家の窓を交換したいけれど、いつ・どのような窓に交換すれば良いのかわからないという方は意外と多いのではないでしょうか。この記事では、交換できる窓ガラスの種類や交換のタイミング、交換方法、窓交換のメリットや注意したい点までお伝えします。これから窓を交換しようとお考えの方などはぜひ参考にしてみてください。
目次
窓ガラスの種類
はじめに、窓ガラスの種類について代表的なものをご紹介します。
フロートガラス
フロートガラスは、1枚の透明なガラスでできたもので一般住宅でもよく使用されています。
型板ガラス
片面に型の模様があるガラスで、光を通し反射させて視界を遮ることができます。
複層ガラス
2枚のガラスを合わせて間に空気やガスの層を設けているガラスです。ガラスが複層になるため、防音や断熱、防犯などの効果が期待できます。
強化ガラス
通常のガラスの3倍から5倍の衝撃や重さなどに耐えられるガラスで、割れた際にも粉々に砕けるため怪我しにくいのも特徴です。
合わせガラス
2枚のガラスの間に樹脂膜を挟んだガラスで、ガラスが割れた場合にも破片が飛び散りにくく安全性や防犯性にも優れています。
新しく窓ガラスを交換するタイミングとは
では、窓ガラスはどのようなタイミングで交換すれば良いのでしょうか。
窓の開け閉めがしづらい
長期間の窓の使用や気圧、天気の影響などから窓ガラスが変形してしまったり、建付けが悪くなったり不具合が出てしまうことで窓の開け閉めがスムーズに行えなくなることがあります。
このような場合、放置してしまうと防犯面でも影響が出てしまう可能性があるため窓を新しく交換するタイミングといえます。
結露やカビが気になる
窓の結露やカビの発生が気になるという場合も、新しい窓に交換するタイミングといえるでしょう。
結露は室外と室内の温度差が大きくなることで空気中の水蒸気が水滴となり発生してしまいます。断熱性のある窓へ交換することで外気と室温の温度差を小さくし、結露やカビの発生を防ぐことにつながります。
日差しが気になる
窓から直接入り込む強い日差しや西日が気になる、部屋に熱がこもりやすい場合も窓交換のタイミングと考えて良いでしょう。
新しい機能性のある窓へ交換することで部屋に入り込む強い日差しや熱の対策が可能となります。
冷暖房の効果が薄い
室内の冷暖房の効果が薄いまたは感じられない場合、窓の断熱性が低くなっている可能性が考えられます。
窓の付近にいくと外からの隙間風が入ってきて寒いという場合にも、窓の交換を考えましょう。
特に、冬場などは外の冷たい空気を室内に取り入れて室内の温かい空気を外へ逃がしてしまうため断熱性のある新しい窓に交換することで、エアコンの効きも良くなり省エネにもつながります。
鍵がかかりにくい
窓の鍵がかかりにくくなっていると、防犯性の低い窓になり空き巣や泥棒からも狙われやすくなってしまいます。
鍵がかかりにくいまたは、不具合が感じられたらできるだけ早めに新しい窓に交換するようにしてください。
窓が劣化している
窓の汚れが気になる、ひび割れがあるなど見た目からも明らかに劣化していると分かる場合も早めに窓を交換するようにしましょう。
窓自体が劣化することで、ガラスが割れてしまったりスムーズに開け閉めができなくなったり、汚れが落ちなくなるなどさまざまな不具合につながってしまいます。
関連コラム:二重窓でも寒い!寒さ対策で二重窓を入れたのにまだ寒い原因は?
