシートを貼ることで視界を遮ることが出来ます。窓飾りシートのメリットは種類がたくさんあることです。すりガラス風、花柄、和風など様々なデザインがあります。

窓飾りシートの効果は目隠しだけではありません。種類によっては飛散防止、UVカット、遮熱・断熱、防虫など窓の欠点を補ってくれる効果を持ったシートがたくさん販売されています。窓飾りシートは大きなサイズのシート1枚分となっており、それを自宅の窓のサイズに切って貼り付けます。そのためほとんどの窓のサイズに対応しています。

注意点!ガラスの種類によっては貼れない

窓飾りシートの注意点は型ガラスに貼れないタイプもある事です。型ガラスはガラス面に凹凸が施されていて、玄関の窓にも多く使用されています。型ガラスは一般的なガラスに比べてシートがしっかり貼れないので種類によって使用できない場合もあります。

また窓飾りシートはカーテンやロールスクリーンと違って完全に明かりを遮ることは難しいです。半透明な素材を使用しているので外部の情報をシャットアウトするような効果はあまり期待できません。

玄関に窓を付けたいならドアをリフォームする

玄関に窓があることで室内が明るくなり、景色も良くなります。しかし元から窓が無い玄関の場合どうしようもありません。もし玄関に窓を取り付けたいのであれば採光用窓や採風用窓が付いた玄関ドアにリフォームすることをお勧めします。

短時間かつリーズナブルに設置できる

実際に玄関に窓を付けるとなったら壁に穴を開けて窓を付けるといった大掛かりな工事が必要となります。これは費用も高く工事期間中は玄関が使えなくなるので効率が良い方法とは言えません。しかし玄関ドアのリフォームならたった1日の工事で設置が完了します。大掛かりな工事が不要なので効率良く窓を取り付けられます。

通風タイプなら効率良く換気出来る

通風タイプのドアなら、ドアを施錠したまま、ドアの中の窓を開けることができます。網戸も付いているので虫が入る心配はありません。

 

今回ご紹介した内容は以下の通りです。

・玄関に窓があると明るくなって開放的な空間になる

・窓からの覗き見や日差しを防ぐためにはカーテンやロールスクリーンなどを使用して効率良く窓を使う

・窓が無い玄関は通風タイプの玄関ドアにリフォームすることで換気できる

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著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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