玄関ドアを和風にすると家の外観はどう見える?
もともと和風のお家で、ドアを和風にするなら、統一感が一層まし、和風らしさを引き立てるでしょう。
一方で洋風のお家から和風に変える場合が、難しいところです。ヨーロッパやアメリカなど海外の様式が強いお家の場合は、向いていませんが、洋風色が強くなく、シンプルに近い場合なら、和風のテイストが加わることで、「和モダン」へと変化することが期待できます。
おしゃれ
家の外観がおしゃれに見えるかどうかは、全体の雰囲気も大切ですが、家の顔である玄関の雰囲気が左右するといっても過言ではありません。
だからこそ、玄関ドアのデザインがとても重要です。
あえて和風色を加えることで、センスが光っているように感じられ、おしゃれにみえるかと思います。
高級感
本来の和風の雰囲気は、日本古来の伝統を受け継ぎ、親近感もあれば、古めかしさも感じられ、洋風とは違った、重厚感や高級感が感じられます。
さて和風の玄関ドアといえば引き戸というイメージが強いかと思います。
確かに引き戸は日本の伝統的なスタイルが残った象徴ですので、和風の玄関にしたいなら引き戸を選ぶという考え方もあるでしょう。
しかし、引き戸に頑なにこだわる必要はありません。デザインの選び方次第で、開き戸(ドア)でも十分に和風に見せることができます。
和風のドアの選び方
和風のドアを選ぶ際、純和風か和モダンかどちらかを選ぶことになります。
純和風
伝統的な日本の雰囲気を大きく出したい場合は、純和風がピッタリです。
となると、引き戸のデザインの方がふさわしいです。
玄関ドアのメーカーであるYKKAPでは、「純和風」として引き戸のラインナップととりそろえていますし、リクシルでも和風のデザインとなると、引き戸が紹介されます。
和モダン
和モダンとは、日本の伝統的なスタイルを維持しながら、機能性かつ無駄を極力省いた洋風のテイストがプラスされたデザインです。
YKKAPでは、「和モダン」として引き戸が紹介されています。リクシルでは和風・洋風というスタイルのくくり方ではなく、玄関ドアは引き戸というくくりで紹介されていますので、探しにくい点があります。
和風=引き戸のイメージを刷新しよう
どちらのメーカーも和風=引き戸としてWEBカタログなどで紹介されていますが、今回新たにご提案するのは、開き戸ドアで「和風」にできるかどうかです。
確かに純和風を希望される場合、残念ながら開き戸では、適したデザインものが見当たりませんでした。
しかし、「和モダン」であれば、デザインを探し出すことが可能です。
和モダンの特徴を知る
和モダンは、和風×洋風のテイストです。ですから、一見洋風デザインでも和風との相性がいいのです。
和モダンの特徴とは、以下の4つです。
●木(重厚感が感じられる濃いめの色味がおすすめ)
●シンプル
●直線的
●格子
つまり、この4つに該当すれば、洋風らしいデザインでも、玄関周りを少し工夫するだけで、和モダンに変身できるのです。
YKKAPで該当するデザイン
断熱仕様のN06K、N06、N08、N10、C02、C04T、C05、C08K、C08、C10、が和モダンのデザインが感じられるラインアップです。
▶︎実際に色・柄はYKKAPのWEBサイトでご確認ください。(クリックでジャンプします)
リクシルで該当するデザイン
断熱仕様であれば、G12型、G14型、G15型、G82型、M12型、M27型、P77型でしょう。
▶︎実際に色・柄はリクシルのWEBサイトでご確認ください。(クリックでジャンプします)
ただし、和モダンの特徴があるデザインをご紹介していますので、家全体の雰囲気と重ね合わせて検討するようにしてください。
関連コラム
玄関ドア以外で和風らしさを加える方法
玄関ドアを和風にする方法は、上記でお伝えした通りですが、純和風であれば、一目瞭然であるため、他に何か加えなくても大丈夫です。
しかし、和モダンで、開き戸ドアを考えている場合は、少しスパイスを加えないと物足りなさを感じるでしょう。
もともと洋風のようなイメージが強い玄関ドアのデザインですので、一工夫加えます。
フェンスや門
フェンスや門が金属製であることが多いです。木、木目デザインに変えてみましょう。
余計な柄などなく、シンプルなデザインなら、玄関ドアのデザインとの相性がバッチリです。
木、木目の色は、極力落ち着きのある色味が合っています。
ただし、玄関ドアのリフォームだけのつもりにもかかわらず、工事が増え、費用も増えてしまいますので、相性がいいということを知っておいてください。
石や砂利を使う
石や砂利は、和風のイメージが強いものです。植栽している部分の土を、土のそのままの状態にするのではなく、石や砂利を敷き詰めてあげると、和の雰囲気が増すでしょう。
壁の色が暗い場合は明るい色味をチョイス
和モダンは、落ち着きのある色がふさわしいのですが、壁の色がベージュやアイボリーなど明るい色の場合です。
もし壁の色が暗い色味の場合は、華やかさが感じられる木の色味がピッタリです。
ただし、明るすぎる色味では、洋風感が強くなりますので、白系の明るさより、あおみがかった明るさが適しています。極力窓のデザインがないものが落ち着いた雰囲気があるため、おすすめです。
関連コラム
玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換を承っています。玄関ドアのことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。