断熱カーテンとは?
断熱カーテンとは、断熱効果が期待できる機能をもった、特殊な加工が加えられた生地のカーテンのことです。
今かかっているカーテンと取り替えるだけで、窓から出入りする冷気・暖気を遮断する効果があると言われています。
断熱カーテンの断熱効果は本当に期待できる?
断熱カーテンは、一定の断熱効果は期待できるようです。
弊社が独自で調べたところ、断熱カーテン(厚手タイプ)として販売されている製品は、遮光によって熱を遮ることが主流です。
また一部の断熱カーテンは、レースカーテンとのすき間からも熱が出入りしないように窓を囲い込むように取り付ける仕様にしたカーテンもあります。
遮光することで、室内の冷暖房の効きがよくなり、省エネ効果に繋がります。
ですが、遮光1級程度のカーテンでないと断熱効果が期待できないかもしれません。
カーテンライナーやビニールカーテンもある
厚手タイプの断熱カーテンの他に、レースカーテンの代用となるカーテンライナーやビニールカーテンも断熱カーテンとして販売されています。
使い方は、カーテンのようにかけるだけです。
ただし製品の特性を見ると、カーテンライナーやビニールカーテンは、カーテンレールに取り付ける断熱シートのようです。
断熱ブラインド(ハニカムスクリーン)
断熱ブラインドは、カーテン系の断熱製品の一つです。
生地の断面がハチの巣(ハニカム)のような六角形の構造をし、空気層で断熱性を高めています。
透光性や遮光性などの調整もしやすく、カーテンよりも室内がおしゃれな雰囲気になると注目を集めています。
見た目を考えると、カーテンよりもブラインドが良さそうです。
断熱カーテンの注意点
一定の効果がある断熱カーテンですが、いくつか注意点がありますので、ご紹介します。
カーテンを閉じていないと効果がない
断熱カーテンはカーテンライナーは閉じた状態でないと効果がありません。
一年中、カーテンを閉じたままにはできないですよね。
部屋が暗くなる
厚手カーテンの場合、ほとんど外の光が入らず、室内は真っ暗です。
カーテンを閉じていないと断熱効果がありませんので、日中は電気を使うことになります。
となると本当に暑さ・寒さ対策になり省エネでしょうか。
カーテンが床についている必要がある
カーテンが床より少し上の長さが見た目に美しく、汚れにくいです。
しかし、断熱カーテンやカーテンライナーの場合、窓からの熱を遮断させるためには、サッシ部分まで隠れる長さ、床までついている必要があります。
断熱効果を得たとしても、床についたカーテンは見た目がいいとはいえません。
窓から伝わる熱の量は変わらない
断熱カーテンやカーテンライナーによって、窓から室内に伝わる熱を遮断できますが、窓から熱の出入り起こる状態のままです。
時には窓とカーテンの間に熱がこもってしまったり、窓に結露が発生したりする懸念があります。
そして結露が発生したまま放っておくと、カビが繁殖してしまう場合があります。
結露が発生したら、窓を拭く、換気をすれば対策できますので、梅雨のや冬はこまめに窓を確認することをおすすめします。
耐久性
厚手のカーテンもカーテンライナーも1年中使用できることから、窓に貼り付けるタイプの断熱シートよりは、耐久性があり、数年は断熱効果が期待できます。
断熱カーテンの注意点をご紹介しましたが、断熱シートとどう違うのか、効果は大きく異なるのか気になりますよね。
断熱カーテンと断熱シートを比較
断熱カーテンと断熱シートはどちらもお手頃価格で簡単に断熱できる製品ですので、どっちが断熱効果があるの?と気になる方がいます。
以下の4点で比較してみましょう。
- 価格
- 導入のしやすさ
- 断熱効果
- 耐久性
価格
安価な価格で入手できるのは、断熱シートです。
断熱シートは100均でも購入できます。
導入のしやすさ
断熱のしやすさで比較すると、いつもかけているカーテンと取り替えるだけですので、断熱カーテンです。
断熱シートは、窓ガラスに丁寧に貼り付ける手間がかかります。
断熱効果
断熱カーテンも断熱シートも一定の断熱効果が期待できます。
しかし、効果の持続性を踏まえると、断熱シートがワンシーズンに対し、断熱カーテンの方が1年中効果が期待できます。
耐久性
効果の持続性にも関する耐久性ですが、製品そのものの耐久性を比較すると、数年使用できる点で、断熱カーテンの方が耐久性があります。
<番外編>カーテンライナーと断熱シートを比較
上記でお話ししたように、カーテンライナーは、かけるタイプの断熱シートです。
単純に比較すると、その使い方ですが、断熱効果にも若干の違いがあるようです。
断熱効果が高いのは、カーテンライナーでしょう。
というのも、断熱シートは、ガラス面だけの対策に対し、カーテンライナーは窓の底部までカバーしますので、すき間風も防いでくれるからです。
断熱カーテンと断熱シートの製品の使い方や耐久性を考えると、長期的な使用は向いていませんでしたよね。
また、断熱カーテン・カーテンライナーは、また見た目があまりよくないですし、掃除の際は、いちいちカーテンを持ち上げないといけないといった手間がかかり、生活の利便性・快適性とは程遠いでしょう。
では、見た目がよく、掃除の手間がかからない、断熱効果が長期的に続く製品があったら、魅力的ですよね。