窓の交換・設置方法
つぎに、窓の交換と設置方法について説明します。
窓の交換・設置方法
・はつり工法:はつり工法は窓のサッシやガラスを全て新しく取り替える方法です。工事の際に外壁を壊すため費用がかかることやカバー工法などに比べて工期が長くなります。
・カバー工法:カバー工法は、今ある窓やサッシの上から新しい窓やサッシをかぶせる方法です。注意点として今ある窓よりも5㎝から10㎝ほど窓が小さくなります。1日~2日程度と短い工期で取り付けることができます。
・内窓:内窓は、今ある窓の内側に新しい窓をもう1枚取り付ける方法です。設置後は開け閉めを2回行う手間はありますが、工事は短時間で終わります。
窓を交換するメリット
では、つぎに窓を交換するとどのような良い点があるよい点お伝えします。
断熱性が高くなる
窓を交換すると断熱性が高くなるため結露やカビの発生を防ぐことにつながります。また、夏場の冷房や冬の寒い時期には暖房の温かい空気が窓から外へ逃げる心配がなくなり、快適に過ごせる家になります。
防犯面で安心できる
空き巣や泥棒が家へ侵入する際の経路で最も多いのが窓からの侵入です。機能性のある窓へ新しく交換することで空き巣や泥棒を寄せ付けない家にできます。
騒音対策になる
窓を交換すると、家の中まで聞こえていた外の騒音を防ぐことにつながります。
また、家の中の生活音や家族の会話なども外に漏れにくくなり防音性のある家にできます。
家の印象が良くなる
新しい窓に交換することで、家の印象が良くなるという点もあります。
外から見える窓は、家の印象を決定する場所のひとつでもあります。そのため、デザイン性のあるおしゃれな窓にすると家全体もおしゃれな雰囲気になります。
窓の開き方を変えることができる
窓枠ごと交換することで、窓の開き方を変えることもできます。
引き違い窓やFIX窓を、ウィンドキャッチ窓や滑り出し窓に交換することで、風を取り入れたり、換気をしやすくすることもできます。
関連コラム:【二重窓・内窓】デメリット10選│後悔、失敗を防ぐ方法やメリットも解説
窓の交換時に注意したいこと
つぎに、窓の交換の際に注意したいことについて説明します。
目的に合った窓を選ぶ
家の窓を選ぶ際に、どのような窓を設置するかが重要です。
たとえば、防犯面で心配ならば割れにくい窓ガラスなど機能性の高い窓を選ぶ、寒さ対策をしたい場合は断熱性に優れた窓を選ぶなど家の目的に合った窓選びをすると良いでしょう。
窓周辺の環境を把握する
窓周辺に高い木や塀、目隠しなど死角になるような場所がないか、外から見て窓から家の中は見えていないかなど窓周辺の環境についてよく把握しておくことも大事です。
窓の周辺に死角になる物や場所があった場合、防犯上それらを移動する、取り除くなどができれば良いですが難しい場合は窓にシャッターや格子を取り付けるなどの対策ができます。
部屋との相性を考える
窓だけを見て決めてしまうのではなく、設置する部屋やインテリアと窓のデザインや色などが合っているかを確認してみると良いでしょう。
設置してから、窓だけが浮いて見える、部屋のインテリアと馴染んでいないということがないように事前に部屋とマッチする窓を考えて選ぶようにしみてみてください。
窓の交換は玄関ドアマイスターにご相談を
窓を交換する際には、種類や方法など何にしたら良いのか悩んでしまうこともあると思います。
窓を交換したいとお考えの際には、目的に合った機能性のある窓を選んで快適な家を実現しましょう。
また、今ある家の壁を壊さずに残したまま設置できるYKKAPマドリモやLIXILリプラスは、は、結露や温度差を防いでくれる断熱効果に優れており内窓のように2度開け閉めする手間もなく窓を使用することができます。
家の断熱性を高められるYKKAPマドリモやLIXILリプラスは、使いやすく断熱性を高めたいという方にはおすすめです。
窓交換にどのくらいの費用がかかるのか知りたいという方はぜひ玄関ドアマイスターの簡単見積りをお試しください!
玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換を承っています。玄関ドアの交換をしたいとお考えの方や玄関のリフォームでお悩みの方など、玄関ドアのことならお気軽に何でもご相談ください。玄関ドアマイスターがお客様に最適な玄関ドアをご提案させていただきます。
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