玄関ドアは多くのメーカーが制作しています。大手メーカーやオーダー品に特化した木製玄関ドアのメーカーがある他、輸入玄関ドアもあります。この中で普遍的に人気の高いメーカーがYKKAPです。ヴェナートなどの新築住宅用の玄関ドアや、ドアリモで親しまれているリフォーム用玄関ドアを制作しているYKKAP。なぜYKKAPの玄関ドアは好まれるのでしょうか?
目次
YKKAPの玄関ドアが新築住宅にもリフォームにも採用される理由
新築住宅では玄関ドアを選ぶ際に住宅の外観デザインや外壁の色、玄関周りのエクステリアに調和することや、断熱性や採光、通風など玄関内の環境をサポートすることに配慮します。玄関は家の顔とも言われる場所なので、玄関ドアのデザイン、色合い、質感は住宅のイメージに大きく影響します。
加えて近年は、住宅の断熱や換気に対する意識が高まっているので、ドアの機能性も重要視されています。その結果、豊富なデザインと素材の質感は揃っていて、断熱や通風、さらに防犯機能も高いYKKAPの玄関ドアが採用されることが多いのです。それではリフォームの場合はどうなのでしょうか?
築年数の長い家の場合、新築時には外観との調和を考えたデザインや色、質感の玄関ドアを取り付けたが、今となっては見栄えが悪くなってしまった、採光量は多いがそのせいで防犯性が低いのが不安、冬はとにかく寒い、風が通らないなど、たくさんの問題を解決する為にリフォームを計画されていることと思います。
築年数の長い家には木製玄関ドアが多く、新築時はその自然な風合いが落ち着いた高級感を醸し出していたのに、塗装が剥げてしまったという状態になっている住宅は少なくありません。その後に普及したアルミドアは、断熱性がないので、冬の寒さを防げません。
また、昔ながらのポストや袖付き玄関と防犯性の低い鍵の組み合わせは、家族の安全性を脅かします。その面からリフォームを計画されているケースもあるでしょう。加えて、玄関内に窓がない間取りの場合、玄関内の換気が悪くなって発生するカビやニオイを解決するためのリフォーム計画もあるはずです。
このような問題を全て解決できるリフォーム用玄関ドアがYKKAPのドアリモです。長く暮らしてきた家の外壁や玄関周りの印象を損なうことなく、より良くするためには、たくさんの選択肢が必要です。特に木製玄関や輸入玄関が採用されていた場合、同じような雰囲気のデザインと質感の玄関ドアを探す必要があります。
YKKAPのドアリモなら、天然の木材のように見える木目カラーが揃っているので、木製玄関と交換しても違和感なく玄関周りに溶け込ませられます。加えて、断熱性能の高さや通風機構の有無も選べるので、快適な玄関に生まれ変わらせることができます。
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コラム ykkap 玄関ドアで人気が高いリフォーム用玄関ドアは風を通すドア
YKKAPの玄関ドアにはヴェナートD30などの新築用とリフォーム用ドアリモ玄関ドアD30 がある
YKKAPの玄関ドアへのリフォームを計画して情報収集をしていると、ヴェナートという玄関ドアが目に留まることが多いのではないでしょうか?ヴェナートは多彩なデザインとカラー、質感が揃った魅力的な玄関ドアのシリーズです。防犯性はもちろんのこと、断熱性や通風機能を備えたドアです。新築用だったのか…とがっかりされるかもしれませんが、ドアリモとそれほど大きな違いはありません。
新築用玄関ドアとリフォーム用玄関ドアとの熱貫流率の違い
YKKAPの玄関ドアは、Dの後についている数字で断熱性能の違いを表しています。最も断熱性が高いドアはイノベストD70です。D70は0.90W/(m2・K)、D50が1.56W/(m2・K)という高い熱貫流率を備えています。熱貫流率とは、断熱性能の高さを表すU値のことです。外壁や屋根に対してと同じように、玄関ドアも外気に接しているので、地域の気候に合わせた熱貫流率が求められます。
一方、ヴェナートD30には、D2とD4という2種類の断熱性能が備えられています。D2の熱貫流率は1.94W/(m2・K)、D4は2.24W/(m2・K)です。そしてこの熱貫流率は、ドアリモ玄関ドアD30と同じです。つまり、ドアリモ玄関ドアD30は、ヴェナートD30と同じ断熱性を備えているということです。
