玄関ドアから隙間風が入ってきているような気がするのですが、ざっと見たところでは、異常はないようなのです。
玄関の隙間の原因は、見た目だけでは、なかなか判断が難しいですよ。
玄関ドアに隙間ができる原因
玄関ドアは、毎日何回も開閉する場所です。また、外からの土埃などが入ってきやすい場所でもあります。
その為、長年使ううちに、徐々に傷んで隙間ができてしまうことがあります。玄関が西や南に向いているお宅では、紫外線の影響で退色し、視覚的な経年変化が感じられます。しかし、北向きの玄関は、玄関ドアの表面に紫外線の害を受けにくいので、いつまでも新しい見た目が保てます。その結果、経年変化を感じにくいのですが、ドア自体に経年変化が起きていないわけではありません。
考えられる原因としては、蝶番やピポットヒンジが緩んだり、歪んだりしていることがあげられます。蝶番やピポットヒンジは、扉の軸側の上下についている扉を開閉させるための金具です。長く使ううちに、徐々に劣化していくこともありますが、ドアハンドルに重い荷物をかけたり、子供がぶら下がったりすると、この金具に負荷がかかってしまうこともあります。
蝶番やピポットヒンジが緩んだり、歪んだりしていると、目視では確認できない程度ではあっても、扉の位置が上下左右均等ではなくなってしまうことがあります。その結果、ドア枠と扉の間のどこかの部分に、隙間ができてしまいます。
もう一つ考えられる原因は、エアタイトゴムです。玄関ドアの扉とドア枠の間には、エアタイトゴムがつけられています。玄関の扉も、ドア枠も硬い素材で作られている為、そのままではドアと枠の間に、隙間ができてしまうからです。また、硬い素材同士がぶつかり合うままにしておくと、玄関を開閉する度に、大きな音を立ててしまいます。エアタイトゴムは、玄関の気密性を高めて隙間風や騒音を、玄関内に侵入させない働きと、ドアの開閉を静かにさせる働きをしているのです。
ただ、ゴムという素材は、長年使ううちに弾力性が無くなるという性質を持っています。その為、ドアが古くなると、並行してエアタイトゴムも硬くなり、クッションとしての働きが低下してしまうのです。その結果、扉とドア枠の間に隙間ができてしまいます。
その他に、郵便受けがついている玄関ドアでは、そのポスト口に、郵便物が挟まっているせいで、隙間風が入ることもあります。この場合、マメに郵便物をチェックすれば隙間風は防げます。しかし、玄関ドアに郵便受けがあるお宅は、外部の人が怪しまれずに門の中まで入れる家でもあります。その為、防犯性の面から考えると、あまり好ましい玄関ドアではありません。
隙間をなくして暖かい玄関にするには?
蝶番を調整したり、ゴムを交換したりすれば、隙間がなくなって、暖かい玄関になるのですね。
隙間はなくなりますが、玄関ドアが断熱ドアでなければ、隙間がなくなっても、暖かい玄関にはなりません。
これから新築するわけではないので、断熱ドアにするのは無理です…。
大丈夫です。玄関ドアは、リフォームで断熱ドアに替えられますよ。
リフォームで変えられる断熱ドアについて教えてください。
断熱ドアは、断熱性の高い玄関ドアです。寒冷地で使われる高断熱の断熱材が組み込まれた扉部分と断熱ドア枠部分、Low-E複層ガラスで構成されるD2仕様と、断熱材が組み込まれた扉部分と複層ガラスで構成されるD4仕様のドアがあります。家の中の窓が全て断熱窓であれば、断熱ドアとの組み合わせで、暖房をしない玄関と、暖房をしているリビング等の居室との温度差が抑えられます。窓のリフォームをする場合、玄関ドアのリフォームも一緒にすると、家全体の断熱性が格段に向上します。
アルミサッシの窓と、通常のアルミドアの家で、暖房をしているリビングが20℃だった場合、玄関や廊下の温度は8,7℃です。リビングと廊下や玄関との温度差は、11,3℃もあります。同じ家に、アルミサッシの窓に、複層ガラスの内窓と、D2仕様の断熱ドアを設置し、暖房をしているリビングが20℃だった場合、玄関や廊下の温度は11,8℃です。リビングと廊下や玄関との温度差は、8,2℃に抑えられます。
