前編はこちらから▶︎▶︎▶︎【Youtube解説】「忖度なし!玄関リフォームドア・リクシルとYKKapを徹底比較」防火・スマートキー・価格(後編)
LIXIL・リシェントとYKKap・ドアリモはどちらも高品質で人気の高い玄関リフォームドアですが、性能などに細かな違いがあります。
そこで、今回は“これまで4,000件以上の玄関ドアのリフォーム工事をしてきた玄関ドアマイスター”が、LIXIL・リシェントとYKKap・ドアリモの違いを忖度なしで徹底解説します。
後編になる今回は、「防火性能・電気錠・価格」について比較してみましょう!
前編では、玄関リフォームドアの基礎知識と、「断熱性・デザイン・通風(採風)機能」解説していますので、まだご覧になっていない方は、ぜひ併せてチェックしてください。
玄関ドアマイスターのYoutubeチャンネルでは、玄関リフォーム・窓リフォームに関する耳寄りな情報を定期的に発信しています。ご自宅のリフォームを検討している方は、ぜひチャンネル登録をお願いします。
玄関リフォームドア・リクシルとYKKAPを比較|防火・電気錠・価格
LIXILとYKKapは、どちらも国内玄関ドア市場において、多くのシェアを獲得しています。
そのため、細部までこだわり抜かれた高い品質が魅力です。
ただし、それぞれ特徴が異なるため、リフォームする際には「ご自身の理想に近いドアはどちらなのか」という視点でドアを選びましょう。
でま「防火性能・電気錠・価格」と3つのポイントについて、違いを詳しく紹介します。
比較ポイント①防火性能
都市計画法で定められている「防火地域・準防火地域」では、玄関ドアを“防火戸”にしなくてはいけません。
防火地域・準防火地域に定められているエリアは、主に建物が密集している地域や、鉄道・幹線道路に近い地域です。
火災による延焼被害を広げないために建物の仕様が厳しく規制されています。
開口部である玄関ドアもそのうちの一つで、防火地域・準防火地域内の住宅で1階に玄関があり、隣地との境界線から3m以内にドアがある(ドアが“延焼のおそれのある部分“内に設置されている)場合は、国土交通大臣から認定を受けた「防火戸」を選ばなくてはいけません。
LIXIL・リシェントとYKKap・ドアリモはどちらも「防火戸」仕様の商品がある点は変わりません。
それぞれ個別に20分防火性能の国土交通大臣認定を受けています。
違う点は、ドアのデザインです。
LIXIL・リシェント防火戸は10種なのに対して、YKKap・ドアリモは9種類ラインナップからデザインを選べます。
POINT!
防火戸の認定を受けていて、なおかつ通風(採風)タイプのラインナップがあるのは、LIXIL・リシェントのみです。
YKKap・ドアリモは、採光窓つきデザインはあっても、開け閉めできる窓が付いている防火戸はないため、注意しましょう。
断熱・防火・通風のどの機能も必要な場合は、LIXIL・リシェント一択になります。
比較ポイント②電気錠
玄関ドア取り替えを機に電気錠へ切り替える方が増えています。
電気錠には、リモコンキー、タグキー、カードキー、顔認証、スマホのアプリに対応したタイプがあり、どちらも人気です。
LIXIL・リシェントとYKKap・ドアリモどちらも、電気錠のオプションを付けると、無料のスマホアプリに対応します。
もちろん、リモコンキーを選べば、スマホに専用アプリをダウンロードする必要はありません。
POINT!
