
冬になると、玄関ドアが結露して土間に水たまりができます。解決する方法はありますか?
玄関ドアの結露はいくつもの原因があるので完全になくならない可能性があるものの、いくつかの方法を試すと大幅に軽減できます。
『玄関ドアマイスター』が、玄関ドアが結露する原因と放置するリスク、結露を軽減する対策&費用目安について詳しく解説します。
対策それぞれのメリット・デメリットや、2026年に玄関ドアリフォームで使える補助金、多くの方からいただくご質問も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【目次】
玄関ドアが結露する原因

玄関ドアの室内側に結露する原因は、ドアを通じて屋外の冷気が室内側に伝わって、飽和水蒸気量※の差によって空気中の水分が水滴となって現れるためです。
※飽和水蒸気量:空気1㎥で抱え込める水蒸気の質量を表し、温度が低いほど質量は少なく、高いほど多くなる
具体的には、以下の条件が揃うと結露が発生します。
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玄関ドアの結露をそのまま放置すると、建物や住む人の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、原因となる条件が1つでも当てはまる場合は、早めの対策をご検討ください。
▶︎おすすめコラム:「窓の結露がひどい」原因と対策11選、放置するリスク、おすすめのリフォームを解説
玄関ドアの結露をそのまま放置すると怖いリスクが

玄関ドアの結露を放置すると、単にドアの表面や土間を濡らすだけではなく、建物の強度やご家族の健康を脅かすリスクがあります。
構造体(木部)にシロアリ・木材腐朽菌が繁殖する
木造住宅の場合でも、玄関土間の下はコンクリートになっているため、たとえ水たまりができても腐食しません。
しかし、冬に一日中結露する玄関では室内の湿度が上がり、その影響で柱や土台などにシロアリや木材腐朽菌が繁殖する可能性があります。
シロアリと木材腐朽菌の繁殖条件は似ており、湿度20%以上・室温20〜30℃の環境を好むとされているため、まさに家の中でジメジメとした場所が最適というわけです。
シロアリや木材腐朽菌が繁殖して木材が朽ちると、強度が落ちてしまいます。
壁クロス・フローリングにカビが繁殖する
室内の湿度が上がると、家具の裏に隠れて空気が溜まる壁クロスや、フローリングの角などにカビが発生する場合があります。
カビは見た目を損ねるだけではなく、一度発生すると消毒・清掃しても根絶できません。
ちなみに、カビ菌が繁殖するためにはシロアリ・木材腐朽菌よりも高い湿度(60〜70%以上)が必要なので、空気が入れ替わる場所ではあまり発生しませんが、湿気が溜まりやすい場所には注意が必要です。
カビによってシックハウス症候群を引き起こす
カビ菌が放つ胞子はシックハウス症候群※の原因物質とも言われているため、小さいお子様がいるご家庭などは特に注意が必要です。
※シックハウス症候群:室内の空気環境が悪化すると発症し、主な症状は皮膚・粘膜の刺激症状や頭痛、易疲労、めまい、嘔気・嘔吐などで、基本的にはその環境から離れたり空気状態が改善されたりすると良くなるものを指す
(参考:厚生労働省|科学的根拠に基づく シックハウス症候群に関する 相談マニュアル(改訂新版) )
ドアの結露が土間に溜まると、タイルなどが滑りやすくなり、思わぬ怪我を引き起こす可能性もあるので、ご注意ください。
【DIY・プロ】玄関ドアの結露を軽減する方法とメリット・デメリット、費用目安
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>>>施工事例:玄関ドア単体でも対象!東京都の助成金でお得に防犯・断熱リフォーム|LIXILリシェントM83型【東京都足立区の事例】
玄関ドアの結露は、複数の原因が関係している場合も多く、ドアの対策だけで完全に止まらない可能性がありますが、大幅な軽減は可能です。
こまめに換気する
玄関ホールを換気して湿度を下げる方法は、結露対策として有効です。
2003年の建築基準法改正以後に建てられた住宅には24時間換気が義務付けられているため、壁などに自然給排気口が設置されているかもしれません。
自然給排気口がついていない場合は、こまめに窓を開けるなどの工夫が必要です。
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除湿機で湿度を下げる
雨が降る日や外が寒い日は、窓や自然給排気口を開けると、湿気や冷気が家の中に入り込みます。
そのため、天候に応じて除湿機を使って室内の湿度を下げましょう。
玄関ホールや廊下で石油ストーブやガスファンヒーターを使う場合は、空気を温める過程で水蒸気が発生して湿度上昇につながるため、注意が必要です。
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結露防止スプレー・中性洗剤でドアを拭く
市販の結露防止スプレーや水で薄めた中性洗剤で玄関ドアの表面を拭くと、界面活性剤※によって一時的に結露の粒が発生しなくなりますするのを抑えられます。
