目次
玄関の親子ドアとは

親子扉とは扉が2枚付いていて両側から開けられるようになっているドアを意味します。2枚の扉は大サイズと小サイズに分かれており、普段使用するのは大きいサイズの方で小さい扉はロックがかかっているので使用しない事が多いです。
子扉はいざという時に使用する
小さい方の玄関ドア(子扉)は当然ロックを外せば普通に使用できます。両方の玄関ドアを同時に開放すると普段よりも玄関ドアのスペースが広くなるので引っ越しや宅配便などで大きな荷物の搬出入する際に役立ちます。
また車椅子を利用している方や担架を使って救急車へ人を運ぶ際などにも子扉を解放する事で楽に通過できるようになります。このように子扉は普段使うことはあまりありませんが、幅の大きい物や人が通過する際は便利になります。
フランス落としによって固定
子扉はフランス落としと呼ばれる固定方法でロックされています。フランス落としはドア枠の上下2か所にフランス落とし受けの穴があって、上下の軸棒を穴に差し込んだり外すことで施解錠する事が出来ます。鍵を必要としないので誰でもロック操作を出来るのが特徴です。
親子ドアにはどんなデザインがあるのかなと思われたら、簡単お見積もりをお試しください。製品による断熱性の高さの違いもご確認頂けます。
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玄関ドアの開き方タイプ別寸法

