窓をリフォームする際は様々な手段があります。その中でも「内窓」というリフォームは多くのメリットがあり、多くのリフォーム会社が推奨していることもあって人気の高い窓のリフォームとなっています。
では内窓とは一体どんなリフォームなのでしょうか?内窓と他のリフォームとの違いや内窓を取り付けることのメリットとは一体何なのでしょうか?今回はそんな内窓に関する情報についてご紹介します。
内窓とは新たな窓枠
内窓とはその名の通り窓に施すリフォームです。ただし窓ガラスをリフォームするわけではなく、既存の窓枠の内側に新たな窓枠を取り付けて二重構造にする事を意味します。そのため内窓は「二重窓」という呼び方をすることもあります。
似た様な名前で「ペアガラス」や「複層ガラス」という製品もあります。しかしこれらは特殊な製法で2枚のガラスを合わせて1枚の窓ガラスにした製品なので窓ガラスそのものを指します。内窓はガラスではなく窓枠のことなのでこれらとは全く違う扱いとなります。
内窓のメリット
たくさんの効果がある
内窓を取り付けると一度のリフォームでたくさんの効果を得ることが出来ます。よく言われる効果は「遮熱」「断熱」「結露防止」「防音」「防犯」などがあります。これにより夏・冬の気温差が激しい季節でも快適な気温で過ごすことが出来ますし、梅雨の時期に多い結露を防ぐことも出来ますし、騒音の侵入を防いで、不審者の侵入を予防することも出来ます。
例えば複層ガラスを設置する場合は、取り付けた複層ガラスの特徴しか反映されません。複層ガラスは基本的に遮熱か断熱のいずれかの効果しかありませんし、防音や防犯の効果はそれに特化した複層ガラスでない限り薄いです。そのため複層ガラスの場合、設置した際に得られる効果が少ないのに対して内窓の場合、一つでたくさんの効果を得ることが出来ます。
取り付けが簡単
内窓は窓のリフォームの中でも特に取り付け作業が簡単な部類であると言えます。その他のリフォームの場合、既存のパーツを取り外したり壊したりした後に新しい製品を取り付けます。しかし内窓の場合窓枠に新たな製品を取り付けるだけなので何かを取り外すという作業が発生しません。
実際に内窓を取り付ける際は1か所の窓に対して約60分で取り付けが完了します。そのため日曜大工が得意な人であれば、ホームセンターで必要な道具を買い揃えて自分で内窓を取り付けることも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。内窓はとても簡単なリフォームであるにもかからわらたくさんの効果を得ることが出来ます。内窓は遮熱と断熱の両方の効果を得られることから1年中効果を実感できるという特徴もあるので室内環境の向上にピッタリなリフォームと言えます。