※界面活性剤:水と油のようにそのままでは結合できない物質を混ぜ合わせる際に用いられる物質で、水の表面張力を弱める作用がある
ただし、結露防止スプレーや中性洗剤はあくまでも結露水が粒になり流れ落ちるのも防ぐだけであり、結露そのものの発生を防止するものではないのでご注意ください。
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結露防止シート・プチプチ・プラダンを貼る
玄関ドアの表面に市販の結露防止シート(フィルム)やプチプチ(気泡緩衝材)、プラダン(プラスチック段ボール)を貼ると、水滴が落ちるのを軽減できます。
材料費はあまりかからずDIYでも簡単に対策できる点はメリットですが、見た目が悪くなり外気温が極端に低くなる場合は結露を防ぎきれないので注意しましょう。
また、密着タイプのシート材は凹凸のあるドアやガラスにはうまく貼れず、結露防止の効果を発揮しきれません。
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玄関ドアを高断熱タイプに交換する
最も確実な方法は、玄関ドアを高断熱タイプのドアに交換する方法です。
玄関ドアの断熱性能は年々進歩しており、20年前のものと最新のものを比べるとその差は大きく、結露だけではなく寒さ・暑さ対策としても効果を発揮します。
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(内訳) 製品代(LIXILリシェント71N型/片開き/ランマ無し/手動鍵/標準ハンドル):¥299,500(定価¥599,000) 施工費(標準工事費+既存ドア処分費):¥95,000 合計:¥433,950(税込) |
※上記は玄関ドアマイスターにご依頼いただいた場合の価格です。(2026年1月時点)
※カバー工法:既存玄関ドア(引き戸)の枠をそのまま残し、その上から新しい枠を取り付けて扉などを設置する方法で、枠を撤去するはつり工法と比べて、壁や土間の解体と復旧、補修に係る工事が不要
▶︎おすすめコラム:玄関ドアリフォームの「カバー工法」|メリット・デメリットとメーカー別費用、補助金について解説
『玄関ドアマイスター』のホームページでは、氏名・連絡先を入力せずにその場で見積もり金額が分かる「無料見積もりシミュレーション」をご利用いただけます。玄関ドアのデザインやカラー、鍵の種類などを選べますので、具体的な工事費用を知りたい方はぜひご活用ください。
>>>氏名・連絡先入力不要「玄関ドア」の無料見積もりシミュレーション
2026年は玄関ドア交換で補助金をもらえるチャンスが
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>>>施工事例:技術と対応に「脱帽」の高評価!寒さ対策に玄関ドア&内窓リフォーム|YKKAPドアリモE09T【川崎市の事例】
※下記内容は2026年1月時点の情報です。今後、内容は更新・変更される可能性がありますので、最新情報をご確認ください。
2026年度に実施される「先進的窓リノベ2026事業」では、窓の断熱リフォームと同一契約で玄関ドアの交換工事をすると「1世帯につき最高100万円」の補助金をもらえます。
開口部のサイズとリフォーム後の断熱性能グレードによって定められる1カ所ごとの補助額の合計が上限以内で支給される仕組みです。
(参考:環境省|断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)について)
補助対象となるリフォーム工事期間は2025年11月28日〜2026年11月中旬頃(予定)と既に開始していますので、確実に補助金をもらいたい方は早めの工事をご検討ください。
東京都在住の方限定で、「既存住宅における省エネ改修促進事業」も併用すれば合計で最高230万円の補助金をもらえます。こちらの補助金は、玄関ドア工事単体(窓工事なし)でも申請できるため、ぜひご活用ください。ただし、2026年4月には制度が見直される予定であるため、2026年3月31日までに事前申請を済ませましょう。詳しくは『玄関ドアマイスター』までお問い合わせください。
(参考:クール・ネット東京|(令和7年度)既存住宅における省エネ改修促進事業 (高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽))
▶︎玄関ドアの豆知識:「断熱窓リフォームの補助金」2026年度も延長決定|対象の住宅・工事と申請のコツを解説
>>>補助金の最新情報がわかる『玄関ドアマイスター』の公式LINE
玄関ドアリフォームに関する「よくあるQ&A」
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>>>施工事例:国と都の補助金をW活用!玄関ドア&内窓リフォーム|面倒な申請も代理で「すべて満点」の評価【東京都足立区の事例】
『玄関ドアマイスター』は、年間500件以上の玄関ドア&窓のリフォームを手がける専門会社です。
ここでは、多くのお客様からいただく玄関ドアリフォームに関するご質問を紹介します。
Q.結露対策として玄関ドアを交換する際の注意点は?