ヴェナートD30にはあるがドアリモ玄関ドアD30にはない色
色を比較してみると、ドアリモ玄関ドアD30には強い印象を与える色はなく、外観や玄関周りの雰囲気に馴染みやすい色が揃えられています。
ヴェナートD30だけにある色
ドアリモ玄関ドアD30 の色
この違いは、リフォームに適している色だけが揃えられているということです。濃い赤系や緑系の色は、ヴェナートD30にはありますが、ドアリモ玄関ドアD30にはありません。リフォームの場合、個性の強い玄関ドアを採用すると、玄関周りの雰囲気に馴染まないことが多い為です。
■ 玄関は家の顔とも言える場所です。通りから見た時に、玄関は家の外観デザインと、玄関周りの雰囲気に大きな影響を与えます。新しい玄関ドアだけが、玄関周りから浮き立ってしまうことなく、家の外観にしっくりと馴染む色と質感の玄関ドアを選ぶ為に注意するべきポイントにはどんなことがあるのでしょうか?
ヴェナートD30にはあるがドアリモ玄関ドアD30にはないオプション
通風機構のついた子扉、スマートコントロールキーなど、ほとんどのオプションは、ヴェナートD30にもドアリモ玄関ドアD30にもあります。ただ、ヴェナート D30用にデザインされたリースだけは、ドアリモ玄関ドアD30には備えられていません。
VED型やPEDは鍵交換の際に鍵が違う?
ヴェナートのことを調べていた時に、VED型やPEDという文字を見かけたのですが何のことですか?
VED型はヴェナートの型名、PEDはプロントというドアの型で、どちらも新築用玄関ドアです。
鍵交換をする際の鍵が違うというような話だったですが…。
鍵は玄関ドアの厚みによって種類が異なるからです。
ドアリモの玄関ドアもD2とD4では鍵の種類が違うのですか?
どちらもドア本体の厚みは42mmなので、同じ種類の鍵が使われています。
それなら万が一、子どもが手動キーを失くしてしまった時にも迷わずにすみますね。
■ ドアリモのドアの厚みに関しては、こちらのコラムを参考になさってください。
コラム YKKAPドアリモの人気が高い理由はなんだろう?
■ ヴェナートd30は新築用玄関ドアです。残念ながらリフォームに際してヴェナートの価格や、特徴の一部は参考にはなりません。リフォーム用玄関ドアの特徴と価格について確認していきましょう。
コラム 断熱玄関ドアは価格に見合う機能性を備えている?
YKKAPの玄関ドアと木製玄関ドアや輸入玄関ドアの違い
新築時に木製玄関ドアや輸入玄関ドアを採用した住宅やハウスメーカーで建てた住宅でも、リフォーム時にはYKKAPドアリモにするケースがあります。その理由を考えてみましょう。
木製玄関ドアからYKKAPドアリモに交換すると価格が抑えられる
塗装が傷んだ木製の玄関ドアを木目調のドアでリフォーム【YKKAPドアリモC07】 |
無垢材の質感が好きな人にとって木製玄関ドアは魅力的です。新築であってもリフォームであっても外観デザインや玄関周りの雰囲気に合わせてオーダーできるので、印象が非常に向上します。また、見た目の良さだけではなく、木材なので高い断熱性も備えています。
ただ、木製玄関ドアは高級品です。100万円以上するドアも珍しくはありません。加えて、玄関ドアは常に風雨と紫外線にさらされています。その為、無垢材の美しさを維持する為には、短いスパンでのメンテナンスが必要です。
ドアの向きや地域の気候にもよりますが、数年ごとに再塗装が必要です。理想的な方法は、製品購入の半年後に再塗装し、その度は2~3年を目安に再塗装を繰り返すことです。そして再塗装の際には専門の業者に依頼する必要があります。20,000〜100,000円が相場です。塗装費用に幅がある理由は塗装技術の差です。
木製玄関ドアの塗装は、高級木製家具と同じ技術が求められます。したがって、一般的な塗装に比べて、費用も高額です。料金の安さにつられて、その技術を持たない塗装業者に依頼してしまうと、無垢材の木目の美しさが台無しになってしまいます。
玄関ドアにこだわりがあり、購入時にもその後の再塗装の費用も厭わないという場合には、木製玄関ドアが向いていますが、手軽な手入れで長く良い状態を維持したいという場合には、木目調の断熱玄関ドアが向いています。
玄関ドアの修理辞典 木製玄関ドアの再塗装をプロに頼んだ場合の費用は?
