玄関ドアを交換すべき理由とは？

玄関ドアを交換するためには製品代や工事費などの費用がかかります。それらは決して安い金額では無いのでリフォームの際は効果を慎重に考える必要があります。玄関ドアの交換が推奨される理由はどのようなことが考えられるのでしょうか？

費用について知りたい方は以下の関連コラムをご覧ください。

＞＞＞玄関ドアリフォーム交換費用の相場【事例あり】

玄関ドアを交換すべき理由

玄関ドアは頑丈な作りなので20年程度は使用出来ます。しかし長く使用していると経年劣化を引き起こして、色褪せてきたり見栄えが悪くなったりします。またドアの建付けが悪くなって隙間風が生じることや、最悪の場合破損してしまうことも考えられます。

状態が悪くなったら交換する

状態が悪くなった玄関ドアは交換する必要があります。しかし玄関ドアを交換する作業は正しい寸法を測って、デザイン・機能性を考慮した上で自宅の玄関に合った種類の玄関ドアを選んだ上で寸分違わず取り付けなければならないので初心者による取り付けは不可能です。

そのため玄関ドアの交換はプロの業者に依頼することになります。特に玄関ドアの取り扱いに特化した会社に依頼するのがおすすめです。なぜならリフォーム用玄関ドアは複数の専門業者を必要としないので、工程管理する会社は不要です。そのため、無駄にリフォーム会社や建設会社に管理費という名のマージンを支払う必要がありません。

ドアの交換は安くない

玄関ドアを交換するための費用は、材料費だけでなく工事費などの人件費に該当する費用も必要になります。そのため玄関ドアの交換は決して安い買い物ではありません。

しかし玄関ドアを新しい商品に交換すれば玄関全体の見栄えが良くなって断熱・防犯対策などの付加価値も付けられます。しっかりと考えて依頼すれば費用に見合っただけの効果を得られるので、玄関ドアの交換は慎重に考えていきましょう。

玄関ドア交換の予算

玄関ドアを交換する際の費用は製品代・撤去処分費用・工事費・消費税などがかかります。リフォーム会社や建設会社、ホームセンターなどに依頼するとこれに管理費や広告費などの経費と利益が上乗せされますのでご注意ください。

特に玄関ドアマイスターの場合、全国屈指の販売数のため製品代は格安でご提供できます。また工事費も自社のマイスターが行うので、元請け会社の利益が上乗せされるようなことはありません。さらに処分費用は頂きません。

製品代で差がつく

玄関ドア交換時の費用で大きな誤差が出るのは製品代です。玄関ドアの製品代は15万～30万円程度となっております。

玄関ドアの製品代は種類や性能によって異なります。開き戸タイプの場合、断熱性能のないアルミ仕様のタイプはやすくて、断熱仕様のほうが高価になります。しかし、断熱仕様の性能は圧倒的なのでコスパが良いと言えるでしょう。

各社の製品代は、値引き率で差が付きます。当然、玄関ドア専門業者のような取扱数が多いところのほうがお安くなります。

詳しくは、こちらのコラムをご覧ください。

＞＞＞玄関ドアリフォーム交換費用の相場【事例あり】

玄関ドアの交換はする価値がある？

玄関ドアの交換は合計すると20万～40万円程度の費用がかかります。しかし玄関ドアを交換すればビジュアル面・機能性において大きな効果を得られます。

ドアの交換に価値を見出せるか？

玄関ドアをリフォームしようかどうか悩んでいる方は「高額な費用を費やしてでも交換する価値はあるのだろうか？」と考えていることでしょう。実際に玄関ドアを交換することで得られる効果はたくさんあります。

主な効果はデザインの一新・断熱性能の向上・防犯対策などが考えられます。そのためこれらに対して十分な魅力を感じられるのであれば交換する価値があると言えるでしょう。

デザインの一新

デザインに関して言えば劣化が激しくなってしまい、改善の余地が無い状態になってしまった玄関ドアは交換すべきでしょう。基本的に玄関ドアは耐久性の強い素材を使用しているのでゴミやホコリが付着しても、乾拭きや中性洗剤を使って水拭きすれば綺麗になります。

しかし長期間に渡って使用したことで色褪せたり錆びついてしまったら掃除しても綺麗になりません。もし自宅の玄関ドアが自分では修復不可能なほどに劣化してしまったら交換するタイミングが来たと言えるでしょう。