玄関とリビングが近い間取りの家でおきやすい、冬玄関からの冷気で、部屋が暖まりにくいという状況も、改善できます。玄関が断熱されていると、廊下やトイレの温度の低下も抑えられ、暮らしやすくなります。
隙間風がなくても、玄関や廊下は寒いですものね。
断熱ドアにすると、寒さだけではなく、結露も抑えられますよ。
玄関は、隙間風が入るにもかかわらず、通気性が良い場所ではありません。その為、外気温が下がると、結露が発生してしまうことがあります。玄関ホールが広く、廊下の先にリビングがあるような間取りの場合は、玄関ドアが結露することはほとんどありません。
しかし、最近は、玄関とリビングが近い間取りが多く、このような間取りではリビングの暖気と、外の冷気の温度差で、結露が発生しやすくなってしまいます。結露が発生すると、玄関内やシュークローゼットの中がジメジメするので、大事に靴にカビが生えてしまうこともあります。
私の家では、梅雨時にカビが生えたり、靴が蒸れて嫌な臭いを発生させたりします。
その問題は、ドアのリフォームをする際に、採風機能のあるドアを選ぶと解決できますよ。
断熱ドアには、通風と採光のできる窓のついたドアがあります。もちろん窓のガラスには、複層ガラスが使われているので、窓がついていても、断熱性能は低下しません。親扉に窓がついているタイプと、子扉に窓がついているタイプがあります。春から秋にかけての季節は、窓を開けたままにしておけるので、玄関内の換気ができます。そしてそれだけではなく、玄関からの風が、家の中の窓に抜けていくので、家の中に風の通り道ができ、家中の換気が良くなります。
いくら隙間風があっても、玄関内の換気が良いとは言えないですものね。
通風窓は、防犯への配慮もされた設計なので、開けたままにしておいても安心ですよ。
もし、晴れた日の昼間でも暗いという玄関であれば、採光量を増やせる窓が付いたドアもあります。ガラスには、玄関内が見えにくい型ガラスが使用されていることに加えて、周辺の環境に合わせて、外部からの視線を防げる高い位置につける窓や、細長い窓、小窓が縦に並んでいる窓など、様々なデザインがあります。
隙間がなくなり見た目も良くなる玄関ドアのリフォーム
玄関のリフォームをすると、気持ち良い玄関になりそうです。
それだけではありません。家の外観の印象も良くなりますよ。
リフォーム用の玄関ドアには、今お住まいの家の外観に調和するドアが選べるよう、様々なデザインが揃っています。和風の外観から洋風の外観にも、自然な雰囲気の玄関回りの家にも、モダンな雰囲気の玄関回りの家にも、ぴったりする玄関ドアを選べます。
玄関の中が明るくなると、玄関内の雰囲気も良くなりそう…。
色も窓のデザインもハンドルも、好みのタイプを組み合わせられます。
玄関ドアのリフォームは、考えたこともなかったので、何の予備知識もないのですが、どのくらい費用がかかるものなのですか?
例えば、LIXILの断熱と通風機能のある木目調の親子ドアは、337,260円、YKKAPの断熱と通風機能のある木目調の親子ドアは、339,735円です。どちらも55パーセントオフの価格です。その他にもたくさんのドアがあります。玄関ドアのサイズや性能によって、価格には幅があるので、ぜひ無料お見積をご利用ください。
インターネットの見積もりは、気楽なのですが、その分不安も感じます。
わかります。工事が伴う商品なので、不安に思われると思います。ぜひこちらのインフォメーションをご覧になってください。
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これで安心して見積もりできます。
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玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
玄関ドアの施工事例をたくさんご紹介しています。ぜひご覧ください。