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公開日:2018年10月24日

/ 最終更新日:2022年01月24日

防犯対策になる?玄関ドアの内側ロックについて

防犯対策になる?玄関ドアの内側ロックについて

玄関ドアには普段使用しているドアキー以外にも、ドアを固定するための内側ロックが付属しています。内側ロックをかけていると、ドアを少ししか開けられないので、確実な防犯対策になるような錯覚を起こすことがあります。しかし、そうではありません。内側ロックは実は防犯対策にならない場合があります。内側ロックは使い方によっては防犯のサポートになりますが、全くならない場合もあるのです。

なぜ防犯に役立たない場合があるのか、どのような使い方をすれば、防犯性の向上に役立つのかということを確認していきましょう。内側ロックはあくまでも補助の役割なので過信しすぎないことが大切なポイントです。

要注意!内側ロックは外からでも開けられる

内側ロックを過信してはいけない理由は、外からでも開けられることです。手軽にロック操作が出来てセキュリティ対策としても大いに貢献してくれる内側ロックですが、実は外側からでも開けられてしまうという重大なデメリットがあるのです。

内側ロックを過信してはいけない理由

U字ロックやチェーンロックをかけていると玄関ドアが完全に開かない状態で来客の対応が出来ます。しかし簡単な裏技を使うことで外から内側のロックを外すことが出来てしまいます。実際に外から内側ロックを開けて、不審者が住宅に侵入して犯罪を起こした実例もあります。夏の暑い時期は換気をするために内側ロックをかけて玄関ドアを開けることがあるかもしれません。しかし内側ロックだけをかけて長時間放置することはとても危険です。

内側ロックはドアが閉じていると解けやすい

内側ロックの危険性は、「内側ロックは玄関ドアを開けた状態だとロックがかかっていますが、閉じた状態、あるいは閉じかかっている状態だと、少し動きを加えるだけで簡単に解錠出来てしまう」ということです。誰でも手軽に使えるという内側ロックのメリットを完全に逆手に取った方法と言えるでしょう。

内側ロックを過信して「ドアキーがかかっていない状態で内側ロックのみをかけている状態」にしていた場合、外からドアを開け、家の中にやすやすと侵入できるということです。

U字ロックの場合

玄関ドアを少し開けた状態でU字ロックの間に細長い紐やテープを通します。引っかかった紐をドアの上部へ通した状態でドアを閉めます。この時点でU字ロックは解放できる状態なので上から紐を引っ張るとU字ロックが解けてしまいます。

他にも下敷きなどの薄くて硬い板を用意してドアを少し開けた状態から閉める時に、外から板でU字ロックを押すとロックが解けてしまいます。

チェーンロックの場合

これはチェーンロックとレバーハンドル(ノブを下へ押し倒して開けるタイプ)のドアノブに使える方法です。まずチェーンロックの穴に輪ゴムを通します。通した輪ゴムをレバーハンドルに引っかけてドアを閉めます。

するとゴムの力でチェーンが引っ張られて自然とロックが外れてしまいます。またU字ロックを下敷きで押して開放する方法はチェーンロックにも使えます。

内側ロックはドアが閉じていると解けやすい

両社に対して共通して言えることは、内側ロックは玄関ドアを開けた状態だとロックがかかっていますが閉じた状態あるいは閉じかかっている状態だと少し動きを加えるだけで簡単に解錠出来てしまうということです。誰でも手軽に使えるという内側ロックのメリットを完全に逆手に取った方法と言えるでしょう。

内側ロックだけの施錠は危険

この様に内側のロックだけで玄関ドアを施錠していると裏技を使って中へ侵入できてしまいます。実際にこの方法で不審者が住宅に侵入して犯罪を起こした実例もあります。

夏の暑い時期は換気をするために内側ロックをかけて玄関ドアを開けることがあるかもしれません。しかし内側ロックだけをかけて長時間放置することはとても危険です。

参考サイト 警察庁 住まいる防犯110番 手口で見る侵入犯罪の脅威

 「玄関ドアから侵入してくる外部の脅威」にはどのような犯罪があるのでしょうか?そしてそれらの犯罪に対して、どのような防犯対策をするべきなのでしょうか?