断熱性能の向上

玄関ドアは外の空気が出入りする場所いわゆる開口部なので玄関の快適さに大きく影響します。特に冬場の玄関は暖房器具が設置されておらず玄関ドアを通って外の空気が入り込んでしまうので冷え込みがちです。

断熱性能が施されていないアルミ製玄関ドアだとすぐに玄関が冷えてしまいます。また経年劣化により建付けが悪くなって隙間風が生じているドアも冷え込みの原因となります。

しかし断熱性能に優れた玄関ドアに交換すれば寒さに悩まされず玄関が快適になります。断熱性能に優れた玄関ドアは内部に断熱材が含まれていて、ガラスも断熱性能に優れた複層ガラスが使用されています。また隙間風が発生しやすい側面も塞がっているので寒さ対策は万全です。

もし冬場の玄関の寒さに悩まされている人は、断熱性能に優れた玄関ドアに交換すれば十分な効果を期待出来ることでしょう。

防犯対策

玄関は泥棒や空き巣の侵入ルートとして選ばれやすい場所の一つです。玄関に防犯対策が施されているかどうかによって被害に会う確率が変わってきます。

玄関ドアが泥棒や空き巣に侵入されやすいかどうかは鍵の性能が大きく左右します。昔ながらのドアノブの鍵穴にキーを差し込むタイプだと、シンプルな構造ゆえにピッキング・キーの複製・バールによるこじ開けなどの方法で侵入されてしまいます。

また鍵の性能が良くても汚れていて不衛生な玄関ドアは不審者に「防犯対策への意識が低い」と見なされてしまうので狙われやすくなってしまいます。

交換リフォーム用の玄関ドアは防犯対策に特化した製品が豊富に揃っています。例えばリシェントやドアリモは、バールによるこじ開けに強い構造になっています。サムターン回しもされにくい機能が付いています。さらにピッキングされにくいシリンダーが採用されています。非常用の鍵穴はあるものの普段はカバーによって隠されてあるタイプもあるので、ピッキング対策になります。

そのため不審者の目撃情報が多い地域や自宅の古びた玄関ドアに不安を感じている人は、防犯性能に優れた玄関ドアに交換すれば安心できることでしょう。

その他玄関ドアの交換で出来ること

この他にもバリアフリー対策としてドア本体の幅を広げたり、ドアノブを握りやすい形状に変更したり、引き戸から開き戸へ交換するといった目的もあります。目的を考えずにただ単に玄関ドアを交換しても費用の無駄遣いになってしまいますが、玄関ドアを交換することで得られるメリットはたくさんあります。そのため玄関ドアの交換に対する価値は様々な方向から見出せることでしょう。

玄関ドアの交換に使える制度

玄関ドアを交換する際は数十万円かかる製品をプロの業者に取り付けてもらうため高い費用が必要になります。しかし経済的な負担を減らすために国から支給されている補助金を受給できる制度が用意されています。

過去に使用できた補助金

過去に「住宅ストック循環支援事業補助金」と呼ばれる制度がありました。これはエコを目的とした条件次第で最大25,000円の補助金を受給できる制度です。他にも各地方自治体が主催している補助金もあります。

しかし「住宅ストック循環支援事業補助金」はすでに終了しています。他にもネット上には各補助金制度に関する情報が流通していますが、それらは期限が決まっていて募集期間が過ぎた制度は当然使用できません。そのため補助金制度について調べる際は必ず条件と期限についてチェックする必要があります。

今後は新たな補助金制度が期待できる！？

ただし補助金制度は今後新たな制度が施行される可能性もあります。現在建築業界では断熱を中心とした省エネ・耐震補強・バリアフリー対策などを目的としたリフォームに精力的に取り組んでいます。そしてそれらを促すための補助金制度もたくさんあります。

今後新たな制度が誕生する可能性も十分考えられます。気になる方はネットの情報をチェックするか、あるいは玄関ドアのリフォームに特化したリフォーム会社や工務店に相談してみましょう。

まとめ

玄関ドアの交換は高い費用が必要となります。しかしリフォームの目的をよく考えて効果的に交換すれば費用に対する価値を見出すことも出来るでしょう。その際に補助金制度を利用できる可能性もあるので情報のチェック・業者への相談を忘れないでください。

玄関ドアマイスターの見積フォームへのリンク

http://nakamura-genkan.com/item-search/