玄関ドアには6種類の開き方タイプがあり、寸法が異なります。この中で、親子ドアと片袖FIXドアは、玄関ドア交換時にどちらも選べます。また、両開きドアや両袖FIXドアを親子ドアにしたい場合には、袖付き親子ドアに交換できます。玄関ドアの開き方タイプ別に寸法を見ていきましょう
片開きドア(570~810mm)
1枚の扉だけのシンプルな玄関ドアです。同じ片開きドアでも800mm以上になるとゆったり通行できるなど、幅の広さによって使い勝手が変わります。
親子ドア(820~1690mm)
親扉と子扉で構成された玄関ドアです。通常の通行の幅は片開きドアと同じですが、大型荷物の搬入時などには、子扉も開けて通行の幅を拡げられます。
片袖FIXドア(820~1690mm)
親扉と片袖で構成された玄関ドアです。通行の幅は片開きドアと同じです。
袖付き親子ドア(1500~1900mm)
親子ドアと片袖で構成された玄関ドアです。通常の通行の幅は片開きドアと同じですが、大型荷物の搬入時などには、子扉も開けて通行の幅を拡げられます。
両袖ドア(1500~1900mm)
親扉と両側の袖で構成された玄関ドアです。通行の幅は片開きドアと同じです。
両開きドア(1500~1900mm)
左右対称の扉で構成された玄関ドアです。通常の通行の幅は片開きドアと同じですが、大型荷物の搬入時などには、両方とも開けて通行の幅を拡げられます。
玄関ドアの寸法についてはこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。
>>>玄関ドア豆知識 DWとは?玄関ドアの規格サイズとリフォーム時の製作可能サイズは違うの?
ご自宅のドアが袖付きドアなら親子ドアに交換できます。費用はどのくらいかかるのかなと思われたらお気軽に簡単お見積もりをお試しください。
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玄関の親子ドアのメリット
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親子ドアには他の開き方タイプにはない魅力があります。交換時には袖付きドアから親子ドアに変更できますので、親子ドアのメリットを確認していきましょう。
見た目が豪華
玄関ドアは基本的に広くて大きい方が見栄えが良くて豪華に見えます。大金持ちの豪邸や最新のモデルハウスを見ても玄関ドアは大きなものばかりです。親子扉は片側だけの玄関ドアに比べて子扉の分だけ大きく見えるので玄関を豪華に彩ることが出来ます。見た目を重視するならば親子扉の方が良いでしょう。
採光できる窓ガラスが付いている
多くの親子扉において子扉には窓が付いています。玄関ドアに窓を付けることで日光を取り入れて室内を明るい空間に出来ます。玄関は防犯目的や日の当たらない北側に位置しているため明かりを取り入れることが難しく、採光は常に課題となっていました。しかし親子扉の子扉あるいは両方に採光用の窓ガラスを設置することで玄関を明るい空間に出来ます。
玄関ドア人気ランキング今選ばれているトップ5
2025/7/1更新
親子ドアの必要性
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親子ドアは子扉と親扉を同時に開放すると間口いっぱいに通行の幅が広がります。また、玄関ドア交換時に親扉の幅を広くもできます。
広いスペースを確保できる
親子扉は大きい人や物を頻繁に通過させる事が多い人にとって大変便利です。ここで言う大きな物はベッド・ソファー・本棚・テーブル・冷蔵庫・洗濯機など、大きな人は車椅子利用者や担架に乗って救急搬送される人などが考えられます。
これらは向きを工夫すれば片側ドアでも入れられますし、リビングから搬出入するという方法もあります。しかし広いスペースを確保できる親子扉の方が楽に出入りさせられるでしょう。
車椅子利用者は親子扉が必要
ちなみに車椅子を通過させる際は80㎝以上の横幅が必要であると言われています。片側ドアでも大き目のサイズならばギリギリ通過する事は出来ますが、かなり大変になってしまいます。
しかし親子扉ならばかなり余裕をもって通過できるので、車椅子利用者が住んでいるあるいは頻繁に出入りする場合には親子扉を設置するべきでしょう。また、ベビーカーの乗り入れも楽にできます。
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玄関に親子ドアはいらないと言われる理由
親子扉を設置する事で開口部が広くなります。普段の生活において子扉を使用する事は稀ですが、車椅子や大きな家具などを通す際は開けると通過が楽になります。また親子扉は片側ドアよりも横幅が広いので豪華な玄関を演出する事が出来ます。
親子扉のメリットは頻繁に活用しない
親子扉には上記の様なメリットがあります。しかしそれ以外には大きなメリットはありませんし、普段の使い勝手だけで言えば片側ドアと大して変わりません。
いざという時に大きな荷物を出入りさせられるというメリットはあるものの、大半の家庭ではそんなもの頻繁に搬出入させることはありません。それにリビングの掃き出し窓から出入りさせるという方法もあります。
つまり親子扉とは確かにメリットはあるものの、そのメリットは頻繁に使用するものではないという事が分かりいます。実際に親子扉をリフォームで取り付けた方からは「子扉は全く使っていない」という声も寄せられています。
親子扉の設置費用は見た目目的
親子扉は片側ドアよりも豪華な見た目になるので、親子扉を設置する事でかかる費用のほとんどは見栄えのためであると考えるべきでしょう。
ただ、通風窓がない親扉でも、通風できる子扉をつければ、通風できる玄関ドアになることは間違いありません。
玄関の親子ドアの料金相場
玄関ドアマイスターの親子扉はおよそ38万~66万円程度が料金相場となっています。防火加工されている特殊素材を使用した玄関ドアの場合は70万円前後の価格となっています。
親子扉の料金は同じ間口でも袖付きドアに比べて3万円程度高い値段設定になっています。確かに親子扉にはデザイン性や機能性などのメリットはあります。ただ、「たまにしか子扉を開けることがないから、親子ドアにして高くなる分を電子キーのオプションにまわしたい」など、ご家族の希望とご予算に合わせて選ぶことが大切です。
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玄関ドアマイスターで取り扱っている親子ドア

