玄関ドアのガラス交換の費用
玄関ドアのガラスは1種類だけではありません。一般的な透明の単板ガラスをはじめ、網目の入ったガラスもあれば、外から中が見えにくいすりガラス、断熱性能がある複層ガラスなど様々です。
相場は5万円以内
実際の金額は、見積もりを出してもらうことが一番ですが、玄関ドアのガラス交換の相場は、5万円以内です。
費用の内訳として、ガラス本体と施工費が加算されます。施工費の相場が1万円から2万円程度であることも念頭に入れておきましょう。場合によっては処分費も請求されるかもしれません。
費用はガラスの種類と大きさで変わる
玄関ドアによって、ガラスの大きさも種類も違います。上記でお伝えしたように、すりガラスや網目入りガラス、断熱や遮熱効果がある複層ガラスが使用されています。
ガラスの種類ごとの正確な金額はお伝えできませんが、大きさの違いで、相場を知ることができます。
例えば、窓の大きさが小さい場合は、2万円〜3万円です。
ただし、同じデザインでも玄関ドアの幅によって、ガラスの大きさが異なりますので、専門の業者に見積もりを出してもらうことが確実な方法です。
【玄関ドアのガラス交換の注意点】
玄関ドアのガラスは、業者で取り置きしている分があり、すぐに交換してくれますが、複層ガラスなどの特殊なガラスの場合は、メーカーから取り寄せなければいけません。
そのため、玄関ドアのガラス交換が完了するまでに、1週間から2週間程度かかることを頭に入れておいてください。
玄関ドアのガラスが割れたときの応急処置
ガラスが割れてしまって、業者を探して、自宅に来てくれるまで半日程度はかかる可能性があります。
ですので、業者が来るまで安全のためにも応急処置をしておきたいところですね。応急処置の方法をお伝えします。
プロに対応を任せてもいい
何より玄関に近づかないことが一番です。ですので、何もせず、応急処置もプロにお願いしても大丈夫です。
しかしあまりにも、プロが来るまで半日以上時間がかかる場合もありますので、無理をせず、ご自身でできる範囲で以下の方法を行ってください。
ひび割れの場合
ひびが入っている部分に養生テープかガムテームを貼りましょう。
ひびが広くならないように、もしくはちょっとした衝撃でも割れやすい状態ですので、そっと行いましょう。軍手などで手を保護することも忘れずに。
穴が空いている場合
穴が空いていると、破片が飛び散っている状況かと思います。拾える範囲で広い、新聞紙などに包んでまとめます。
掃除機で破片を集めることがないようにしてください。掃除機が破損してしまう可能性があります。
そして、穴を塞ぐために、段ボールをそっと置き、ひび割れと同じように、養生テープもしくはガムテープで覆うように、貼り付ければ終了です。
応急処置も終わり、業者が来るのを待つのみとなったら、一息入れつつ、ガラス以外にも被害を被っているところがないか、確認しましょう。
というのも、
玄関ドアのガラスが割れてしまう、ひびが入ってしまうと、とにかくガラスを交換しないと!と考え、行動してしまいがちです。
しかし、ガラスの交換だけ行った後に、「しまった!」と後悔するかもしれません。
その理由は、ズバリ玄関ドア本体にまで目を向けていなかったからです。
玄関ドアのガラスが割れたり、ひびが入ったりしたということは、玄関ドアに衝撃が加わった証拠です。もしかすると、金具の部分も傷んでしまっているかもしれません。
ガラスの破片が飛び散っている場合、怪我のおそれもあるため、近づかないことがベストですが、玄関ドアの開閉がスムーズにできるかなどきちんと確認してください。
インターネットや電話で玄関ドアのガラスの交換を依頼すると、そのガラスの状態だけを確認してガラスを交換するだけの施工となります。
ガラスの交換工事が終わった後に、玄関のガラス部分以外に支障が出ていることに気づた場合、もう一度、業者に修理依頼をしなければなりません。
ガラスの修理が必要になったら玄関ドアを丸ごと交換する必要はないか、しっかり検討してみるとよいでしょう。
おすすめは玄関ドアごと交換すること【理由は4つ】
念の為に玄関ドアのガラス以外も確認し、何も問題がない状態であれば、ガラスの交換だけで終わりです。
ですが、この機会に玄関ドアごと変えることも検討してみてください。
理由は4つあります。
理由1:玄関の性能を高めることができる
リフォーム用の玄関ドアは、様々な性能が加わっています。利便性や防犯性に優れたスマートキーだけではなく、断熱性能が加わったものがあります。
特に防犯性能においては、室内側のサムターン(鍵をかけるつまみ部分)が着脱可能で空き巣が簡単に侵入できない工夫がされています。
また断熱性能であれば、ドアに断熱材が挟みこまれているだけでなく、ガラス部分に複層ガラスやLowE複層ガラスが使われ、高い断熱性能を有しています。
理由2:ジメジメ・暗いなどお悩みが解決できる
玄関が暗い、湿気がたまってジメジメするといったお悩みはありませんか。
玄関は窓がないと暗くなりますし、梅雨の時期や冬に結露が発生していませんか。
特に梅雨や雨のあと、傘を玄関内に置いておき、玄関に水分が溜まりがちですので、知らないうちに玄関が湿気でいっぱいになっていることもあります。
だからこそ、風通しができ、結露が発生しにくい断熱性能がある玄関ドアに変えることで、玄関で悩んでいたジメジメ感や暗いといったお悩みを一気に解決することができます。
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理由3:生活が圧倒的に快適になる
玄関が暗い、玄関がジメジメするといったお悩みを解決できれば、生活でストレスに感じていることが減らせるため、ノンストレスの生活が送ることができます。
また防犯対策もしっかりできるようになるため、家の安全性が増します。
ONE POINT
玄関ドアだけでなく、窓の断熱性能を上げる(複層ガラスやLowE複層ガラスの窓の交換、もしくは内窓を取り付ける)ことで、家全体の断熱性能が上がります。
また家族の健康を守り、電気代の削減も期待できます。
理由4:家の外観がおしゃれになる
リフォーム用の玄関ドアは、非常にデザインがおしゃれなものが多いです。家の顔である玄関ドアを変えるだけで、外観がぐんと変わります。
デザインのラインナップの豊富さは、YKKAPですが、性能も劣らず、シックで高級感を感じさせるデザインが多いリクシルの玄関ドアもおすすめです。
ぜひWEBカタログや関連コラムをご覧ください。
【玄関ドア 開き戸】
▶︎YKKAP ドアリモ WEBカタログ
▶︎リクシル リシェント WEBカタログ
【引き戸】
▶︎YKKAP ドアリモ 玄関引き戸 WEBカタログ
▶︎リクシル リシェント玄関引き戸 WEBカタログ
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玄関ドアのガラスが割れても慌てずに
玄関ドアのガラスは、突然ひびが入ったり、割れたりしてしまい、慌ててしまいます。玄関ですから、早急に交換したいと考えるはずです。
しかし、ガラスだけでなく玄関ドア全体のことを考えて、行動してください。
確かに一度に出費する額はガラスだけに比べ大きくなりますが、後々のノンストレスな生活のことを考えると、むしろ玄関ドアを交換するチャンスであり、おトクになるかもしれません。
玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換を承っています。玄関ドアのことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。