コラム 防犯から考える玄関ドアの選び方 

玄関ドアの内側ロックを外から開ける手口とは?

玄関ドアの内側ロックの役割

玄関ドアの内側にあるロックは主にU字ロックとチェーンロックの2種類があります。両方ともにシンプルな構造なので誰でも使いやすいのが特徴です。

内側ロックのタイプ別特徴と危険性を確認しておきましょう。注意喚起のために内側ロックを外から開ける手口をご紹介しますが、他人の家で行うことは犯罪になりますので絶対に真似をしないで下さい!

U字ロック

内側ロック U字タイプ

特徴

U字ロックはその名の通り家具の部分がアルファベットのUの字をかたどっています。U字ロックが付いている玄関ドアには同じ高さのドア枠にフックが付いています。フックにU字ロックの隙間を引っかけた状態でドアを開けるとわずかな隙間だけ開く状態で玄関ドアを固定することが出来ます。U字ロックは可動範囲が限られていますし、ただ単にドア枠のフックにひっかけるだけなので誰でも簡単に取り扱うことが出来ます。

外から開ける手口

玄関ドアを少し開けた状態でU字ロックの間に細長い紐やテープを通します。引っかかった紐をドアの上部へ通した状態でドアを閉めます。この時点でU字ロックは解放できる状態なので上から紐を引っ張るとU字ロックが解けてしまいます。

他にも下敷きなどの薄くて硬い板を用意してドアを少し開けた状態から閉める時に、外から板でU字ロックを押すとロックが解けてしまいます。

チェーンロックの場合

玄関ドアの内側ロックチェーンタイプ

特徴

チェーンロックはドア枠と玄関ドアをチェーンで繋いで固定するタイプのロックです。ドア枠にチェーンがついていて、ドア本体にチェーンを引っかける横長な穴が付いています。

横長な穴はチェーンから最も離れた場所だけチェーンを通せるくらいの大きな穴があり、チェーンを手前にスライドさせると溝に引っかかってドアが固定されます。これは昔から使用されている内側ロックなので古い住宅の玄関ドアに搭載されていることが多々あります。

またチェーンの先端が押しボタン式になっている手の込んだ製品もあります。その場合チェーンを外す際にボタンを押さなければいけないので不用意にチェーンを外される心配がありません。

手口

これはチェーンロックとレバーハンドル(ノブを下へ押し倒して開けるタイプ)のドアノブに使える方法です。まずチェーンロックの穴に輪ゴムを通します。通した輪ゴムをレバーハンドルに引っかけてドアを閉めます。

するとゴムの力でチェーンが引っ張られて自然とロックが外れてしまいます。またU字ロックを下敷きで押して開放する方法はチェーンロックにも使えます。

内側ロックを外から開けられないようにするには?

内側ロックは使い方によっては防犯に役立ちません。外から開けられない為には、適切な使い方をする必要があります。

必ず近くにいるか離れる際は鍵をかける

内側のロックをかけて鍵を開けている状態は非常に危険なので、内側のロックだけの時は必ず近くにいるか離れる際は鍵をかけるようにしましょう。内側ロックの効果を過信しすぎないようにして下さい。

ちょっとだけ開けたいときに使う

内側ロックはドアキーとは違って完全に玄関ドアを閉め切るのではなく、ちょっとだけドアを開くことが出来ます。そのため内側ロックを使用すると「不審者が来訪しているから様子を伺いたいけど中に入れたくない」あるいは「室内を換気したいけどドアを開放したくない」などのドアキーを閉めっぱなしでは出来ないことを可能にしてくれます。