スマートキーシステムを、LIXILは「Familock」、YKKapでは「スマートコントロールキー」と呼びます。
どちらも電気工事のいらない電池式を選べるため、リフォームでも採用しやすい点がポイントです。
(引用:YKKap|スマートコントロールキー)
ここでそれぞれの電気錠システムで使える鍵の種類と特徴を表で比較してみましょう。
LIXIL |
YKKap |
|
電気錠の種類 |
|
|
特徴 |
|
|
上の表からも分かる通り、LIXIL・リシェントは「スマホ・リモコン・カード・タグ」と4種類からキータイプを選べるのに対して、YKKap・ドアリモには「カードキー」の選択肢がありません。
ただし、YKKap・ドアリモの方が登録できるキーの数が多い点は有利と言えるでしょう。
さらに、チェックしておきたいのが「スマホを鍵代わりに使う場合の違い」です。
共通している点とそうでない点がありますので、紹介します。
共通している点 |
|
異なる点 |
|
LIXIL Familock |
YKKap スマートコントロールキー |
|
リモコン機能の反応 |
早い |
2〜10秒とばらつきあり |
スマートフォン充電の減り |
ほとんど気にならない |
電池の減りが早い |
履歴機能(※) |
|
|
※履歴機能:スマートフォンへダウンロードした専用アプリから、「いつ」解錠施錠したのかが外出先でも確認できる機能
スマートフォンを鍵代わりに使うことを前提とする場合は、LIXIL・Familockがおすすめです。ただし、家族構成によっては、YKKap・スマートコントロールキーの方が便利なケースもあります。そのため、スマートキーの視点でLIXIL・リシェントとYKKap・ドアリモを選ぶ場合は、「どんなタイプのキーを持ち歩きたいのか」「いくつ操作ツールを登録したいのか」の視点で、どちらかを選びましょう。
比較ポイント③価格
比較ポイント⑥価格
最後の比較ポイントは、みなさんが一番気になる「価格」についてです。
結論から言うと、リクシルのリシェントとYKK APのドアリモを比較しても、価格はそれほど変わりません。
POINT!
玄関ドアを選ぶ際に価格を左右するのは、メーカーよりもデザインや断熱性能のレベル、カラー、あと組み合わせるドアハンドルや錠前の種類です。
そのため、価格面でどのドアにするか迷った際には、いくつかのパターンで見積もりしてもらうのがおすすめです。
「何パターンも工事会社から見積もりをもらうのは面倒」という方のために、私たち“玄関ドアマイスター”がご用意しているのが「簡単見積もりサービス」です。
お名前やご連絡先、ご住所を入力せずに、たった1分で製品代と工事費の金額が分かります。
もちろん、リクシル・リシェントとYKK AP・ドアリモの全レパートリーをセレクトいただけますので、色々なデザインや仕様の金額を比較したい方は、ぜひお試しください。
〈おすすめコラム〉
▶︎▶︎▶︎【玄関ドア】YKKAPドアリモとLIXILリシェントのカタログを比較
▶︎▶︎▶︎玄関ドアの交換はドアの種類・性能・工法・施工で選ぶ|補助金で費用を抑えたリフォーム事例も紹介
玄関ドアリフォームを窓リフォームと同時にすると、先進的窓リノベ事業の対象となる可能性があります。「最高200万円/戸」もの補助金を受け取れますので、お得に家を快適に変身させたい方は、“玄関ドアマイスター”までご相談ください。申請手続きまでまとめてお任せいただけます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は前後編に分けて、LIXIL・リシェントとYKKap・ドアリモの気になるポイントを忖度なしに徹底比較しました。
どちらも多くの方に採用いただいている良い商品です。
だからこそ、細かい点までじっくり比較検討いただき、理想の玄関ドアを選んでください。
「玄関ドアリフォームの予算目安を知りたい」という方は、ご自宅にいながら簡単に玄関ドアリフォームの金額が分かる“玄関ドアマイスター”の「簡単見積もりサービス」がおすすめです。
※情報は掲載時点のものです。終了、変更になっている場合がございますので最新の情報をご確認ください。
前編はこちらから▶︎▶︎▶︎【Youtube解説】「忖度なし!玄関リフォームドア・リクシルとYKKapを徹底比較」防火・スマートキー・価格(後編)
私たち「玄関ドアマイスター」は、昭和5年の創業以来建具一筋!玄関ドアリフォームの施工件数全国1位をこれまで8回も獲得している直販会社です。どこにも負けない明瞭価格に、高品質な施工と対応、安心のアフターサービスの3拍子が揃っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
玄関ドアリフォームは“全国1位多数獲得”の玄関ドアマイスターにお任せください
“玄関ドアマイスター”は、LIXIL主催コンテストでリシェント部門の全国1位を6回、YKKap主催コンテストでドアリモ部門の全国1位を2回受賞しています。
工事は下請け会社に任せず、全て自社で行うことにこだわり、工事品質を高めてきました。
併せて、初めてのリフォームでもご安心いただけるホスピタリティも徹底重視し、多くの皆様にご利用いただいてきました。
YouTubeでは、今回取り上げた内容のように、玄関リフォームを失敗しないための方法やコツを定期的に更新していきます。
玄関や窓のリフォームを検討中の方は、ぜひチャンネル登録をお願いします。