網戸の役割と風通しの役割
そもそもなぜ網戸が必要であり、風通しが大切なのかご存じでしょうか。
網戸の役割
網戸は、虫の侵入を防ぐだけでなく、小動物が室内に入ってくることも防ぎます。またメッシュ状になっているため、風を通すことができ、室内に新鮮な空気を循環させることができます。
予想外かもしれませんが、日除けにも網戸は一役買っています。網戸があることで直射日光が室内に入りにくくなっています。網戸があるときとないときでぜひ試してみてください。少し光が入るのを和らげてくれていることが分かるでしょう。
風通しの役割
次になぜ風通しが大切なのか、分かりますか。季節に関わらず、1日1回換気することが推奨されています。
風通しを行うことで、新鮮な空気を循環させることができますし、室内にこもっている湿気を追い出す役割を果たしています。
室内に湿気がこもってまま放置しておくと、カビが生え、家を腐食させてしまう可能性があります。柱などが腐食してしまうと、家の強度が下がり、安全に住むことができません。
地域により多少の違いはありますが、日本は多湿な環境ですので、換気すること、風通しをよくすることは、非常に重要です。
参考:日本電機工業協会(JEMA) 換気について詳しく知ろう!
だからこそ、網戸や風通しをすることを大事し、できるだけ網戸を取り付け、風通しをする環境を整えましょう。開口部である窓だけでなく、玄関や勝手口も風を通す場所として活用しないともったいないですよね。
玄関に網戸を後付けできるリクシルの「しまえるんですα」
網戸を取り付けようと決めたら、どんな網戸を取り付けられるのか、後付けできないか、まず考えるかと思います。
玄関に後付けできる網戸なら、リクシルの「しまえるんですα」でしょう。何かいいのかお伝えします。
取り外しと収納性
簡単に取り外しができ、玄関だけでなく、勝手口にも取り付けることができます。また取り付ける際は、わずか1時間で取り付けることができます。
「しまえる」という名前の通り、使用しないときには、網戸部分がプリーツ状になっているため、小さく収納することができます。
対応できる玄関ドアのタイプ
「しまえるんですα」は様々なバリエーションがあり、玄関ドアのタイプに合わせて選ぶことができます。なお、対応している玄関ドアのタイプは以下の通りです。
●片開き
●親子
●両開き
●片袖親子
●引き戸
「しまえるんですα」はリクシル社製ですが、既存の玄関ドアがリクシル製ではない場合も網戸(しまえるんですα)を取り付けることができます。
安心設計で使いやすい
網戸を使うと、微妙な隙間があることはありませんか。虫が入るのではないかと気になりますよね。
しかし、戸先にピッタリとマグネットが埋め込まれているため、端がピッタリとくっつき、隙間のない網戸です。
また網戸を動かすレールですが、わずか5mmの高さのため、つまずきにくいバリアフリー設計となっています。
たとえ、網戸を軽く蹴ってしまったり、強風が起きてしまったりしたとしても、外れることない構造になっており、怪我のリスクなく生活することができるでしょう。
【おすすめ度★★★】リクシルの玄関ドアの網戸付き
リフォーム用の玄関ドアであり、通常の玄関ドアのガラス部分に網戸がついています。見た目がすっきりしていて、玄関ドアのデザインを損なっていません。
では、リクシル玄関ドア網戸付きの機能性に触れていきましょう。
網戸の開閉方法は2つ
玄関内の空気を入れ替えたい際には、網戸部分の窓を開ければよいだけです。
開け方は、上下上げ下げ式か、窓を手前に開けてたっぷりの風を取り入れられる縦すべりタイプの2つがあります。選ぶドアの種類によって異なります。
選ぶ玄関ドアのタイプが、断熱仕様の場合は、縦すべりタイプであり、断熱性能がないアルミ仕様の場合は、上げ下げ式の開閉方法となっています。
個人で開閉方法が選べないことは残念な点ですが、玄関ドアに網戸がついているという点だけでも優秀です。
玄関内の湿気防止
玄関は、思っている以上に、ジメジメしていますし、風の逃げ道がないため、ニオイがこもりがちです。
例えば、雨が降ったら、水滴が残る傘を置いておかなければいけませんし、ずっと外で履いて汗とニオイがこもってしまっている靴も置いておきますよね。特に夏はニオイがきつく感じられることもあるでしょう。
乾燥剤を置くだけでは、不十分です。網戸にして風を通すことで、玄関内の空気をリフレッシュすることができます。
家全体の温度も涼しくできる
風通しができることで、玄関内だけでなく、家全体の温度も涼しくすることができます。
夏の暑い時に明けても、暑い空気が入るだけで、室内の気温が本当に下がるのか、疑問に思うかもしれません。
しかし、暑い中でも風があたれば、涼しく感じますよね。空気が流れることで、こもっている熱を追い出すため、5分風を通すだけで、室内の気温が5度近く下がることも実証されています。
虫が入らない
風通しをする際、気になるのが、虫の侵入です。特に夏は蚊という天敵から身を守らなければなりません。
通常の玄関ドアで風を取り込もうとすると、ドアストッパーや、何かものを置いて隙間をつくりますが、蚊をはじめ、虫は入り放題となってしまいます。
網戸があるため、しっかりと家の中をガードしてくれます。
防犯対策もバッチリ
玄関ドアを開けっぱなしにするリスクがなくなりますし、玄関ドアの鍵をかけたまま、風を通すことができます。また網戸の状態にしていても、外側には格子があるため、外から手が差し込めないようにガードされているため、無理にこじ開けられる心配がありません。
外観を損なわないデザイン
玄関ドアの場合、ドアのデザインの中に含まれているため、外側(外観)の見た目が悪くなることがありません。
なお、リクシルでは、引き戸もオプションで網戸を取り付けることが可能です。引き戸玄関にリフォームする際に取り付けておけば、見た目では引き戸の障子デザイン性が損なわれませんので、網戸を取り付けるなら、引き戸ドアとセットで取り付けておくといいでしょう。
しかしオプションですので、有償になりますし、従来の網戸と同様に、玄関を開けっぱなしにしなければなりませんので、風通しは確保できますが、防犯面では劣ります。
引き戸で網戸にすると防犯性が劣りますが、網戸の状態ではない場合は、新しい引き戸に変えることで、現状より防犯対策を強化することができます。
また後付けできる「しまえるんですα」の場合、玄関開けっぱなしにしなければならず、開いていることが丸わかりですし、玄関内も丸見えと、恥ずかしさもありますし、家全体の雰囲気も損ねかねません。
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開口部の一つである玄関も風通しをしよう
風通しをする場といえば窓ですが、玄関も窓と同じ開口部です。その開口部から風を通すことで、家の空気を循環させることができます。
しかも、玄関は湿気がニオイが溜まりやすい場所ですから、より一層換気が必要な場所です。リクシルの網戸付き玄関ドアにリフォームして、快適な生活をぜひ送ってください。
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玄関ドアで困っていることがあれば、どんなことでもご相談ください。
玄関ドアは家の顔、お客様が初めに訪れる場所です。
家族にとっては、必ず毎日通る場所です。
きれいで快適な玄関は、生活の質を格段に向上させます。
新しい玄関で快適な生活を手に入れてください。