 来訪者を確認したい時には、ドアスコープも役立ちます。見えにくくなったらDIYで交換できますよ。
玄関ドアの修理辞典 ドアスコープの交換方法

DIYで後付け式内側ロックを上部に設置する

玄関ドアのロックは上部に設置してあると力が入りづらくて玄関破りが難しくなります。備え付けの内側ロックだけではどうしても心もとないという場合には購入して取り付けることをおすすめします。

後付け式内側ロックの特徴

玄関の内側後付けロック

ホームセンターやネット通販で市販されている後付けタイプの内側ロックもたくさんあります。後付けタイプのロックはキータイプ・ダイヤル式・サムターン式など様々な種類があります。キータイプは鍵穴に通して施解錠するタイプなのでもう一つ鍵を常備しなければならない煩わしさはありますが、確実にセキュリティ強化に繋がります。ダイヤル式は暗証番号を入力してロック解除する仕組みです。サムターン式はドアキーの内側と同じなので捻るだけで簡単にロック操作が出来ます。

後付け式なので設置する高さも自分で調整出来ます。ちなみに玄関ドアのロックは上部に設置してあると力が入りづらくて玄関破りが難しくなります。備え付けの内側ロックだけではどうしても心もとないという場合には購入して取り付けることをおすすめします。

ドアキーと合わせれば強固なセキュリティを実現

内側ロックはドアキーと同時に使用することでもメリットが生じます。それは両方のロックを使用することでより強力なセキュリティ対策となることです。ドアキーをかけた状態で内側のロックも使うと二重ロックになります。

本来ならばドアキーだけでも十分なセキュリティ効果はあるのですが、鍵穴式のドアキーはピッキングやサムターン回しなどで不審者に突破されてしまうこと恐れがあります。

そのため一人暮らしをしている女性や玄関破りの事件が相次いでいる地域ではドアキーによる施錠だけでは心もとないかもしれません。しかし内側のロックをかけておくとドアキーを開けただけでは中に入れません。

内側ロックを外から解錠する方法もありますが、2か所の鍵を突破ことは誰でも時間がかかります。玄関ドアの突破に予想以上の時間がかかると不審者は侵入を諦めるので、二重ロックは玄関破りによる被害を未然に防ぐことが出来ます。

 「玄関ドアから侵入してくる外部の脅威」にはどのような犯罪があるのでしょうか?そしてそれらの犯罪に対して、どのような防犯対策をするべきなのでしょうか?

コラム 防犯から考える玄関ドアの選び方 

 防犯という観点から考えると、勝手口ドアの防犯対策も重要なポイントの一つです。

スタッフブログ 狙われやすい!勝手口ドアの防犯対策

まとめ

玄関ドアの内側ロックは完全にドアを閉め切らずに施錠するというドアキーでは実現不可能な状況を作り出すことが出来ます。U字ロックもチェーンロックも簡単に取り扱えるのでドアキーと併用すればより強固なセキュリティ対策となるでしょう。しかし内側ロックだけで施錠していると裏技を使って外から不審者が侵入してきてしまう恐れがあります。内側ロックはあくまでも補助の役割なので過信しすぎないように注意しましょう。

 ドアがきっちり閉まらないと鍵がかけられず防犯性が低下してしまいます。DIYでも修理できるのでやってみましょう。

玄関ドアの修理辞典  ドアがひっかかって綺麗に閉まらないときの対処法

マイスター社長
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玄関ドアには暮らしを快適にする機能がいくつもあります。その中には防犯性を高める機能や鍵の使い勝手を向上させる機能もあります。玄関ドアの交換で防犯性の高い家にしませんか?

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新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。

著者情報

マイスター社長 中村 貴

中村 貴

玄関ドアマイスター社長
二級建築士
株式会社中村建硝(昭和5年創立)の三代目
建具のプロとして、当店のスタッフの知識と技術はどこにも負けないという自負があります。お客様の暮らしを快適にし、お悩みを解決することで社会に貢献したいと思っています。

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