玄関ドアマイスターで人気の親子ドアをご紹介します。リシェントは電子ロックによる優れたキーシステム、玄関を明るく快適な空間にする通風窓、断熱・防犯に特化した玄関ドアが特徴となっています。
リシェントの鍵は従来のシリンダータイプだけでなく、リモコンやカードキーなどの電子キーで施解錠するタイプもお選びいただけます。
リクシルの電子キーシステム「FamiLock」
リクシルの電子キーは、FamiLockという名称で、スマートフォン、リモコン、カードキー、タグキー、手動キーがあります。これらのカギの中から、ご家族一人ひとりが使いやすさに合わせて好みの鍵を使えます。
リモコンキーとスマートフォンなら、ポケットに入れたままで施解錠できるので、鍵を探す手間がなく、お子さまを抱いていても楽に玄関に出入りできます。
また、シリンダーは上下2か所に付いており、ピッキングによる不正解錠がとても難しい仕組みになっています。電子キーによる操作ならば2か所のロックを同時に施解錠できるので大変便利です。またスマートフォンにアプリを入れておくと、外出先で施錠履歴を確認できます。
ファミロック付きの玄関ドアに交換した事例
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断熱性がないアルミ玄関ドアから、おしゃれな木目カラーのファミロック付きの玄関ドアに交換した事例です。玄関回りの雰囲気が明るくなり、便利で冬の寒さ、夏の暑さが気にならない玄関に生まれ変わりました。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>玄関ドアリフォームはどこに頼んでも一緒?いいえ毎日工事しているのはとっても特殊なんです
通風・採光用窓が付いている玄関ドア
リシェントのドアには縦長の通風・採光用窓が付いているドアも多く用意されています。これにより従来の玄関では難しかった日光による玄関の明かりを取り入れることに成功しています。採風タイプでは窓が開閉可能となっており、換気する事で玄関に溜まりやすい湿気や匂いを外へ出せるようになりました。
通風・採光用窓付きの玄関ドアに交換した事例
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風を通せる採風タイプのドアに交換した事例です。蒸し暑い季節にも玄関からの風が通るので、家中の換気が良くなります。
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YKKAP・かんたんドアリモの特徴と施工事例
ドアリモ N09 親子 |
ドアリモ C08K |
ドアリモ E09T |

玄関ドアマイスターで人気のドアリモ玄関ドアをご紹介します。便利な電子キーと高い防犯性、優れたデザイン性が特徴です。
YKKAPのかんたんドアリモの電子キーシステム「スマートコントロールキー」
YKKAPのかんたんドアリモには「スマートコントロールキー」と呼ばれる便利な電子ロックが評判です。スマートフォン、リモコン、タグキーの3種類が使えます。
特にリモコンキーに関してはポケットやバッグに入れた状態でドアのボタンを押すだけで施解錠できるので両手が塞がっている時にとても便利です。
また、リモコンキー、タグキーには非常用手動キーが内蔵されているので、万が一電池切れになってしまっても、閉め出しの心配がありません。
通風・採光用窓が付いている玄関ドア
YKK APドアリモの親子ドアは、親扉に通風用の窓がついているタイプと子扉についているタイプがあり、デザインの好みに合わせて選べます。
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木目カラーで採光窓のついた玄関ドアに交換した事例です。玄関内が明るくなっただけではなく、玄関周りの印象がとても良くなりました。
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>>>見てください!玄関を変えたらこんなに印象が良くなりました
両開きドアから交換できる袖付き親子ドア
両袖ドアや両開きドアを親子ドアにしたい場合には、袖付き親子ドアに交換できます。両袖ドアは間口は広くても、片開きドアと同じだけの通行の幅しかありません。
袖付き親子ドアに交換すると、大型荷物の搬入時には親子ドアと同じように子扉を開けて通行の幅を拡げられます。また、交換時に親扉の幅を広くもできます。
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へーベルハウスの両袖ドアを袖付き親子ドアに交換した事例です。子扉も開けると大きな荷物も玄関から搬入ができるようになりました。
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>>>両袖枠の玄関ドアを大きく開けられる袖付き親子のドアに1日で交換
扉から引き戸への交換ができる
ドアリモはドアタイプから引き戸タイプへのリフォームも可能となっています。引き戸タイプは和風な住宅の雰囲気に合っていたり、ドアタイプよりも出入りが便利であるというメリットがあります。
ただ、親子ドアや袖付きドアから引き戸へ交換は、間口が足らないのでできません。両開きドア、両袖ドア、袖付き親子ドアからだけ、引き戸に交換できます。
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まとめ
親子扉は見た目で豪華さを演出できる点やいざという時に子扉を開けて大きな荷物や人を出入りさせられるというメリットがあります。大きいので片側ドアに比べてリフォーム時の費用はかかってしまいますが、デザイン性や機能性を追求したいのであれば検討する価値は十分あるでしょう。

玄関ドア交換をお考えの際にはお気軽にお問い合わせください。ご自宅の玄関お状況に合わせて最適なプランをご提案します。また、東京にお住いの皆様には東京都の補助金、窓と組み合わせての断熱リフォームをお考えの方には国の補助金申請のお手伝いをいたします。
東京都の補助金についてはこちらから詳しくご覧いただけます。
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