輸入玄関ドアからYKKAPドアリモに交換すると外観のイメージを損なわない
一時期流行した輸入住宅で、玄関ドアの塗装が剥げてしまったり、開閉しにくくなるなどの不具合が起きてしまったりした場合、同じ玄関ドアが手に入らないことがあります。その為、同じような雰囲気のリフォーム用ドアを探さなくてはなりません。
このような時にもYKKAPドアリモの玄関ドアはデザインが豊富なので、輸入住宅にも調和する玄関ドアを選べます。しかも、断熱や通風などの機能が付いているので玄関内が快適になります。
ハウスメーカーの玄関ドアからYKKAPドアリモに交換すると価格が抑えられる
ハウスメーカーで建てた家の玄関ドアが経年劣化した場合、ハウスメーカーに交換を依頼する方法と、リフォーム用玄関ドアに交換する方法があります。ハウスメーカーに依頼しても、新築時と同じドアは既に存在しないことが多いので、似たようなドアと交換してもらえることもありますが、断られてしまうこともあります。また、もし同じようなドアがあったとしても、交換にかかる費用は高額です。
もう一つの方法はリフォーム用玄関ドアに交換する方法です。デザインや色、質感が豊富なYKKAPドアリモなら、ハウスメーカーで建てた家の外観にも調和する玄関ドアが見つけられます。しかも、20万円から40万円で、断熱や通風機能、リモコンキーなどを備えたドアに変えられます。
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YKKAPの玄関ドアの鍵はスマートキーにできる
- ポケットKey リモコンキー、カードキー、シールキーの全てを使えます。
- ピタットKey カードキー、シールキーが使えます。
ポケットKeyは、携帯していれば、ハンドルのボタンを押すだけで、カードキーはカードをかざすだけでドアの施解錠ができます。
鍵とハンドルが一体化しているのですっきりした為の良さがあります。また鍵が見えないため、防犯防止にも役立ちます。
鍵が見えないということは、手動キーが使いにくいということでもありますが、手動キーを使うということは、スマートコントロールキーの良さの一つが活かされなくなるということでもあります。
スマートコントロールキーには、夜間に鍵穴を探さす苦労がなくなる、両手に荷物を持っていても施解錠できるなど、たくさんの便利さがあります。その中の一つに、カードやリモコンを失くしても、再登録すれば使い続けられるという良さがあります。
手動キーの場合には、鍵を失くしてしまうとシリンダーごと交換しなくてはならないため、高額な費用がかかりました。しかし、スマートコントロールキーなら、手動キーを使わないので、鍵を失くす心配がありません。加えて、リモコンとカードを併用できる便利さは、YKKAPのスマートコントロールキーだけが備えている特徴です。
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YKKAPのドアリモでおしゃれで便利な玄関ドアに交換しませんか?玄関ドアのリフォームのことなら何でもご相談ください。玄関の向きや玄関周りの環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
インターネットでのお見積りやお問い合わせを不安に思う方も多いと思いますが、玄関ドアマイスターでは、お見積りやお問い合わせをいただいたお客様に、勧誘や営業は決していたしません。お気軽にご利用ください。
マイスター社長
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。