玄関の引き戸は古い住宅によく見られるので劣化が進んでいて使いづらくなっていることが多々あります。劣化した引き戸はリフォームことでデメリットが大幅に改善されます。そこで今回は玄関ドアマイスターが取り扱っているリフォーム用玄関引戸「ドアリモ」を中心に玄関引き戸のリフォームについてご紹介します。
引き戸をリフォームするメリットとは?
古くなった玄関引き戸をリフォームすると良い事がたくさんあります。ではその良い事とは一体どのような点なのでしょうか?
見栄えが良くなる
現在の一戸建て住宅の玄関ドアは洋風住宅に見られる開き戸タイプが主流となっています。逆に引き戸は日本家屋などの和風住宅に用いられているので、古びた住宅に使用されていることが多いです。中には戦時中から住み続けている住宅も未だに現存しています。築年数の長い住宅は玄関ドアのタイプも古いので見た目から古臭さを感じてしまいます。
玄関引き戸をリフォームすれば当然新品のドアに交換出来ます。ドアが新しくなれば玄関全体の雰囲気も大きく変わるので古臭さを払拭出来ます。デザインに関しても和風重視だけでなく洋風住宅にも似合うタイプなど沢山あるのでおしゃれを追求することも可能です。
扉の動きが良くなる
古くなった引き戸は動きが重くなってしまうことはよくある話です。動きが悪くなる原因は戸車やドア自体の建付けなど様々なケースが考えられますが古い引き戸はかなりの確率で動きが悪くなってしまいます。動きの悪い引き戸は開閉する際に無駄な力を入れなければならないので、かなりのストレスになってしまいます。
長く住んでいる住宅はドアや枠、あるいは住宅そのものが歪んでしまい引き戸の動きが悪くなります。その場合玄関引き戸をリフォームすることで扉の動きが改善されます。
断熱性能の向上
玄関の居心地の良さは温度に大きく左右されます。特に玄関ドアは室内と外を繋ぐ場所なので温度を管理する上で重要な役割を担っています。玄関の温度に関する問題でよく挙げられる話題に冬場の冷え込みがあります。玄関は基本的に暖房器具が無いので冬になると急激に冷え込んでしまいます。
玄関の冷え込みはドアが大きく関係します。従来の玄関ドアはアルミやステンレスなどの断熱性能の低い金属を使用しているので閉めた状態でもドアを伝って外の気温に影響されてしまいます。特に築年数の長い住宅の引き戸はアルミ製が多くガラス面も広いので断熱性能はかなり低いと言われています。
最新のリフォーム用引き戸なら断熱対策が施されているので冬場でも快適に過ごすことが出来ます。また玄関の寒さの原因に隙間風というものもありますが、大抵の場合建付けの悪さが原因なのでリフォームで改善出来ます。
防犯対策のため
玄関ドアは防犯対策も重要視されます。玄関ドアはピッキングやこじ開けなどの不正解錠によって泥棒や空き巣に狙われてしまうので十分な防犯対策を施す必要があります。しかし古い引き戸は残念ながら防犯効果が薄いとされています。その理由の一つが鍵のタイプにあります。古い引き戸の鍵は単純な構造で強度も弱いので簡単に不正解錠出来てしまいます。
リフォーム用引き戸なら基本的な扉の構造は変わらないものの鍵を強化することは出来ます。ピッキングやこじ開けに強い鍵に交換することで防犯対策となるので、防犯目的でリフォームを検討するお客様もたくさんいます。
リフォームで引き戸のデメリットを改善出来る
この様に玄関引き戸をリフォームすれば引き戸のデメリットは大幅に改善されます。引き戸は開き戸に比べて見た目・断熱・防犯などで劣っているという意見もありますが、それらを意識したリフォームをすることで引き戸のままでも十分性能を改善させることは出来ます。
また引き戸の場合、左右に扉を動かすので取り扱いが簡単でバリアフリー対策に適しているというメリットがあります。実際に医療機関や公共施設などでは引き戸が多用されています。そのため自宅の引き戸をリフォームすれば生活も大きく改善されることでしょう。
リフォーム用引き戸「ドアリモ」をご紹介
玄関ドアマイスターでは玄関引き戸のリフォームを行っています。そこで当社が取り扱っているリフォーム用引き戸・YKKAP「かんたんドアリモ」をご紹介します。
即日で工事完了
ドアリモは「カバー工法」と呼ばれる工法を用いてお客様を待たせずに設置作業を完了させられます。カバー工法とは既存のドア枠をそのまま活かして新たなコーキング(ドア枠)とドア本体を設置する工法です。以前まではドア枠を解体していたので工程が多く、工期も数日間に及んでいました。しかしカバー工法ではたった1日しかかかりません。これによりお客様プライバシーにも迷惑をかけずに作業することが出来るようになりました。
デザインの一新
引き戸はなんとなく和風で古臭いイメージがあります。実際に引き戸は築年数の長い和式の住宅に使われていることがほとんどなので仕方ないことかもしれません。
ドアリモは和風のイメージをそのまま活かした清潔感あるデザインがたくさんあります。そのため古臭さを全く感じさせず寧ろ爽やかなイメージを感じさせてくれます。また洋風住宅にも対応出来る主張しすぎないデザインもあります。この様にドアリモには様々な住宅のイメージに合わせられるというメリットがあります。
防犯の強化
ドアリモは防犯対策にも積極的に取り組んでいます。従来の引き戸には2枚のドアが交差する中心に鍵穴が1か所だけありました。これだけだと1つだけしかロックがかけられず、奥行きも狭いので簡単な構造の鍵しか付けられませんでした。
しかしドアリモには真ん中の召合せ(めしあわせ)内外錠1個と両端の戸先内外錠2個の合計3ヵ所にロックがかけられます。またキーには構造が複雑化されたディンプルキーを採用しています。これによりドアのこじ開けとピッキングへの対策が強化されています。
温度と湿度の管理
玄関の室温は外の気温に大きく影響してしまうので夏は暑く冬は寒い空間になりがちです。特に引き戸の場合は断熱性能が低いので通過するだけでも嫌な思いをしてしまいます。
ドアリモならこの問題を解決できます。ドアリモの引き戸には複層ガラスを使用出来ます。これは2枚の単板ガラスを組み合わせた特殊構造の窓ガラスなので中空層によって外気の影響を緩和することが出来ます。
またリフォーム用引き戸と一緒に網戸も設置すれば蒸し暑い日でも換気出来ます。オプションで目がより細かいクリアネットも選択できるので害虫対策も万全です。
まとめ
既存の引き戸は機能が悪く若干古臭さを感じさせてしまいますが、新たな製品にリフォームすることで大きく改善させることが出来ます。毎日通る玄関だからこそ、引き戸の不具合を改善させて使い心地の良い空間を目指してみませんか?
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