窓を断熱化するおすすめの製品
窓を断熱化するなら、窓そのものを断熱化させることがポイントです。
となると、おすすめの製品は『高性能窓』です。
今ある窓を『高性能窓』に交換するだけで、長期的に断熱効果を享受できます。
『高性能窓』とは、アルミ複合サッシ(もしくは樹脂サッシ)+トリプルガラスなどの断熱性能が付加されたガラスの窓を指します。
人気のあるブランドの『高性能窓』は、LIXIL『リプラス』やYKKAP『マドリモ』です。
特に断熱性に優れているのは、 LIXIL『リプラス』でしょう。
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断熱カーテンより『高性能窓』に交換をおすすめする理由
断熱カーテンなどよりも、『高性能窓』に交換することをおすすめする理由はいくつかあります。
・確かな断熱効果が長期的に続く
断熱カーテンも『高性能窓』も1年中断熱効果が期待できますが、製品そのものの耐久性を考慮して考えます。
すると、断熱カーテンは数年に対し、『高性能窓』は約30〜35年と圧倒的な差があります。
・省エネ効果が高くランニングコストの削減が期待できる
『高性能窓』は断熱効果が非常に高いため、総じて省エネ効果も高いです。
省エネ効果も高ければ、日々のランニングコストも削減が期待できます。
LIXIL『リプラス』の公式サイトでは、参考値として年間約2万円近く削減できると紹介されています。単純な計算をすると、30年間であれば、約60万円になりますので、見逃せませんよね。
・掃除の手間が最小限
断熱カーテンは日々のお部屋の掃除の際に、カーテンを持ち上げる手間がかかりますし、もちろん、窓の掃除もこれまで通りです。
一方『高性能窓』であれば、窓を拭くだけですので、手間のかけ具合が違います。
窓を交換するメリットも
また外窓交換による『断熱窓』への交換をおすすめする理由は、上記でお伝えした断熱効果・省エネ性・掃除の手間だけではありません。
「窓を交換する」ことで、他にも効果があります。
・窓の歪みを解消し、窓をスムーズに開閉できる
窓が老朽化すると、建具の歪みが生じ、窓の開閉がガタガタします。
しかし、新しい窓に交換することで、建具の歪みまで解消します。
歪みが解消したら、ストレスを軽減し、生活の快適性が向上します。
・気密性がアップする
窓の建て付けの状態が悪くなると、すき間が生じ、窓を閉め切った場合でも、すきま風が入ります。
冷暖房の効きが悪くなり、省エネとは程遠くなってしまいます。
しかし、外窓交換を行えば、すき間がなくなり気密性がアップし、断熱性と合わせて、さらなる省エネ効果が期待できます。
・見た目が美しくなる
新しい枠に変わるため、外側も室内もキレイになります。
・窓の種類を変えられる
風通しができる窓に変えたり、上げ下げ窓などデザイン性が高い窓に変えたりできます。
風通しができるようになれば、湿気対策になりますし、よりおしゃれな家になれば、気分も上がりますよね。
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費用の目安
「外窓交換」は窓リフォームの一つです。大掛かりな工事なのでは?費用も高いのでは?と懸念されることでしょう。
ですが、「外窓交換」のカバー工法という工法であれば、工事は1日で完了します。
費用相場は小窓サイズで約18万円〜(参考価格:弊社簡単見積もり)です。
ですが補助金を利用することで費用を抑えられます。
特に2024年は外窓交換による補助金額が昨年より高額になっていますので、まさに今がチャンスです!
▶︎詳しいお見積もりは弊社の簡単お見積もりからご確認ください。
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断熱カーテンも魅力的だが確かな性能のある窓に交換も考えて
断熱カーテンは、一定の断熱効果が得られる上に、手に届きやすい価格で入手できるため、魅力的な製品です。
ですが、使用時は不便なことがあったり、長期的に効果が感じられないなど注意点があります。
せっかく断熱化させたいと考えているなら、長期的に断熱効果がある、利便性・快適性も向上する、『外窓を高性能窓に交換(外窓交換)する』のがおすすめです。
玄関ドアマイスターは東京、茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木で玄関ドアの交換と併せて行う窓のリフォーム(内窓・窓交換)を承っています。玄関ドアや窓のことなら何でもご相談ください。ご自宅の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
お客様のご自宅に伺う仕事ですので、信頼を何よりも大切にしています。丁寧親切はもちろんのこと、マナーの徹底も行っています。仕事は、最後は人で決まるという部分があります。世界に唯一の商品やサービスを売っている会社なんて一握り。同じような価格、同じようなサービスは、他にもある。それでも「あの人に」と選んでいただける、そんな会社でありたいと思っています。
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