A.ドア選びを間違えると、結露や寒さがほとんど改善されない可能性があるのでご注意ください。
最新の玄関ドアシリーズでも、製品によっては断熱性能のグレードがあります。
| ドアの断熱グレード | 特徴(おすすめの地域) |
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| アルミ仕様 |
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K4仕様(LIXIL) D4仕様(YKKAP) |
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K2仕様(LIXIL) D2仕様(YKKAP) |
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高断熱仕様 |
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※結露はドアの断熱強化のみで解決できない場合もありますので、ご注意ください。

(引用:LIXIL|玄関ドア商品の特長:性能にこだわる|断熱性能)
それぞれの仕様によって、ドア枠の構造やドア本体に入っている断熱材の厚さ、ガラスの種類などが異なります。木製ドアも材質の特性上、高い断熱性によって結露がほぼ発生しませんが、雨や紫外線の影響による劣化が早く、カバー工法に対応できる製品はごくわずかなのでご注意ください。
Q.玄関ホールに窓がある場合は、そこも断熱リフォームした方がいい?
A.玄関ドアの結露対策としては近くにある窓の断熱リフォームはあまり関係ありませんが、寒さ対策としては玄関ドアと合わせて改修するプランがおすすめです。
逆に、隣接するホールや廊下の窓をそのままで玄関ドアだけ高断熱タイプに変えても、室温への影響をほとんど実感できません。
Q.玄関ドアの交換にかかる工事期間はどのくらい?
A.カバー工法で玄関ドアを交換する場合は、ドア周りの壁・土間を部分解体(復旧・補修)する必要がないため、原則として一日以内で工事が完了します。
また、解体工事が最小限で済むため、室内や玄関ポーチが広範囲で汚れる心配もありません。
そのため、玄関ドアリフォームではカバー工法が主流です。

(引用:LIXIL|リシェント玄関ドア3・リシェント玄関ドア3防火戸:1日で施工)
Q.マンションや賃貸アパートでも玄関ドアは交換できる?
A.マンションは管理組合、アパートなど賃貸物件では建物所有者(オーナー様)の許可を得られれば、玄関ドアの交換は可能です。
分譲マンションの場合、原則として玄関ドアや窓(サッシ・ガラス)は全て共用部に該当し、区分所有者の意思だけでは個別交換できません。
ただし、リフォームの目的が、防犯・断熱などの場合は、工事を承認される可能性があります。
管理組合に工事を認められれば、費用を修繕積立金で負担してもらえる場合もありますので、気になる方は管理組合や管理会社に相談してみましょう。『玄関ドアマイスター』では、戸建住宅だけではなく集合住宅の玄関ドアリフォームも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
>>>東京・千葉・茨城・埼玉・神奈川・栃木対象【無料現場調査】のご依頼
東京・埼玉・千葉・茨城・神奈川・栃木・群馬にお住まいで、窓のリフォームや玄関ドアの交換を検討されている方は、是非お気軽にお問い合わせください。
インターネットでのお見積りやお問い合わせを不安に思う方も多いと思いますが、玄関ドアマイスターでは、お見積りやお問い合わせをいただいたお客様に勧誘や営業は決していたしません。お気軽にご利用ください。












