玄関ドアの鍵の困りごと
玄関に手動の鍵を使っていることで、困っていることはありませんか?家族構成や暮らし方によって、いろいろ不便ながあるのではないでしょうか?
「暗くなってから帰宅すると鍵穴が見えない」
「バッグの中から鍵を探すのが大変」
「雨の日や荷物の多い日は鍵が出しにくい」
「子供を抱いていると鍵が開けにくい」
手動キーでは、鍵を開ける時に、このような面倒さがありますが、リモコンキーなら、鍵を出さなくても玄関ドアの鍵が開けられます。
「鍵を失くすとシリンダーの交換に費用と手間がかかる」
共働きのご家庭では、多くのお子さんが鍵を持っているのではないでしょうか?大人でも鍵を失くしてしまうことはありますが、子供が鍵をよく失くすので、その度に費用が嵩むということもあると思います。
リモコンキーの場合、リモコンやカードを失くしても、登録をし直せば、シリンダーを交換しなくても、鍵を使い続けられます。
「つい鍵をかけ忘れてしまう」
帰宅時には両手に荷物がいっぱいだったり、夕飯の支度に、気が急いていたりします。また、帰宅した安堵感もあり、鍵をかけ忘れてしまう人は、意外に多くいます。リモートキーの場合、オートロックに設定できます。帰宅時、玄関ドアを閉じると、自動的にロックされるので、安心です。オートロックの設定はいつでも自由に変更できるので、オートロックにしない設定にも戻せます。出かける時には、手動で鍵を開けるので、オートロックは働かず、閉め出される心配はありません。
「ついめんどうで鍵をかけずにでてしまう」
ゴミ出しや、回覧板を回すときには、すぐそこだから…と思って鍵をかけないで出てしまうことがあります。でもリモコンキーなら、鍵を取り出さすにロックできるので、面倒さがなく、隣の家に行くだけでも、鍵をかけることが苦になりません。強盗犯の侵入経路は、窓と玄関がほとんどなので、数分のことでも、鍵をかける習慣が大切です。
リモコンキーの特徴とYKKとLIXILの違い
まず、2つのメーカーに共通する特徴を確認しておきましょう。
YKKにもLIXILにも、リモコンキーとカードキーがあります。
リモコンキーは、車のキーと同じような使い方です。ポケットやバッグの中にリモコンを入れておき、ボタンを押して、鍵を開けたり閉めたりします。少し離れた所から、リモコン操作で鍵を開けたり閉めたりもできます。
LIXILリシェントのリモコンキーはタッチキー、カードキーはカザスプラス、YKKAPドアリモのリモコンキーはポケットKey、カードキーはピタットKeyです。YKKにはこの他に、シールを小物に貼りつけてキーにするシールキーがあります。
異なる点は、併用の仕方です。
LIXILリシェントのリモコンキー、タッチキーとカザスプラスは、鍵穴が隠れているS型ハンドル以外のハンドルであれば、どちらも手動キーと併用できます。カザスプラスと楽天Edyカード、おサイフケータイも併用できます。ただし、タッチキーとカザスプラス、楽天Edyカード、おサイフケータイは、併用できません。
家族の中に手動キーを使う人がいる場合には、併用できるので便利です。特にお子さんがいる場合には、カザスプラスが向いています。タッチキーとカザスプラスを比較すると、タッチキーの方は、費用が嵩みます。高価なリモコンを失くされても困るし、手動キーを失くされると、シリンダーを交換しなくてはならなくなってしまいます。そのような心配がある場合には、カザスプラスが良いのではないでしょうか?
F型、D型、A型のバーハンドルを選ぶと、手動キーとも併用できます。カザスプラスは、カード3枚と手動錠5本で、25,000円、タッチキーは、リモコン2個と手動錠5本で37,500円です。
YKKAPドアリモは、ポケットKey、ピタットKey、シールキー、楽天Edyカード、おサイフケータイはどれも併用できます。ただし、手動キーとの併用はできません。手動キーは使わないが、リモコンとカードを併用したいというご家族に向いています。
ピタットKeyは、カード3枚とシール2枚、手動鍵5本で24,000円、ポケットKeyは、リモコン2個とカード2枚、シール1枚、手動鍵3本で50,000円です。
加えて、リモコンキーだけに使えるハンドルは、どちらのメーカーも鍵穴が隠れているので、ピッキング防止の効果があります。
リモコンキーへの疑問
確かに便利そうだけれど、不便なことはないのだろうか…?今までずっと手動の鍵を使ってきた人にとって、リモコンキーの使い勝手に不安を感じる人もいると思います。
「オートロックに設定にして、リモコンキーを持たずに家から出てしまったら、閉め出されてしまうのでは?」
外に出る時に、手動でサムターンを回して鍵を開け、外に出た場合は、自動的に施錠されません。帰宅した際は、リモコンやカードで鍵を開けるので、自動的に施錠されます。
「地震や台風で停電してしまったら、家に入れなくなるのでは…?」
リフォーム用玄関ドアのリモコンキーは、電池式だけなので、停電しても使えなくなる心配はありません。
「出かける時には大丈夫だったのに、帰宅時に電池が切れていたら?」
電池が切れる前に、ランプの点滅やブザー音でのお知らせがあり、その後、数十回は動作するので、帰宅時にいきなり電池切れになって、家に入れないという心配はありません。万が一、電池が切れてしまった場合、タッチボタンの長押しをしたのち、リモコンキーをドア内部にあるリーダーにある位置に密着させると、開錠できます。また、カバーを開ければ、手動キーを使って施解錠できます。
「カードやリモコンを失くした時の再登録は面倒なのでは…?」
戸先にあるスイッチ一つで、簡単に再登録できます。ただし、すべてのリモコン、すべてのカードの再登録が必要です。
「リモコンキーやカードキーを失くして数が足りなくなったら?」
メーカーから追加で購入できます。
「家族の人数が多いのだけれど、いくつまで登録できるの?」
LIXILリシェントの場合は、リモコンキーとキー付リモコンは合計10個まで、YKKAPドアリモの場合 ポケットKeyの場合、ポケットKey※リモコンは最大8個、カードキー/シールキー/おサイフケータイ/楽天Edyカードは合せて最大12枚まで。ピタットKeyの場合、カードキー/シールキーは合計最大20枚まで登録できます。
「玄関が分離している二世帯住宅でも使える?」
ひとつのリモコンに、子世帯と親世帯の玄関ドアを登録できるので、1つの鍵で、どちらの鍵も開けられます。
「スマホを買い替えたら使えなくなる?」
おサイフケータイ対応機種であれば、再登録して使えます。
リモートキーは、どのタイプの玄関ドアにもオプションで付けられます。玄関ドアリフォームの際に、リモコンキーに変えた方々からは、便利になって良かったと好評です。もし、使い方などに不安があれば、現地調査の際に詳しくご説明させていただきます。